海外FXブローカーのTRADEVIEWとFXGTの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
TRADEVIEWとFXGTを基本スペックで比較
TRADEVIEWとFXGTの基本的なスペックを比べてみます。
TRADEVIEW | FXGT | |
運営会社 | Tradeview Ltd | 360 Degrees Markets Ltd |
設立 | 2004年 | 2019年 |
金融庁ライセンス | ケイマン諸島金融庁 | セーシェル共和国金融庁 |
資金管理 | Banco Santander S.A.で分別管理 |
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口座の方式 | NDD(STP・ECN) | NDD(STP・ECN) |
口座の種類 |
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最小ロット数 |
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最大ロット数 | 無制限 |
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最大レバレッジ | 200倍(X leverage口座は500倍) | 1,000倍(Crypto max口座は500倍) |
ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
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ボーナス | なし |
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スキャルピング | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし
※3カ月間取引がなかった場合、月額50ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
なし
※90日間取引または入出金がなかった場合、月額10ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 | 100% |
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マージンコール水準 | なし |
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プラットフォーム |
|
MT5 |
最低入金額 |
|
5ドル |
FX通貨ペア | 61種類 | 53種類 |
他の金融商品 | 株式指数:10種類、貴金属:5種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:5種類 | 株式指数:8種類、貴金属:2種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:41種類、株式:51種類、シンセティックペア:20種類、GTi12指数:12種類、DeFiトークン:10種類、NFT:5種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、uphold | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、ADA、BTC、ETH、USDT、XRP |
出金方法 | 海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、uphold | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、ADA、BTC、ETH、USDT、XRP |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 5口座 | 8口座 |
TRADEVIEWは、低いスプレッドと豊富な取引ツールが利用できることで注目を集めています。一方のFXGTは、とても豪華なボーナスを受け取れることでトレーダーから絶賛されています。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
TRADEVIEWとFXGTをメリット・デメリットで比較
TRADEVIEWとFXGTのメリット・デメリットを比較していきます。
TRADEVIEWのメリット・デメリット
★メリット
- とても狭いスプレッド
- MT4・MT5・cTrader・Currenexを利用できる
- 信託保全により最大35,000ドルまで保証
- サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- 最大レバレッジが500倍と低い(ILC口座は200倍)
- ILC口座の最低入金額が1,000ドルと高い
- ILC口座の取引手数料が1ロットあたり片道2.5ドルかかる
- ロスカット水準が100%と高い
- ボーナスがない
- 日本語公式サイトの情報量が少ない
海外FX業界内でも狭いスプレットや取引ツールなどの取引環境を求めるなら、経験豊富な中上級者に人気のあるTRADEVIEWをおすすめします。ただし、ILC口座の最低入金額が1,000ドルとハードルが高く、ボーナスやキャンペーンも一切ないことから自己資金で取引することになります。
FXGTのメリット・デメリット
★メリット
- 5種類ある口座タイプから選べる
- 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
- 仮想通貨のスプレッドは最狭クラス
- 株式・シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTなどの銘柄が充実
- 賠償責任保険の補償限度額が最大100万ユーロ
- 豊富なボーナス(クッション機能付き)
- 最低入金5ドルだから少額資金でもOK
- 幅広い入出金方法が選べる
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- スプレッドは平均クラス
- ECN口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
- ストップレベルが広い
- ロスカット率が40%と高い(Crypto max口座・ECN口座)
- MT5のみ利用できる
豪華なボーナスを活用して資金ゼロで取引するならFXGTをおすすめします。FX通貨ペアや仮想通貨FXなどで最大1,000倍のレバレッジをかけられるため、大きな利益を得られるチャンスもあります。ただし、取引ツールがMT5に限定されていることがデメリットになります。
TRADEVIEWとFXGTを最大レバレッジで比較
TRADEVIEWとFXGTの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
TRADEVIEWとFXGTの最大レバレッジを比較していきます。
TRADEVIEW | ||
X Leverage口座 | ILC口座 | |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.1ロット=10,000通貨 |
最低必要証拠金 | 220円 | 5,500円 |
最低入金額 | 100ドル | 1,000ドル |
FXGT | |||||
ミニ口座 | Crypto max口座 | スタンダード+口座 | プロ口座 | ECN口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=100通貨 | 銘柄によって異なる | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 11円 | − | 110円 | 110円 | 110円 |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べるとTRADEVIEWは500倍、FXGTは1,000倍となり、FXGTの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはFXGTのミニ口座の11円ですが、最も大きな資金が必要になるのはTRADEVIEWのILC口座の5,500円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差があるので、大きなレバレッジを利用して少額からトレードするならFXGTをおすすめします。
レバレッジ制限
続いて、TRADEVIEWとFXGTのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★TRADEVIEWのレバレッジ制限
口座資金 | X Leverage口座 | ILC口座 |
100,000ドル以下 | 500倍 | 200倍 |
100,000ドル以上 | 具体的な倍率は非公開 | 具体的な倍率は非公開 |
★FXGTのレバレッジ制限(メジャーFX通貨ペアの場合)
取引量 | ミニ口座・Crypto Max口座・スタンダード+口座・プロ口座・ECN口座 |
300,000ドル以下 | 1,000倍 |
300,000ドル〜1,000,000ドル | 500倍 |
1,000,000ドル〜2,000,000ドル | 200倍 |
2,000,000ドル〜3,000,000ドル | 100倍 |
3,000,000ドル〜5,000,000ドル | 50倍 |
5,000,000ドル以上 | 20倍 |
※銘柄により最大レバレッジは異なります。
TRADEVIEWは口座残高によって最大レバレッジが変わりますが、FXGTは保有ポジションにより倍率が変動するダイナミックレバレッジを採用しています。メジャーFX通貨ペアで比べた場合、TRADEVIEWは口座残高100,000ドルを超えるまで最大500倍で取引できますが、FXGTは取引量が300,000ドルまで1,000倍で取引ができます。ダイナミックレバレッジのメリットは、口座残高がいくらになってもロット数次第では最大レバレッジが適用されるところです。TRADEVIEWよりもレバレッジ制限が緩く、手軽にハイレバレッジで取引したい場合は、FXGTが有利ですね。
TRADEVIEWとFXGTを取扱銘柄で比較
TRADEVIEWとFXGTの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | TRADEVIEW | FXGT |
FX通貨 | 61銘柄 | 53銘柄 |
貴金属 | 5銘柄 | 2銘柄 |
エネルギー | 3銘柄 | 3銘柄 |
商品 | なし | なし |
株式 | なし | 51銘柄 |
株式指数 | 10銘柄 | 8銘柄 |
債券 | なし | なし |
ETF | なし | なし |
仮想通貨 | 5銘柄 | 41銘柄 |
シンセティックペア | なし | 20銘柄 |
GTi12指数 | なし | 12銘柄 |
DeFiトークン | なし | 10銘柄 |
NFT | なし | 5銘柄 |
★FXGT口座タイプ別の取扱銘柄
銘柄 | ミニ口座 | Crypto max口座 | スタンダード+口座 | プロ口座 | ECN口座 |
FX通貨 | ○53種類 | × | ○53種類 | ○53種類 | ○53種類 |
貴金属 | ○2種類 | × | ○2種類 | ○2種類 | ○2種類 |
エネルギー | ○3種類 | × | ○3種類 | ○3種類 | ○3種類 |
株式 | ○11種類 | × | ○28種類 | ○51種類 | ○51種類 |
株式指数 | ○8種類 | × | ○8種類 | ○8種類 | ○8種類 |
仮想通貨 | ○12種類 | ○41種類 | ○32種類 | ○32種類 | ○24種類 |
シンセティックペア | × | ○13種類 | ○9種類 | ○9種類 | ○9種類 |
GTi12指数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
DeFiトークン | × | ○10種類 | × | ○10種類 | × |
NFT | × | ○5種類 | × | ○5種類 | × |
銘柄を比べると、TRADEVIEWよりもFXGTの方が圧倒的に幅広い取引に対応していることがわかります。FXGTでは、株式やシンセテイックペア、GTi12指数、DeFiトークン、NFTなども取り揃えているため、様々な銘柄を取引したいトレーダーにおすすめします。ただし、FXGTの口座タイプによって取り扱い銘柄数がかなり異なるので注意しましょう。
TRADEVIEWとFXGTをスプレッドで比較
TRADEVIEWとFXGTのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。
STP口座
TRADEVIEWとFXGTの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | TRADEVIEW | FXGT |
X leverage口座 | スタンダード+口座 | |
USD/JPY | 1.8pips | 1.8pips |
EUR/JPY | 1.9pips | 1.6pips |
GBP/JPY | 2.3pips | 2.4pips |
AUD/JPY | 2.6pips | 2.5pips |
EUR/USD | 1.7pips | 1.6pips |
GBP/USD | 2.0pips | 2.4pips |
2社の口座を比較すると、TRADEVIEWよりFXGTの方が平均スプレッドはやや狭くなっています。海外FX業界では平均クラスのFXGTですが、仮想通貨のスプレッドは競合他社と比べてもとても狭いことで絶賛されています。また、豪華なボーナスを利用すれば、取引コストを抑えることができるのでバランスが取れていると言えそうです。
ECN口座
続いて、TRADEVIEWのILC口座と、FXGTのECN口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、TRADEVIEWは1ロットあたり片道2.5ドル、FXGTは1ロットあたり片道3ドルかかります。
通貨ペア | TRADEVIEW | FXGT |
ILC口座 ※1 | ECN口座 ※2 | |
USD/JPY | 0.6pips | 1.4pips |
EUR/JPY | 0.8pips | 2.1pips |
GBP/JPY | 1.0pips | 2.8pips |
AUD/JPY | 0.8pips | 2.2pips |
EUR/USD | 0.5pips | 1.5pips |
GBP/USD | 0.7pips | 1.6pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.5pipsを合算したpips
※2…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | TRADEVIEW | FXGT |
ILC口座 | ECN口座 | |
USD/JPY | 650円 | 1,460円 |
EUR/JPY | 850円 | 2,160円 |
GBP/JPY | 1,050円 | 2,860円 |
AUD/JPY | 850円 | 2,260円 |
EUR/USD | 550円 | 1,650円 |
GBP/USD | 770円 | 1,760円 |
※ILC口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料5ドル」
- ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+5ドル=10,000pips+5ドル=100円+550円=650円
- ユーロドルの場合:0.0pips×10万通貨+5ドル=5ドル=550円
※ECN口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」
- ドル円の場合:0.8pips×10万通貨+6ドル=80,000pips+6ドル=800円+660円=1,460円
- ユーロドルの場合:0.9pips×10万通貨+6ドル=90,000pips+6ドル=9ドル+6ドル=15ドル=1,650円
上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。取引回数や取引数量が多いトレードスタイルの場合はスプレッドが狭く、取引手数料が安いTRADEVIEWの方が有利です。
TRADEVIEWとFXGTをスワップポイントで比較
TRADEVIEWとFXGTの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | TRADEVIEW | FXGT | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | -19円 | -42円 | 17円 | -88円 |
EUR/JPY | -37円 | -14円 | -43円 | -34円 |
CAD/JPY | -9円 | -25円 | 6円 | -76円 |
AUD/JPY | -9円 | -23円 | -4円 | -54円 |
CHF/JPY | -41円 | -4円 | -61円 | -26円 |
GBP/JPY | -36円 | -56円 | -4円 | -76円 |
NZD/JPY | -4円 | -26円 | 5円 | -73円 |
EUR/USD | -49円 | -12円 | -96円 | 8円 |
TRY/JPY | – | – | 20円 | -140円 |
ZAR/JPY | – | – | – | – |
※1ドル106円として計算しています。
一見、FXGTのUSD/JPY(買)やTRY/JPY(買)は大きなスワップポイントを受け取れそうですが、反対のUSD/JPY(売)やTRY/JPY(売)では大きなマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、TRADEVIEWとFXGT共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
TRADEVIEWとFXGTを取引ツールで比較
TRADEVIEWとFXGTの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | TRADEVIEW | FXGT |
MT4 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | × |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | × | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | × | |
タブレット:Android・iPad | ○ | × | |
MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | ○(Androidのみ) | |
タブレット:Android・iPad | ○ | ○(Androidのみ) | |
cTrader | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | × |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | × | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | × | |
タブレット:Android・iPad | ○ | × | |
Currenex | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | × |
ブラウザ:Webトレーダー | × | × | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | × | |
タブレット:Android・iPad | ○ | × |
TRADEVIEWは「MT4」「MT5」「cTrader」「Currenex」という4つの取引プラットフォームが利用可能ですが、一方のFXGTでは「MT5」のみとなります。自動売買で稼ぐとなるとMT5よりMT4の方が優秀なため、MT4とMT5の両方に対応しているTRADEVIEWが有利です。
MT4・MT5の取引ツール
MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
cTraderの取引ツール
cTraderは、約定スピードが速く、スキャルピングトレーダーから人気があります。インターバンク市場に直接注文するためスプレッドは狭くなるものの、その代わりとして取引手数料がかかります。cTraderの自動売買は、初心者にとって難易度が高いことがデメリットになるので注意しましょう。
★cTraderの特徴
- 板情報:MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。(板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。)
- 高い約定力:スピーディーな取引が可能。
- 狭いスプレッド:0.0pipsからトレード可能。
- 透明性の高い取引:約定拒否がない取引が可能。
- 日本語対応:日本語表示と日本時間の設定可能。
Currenex
Currenexは、機関投資家や大口トレーダー向けの取引プラットフォームです。利用する投資家の数も少ないため、情報入手がとても難しいことがデメリットです。
TRADEVIEWとFXGTを信頼性やサポート体制で比較
最後に、TRADEVIEWとFXGTの安全性や信頼性を比較してみましょう。
TRADEVIEW | FXGT | |
法人名 | Tradeview Ltd | 360 Degrees Markets Ltd |
設立 | 2004年
※日本人向けFXサービスの開始は2010年から |
2019年 |
所在地 | 103 S Church Street. Harbou Place, 4th floor, Cayman Islands | Room 12, First Floor, Kingsgate House, Victoria, Mahe, Seychelles |
金融ライセンス | CIMA(ケイマン諸島金融庁)ライセンス番号:585163 | Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD019 |
資金管理 |
|
優良銀行で分別管理 |
資本金 | 非公開 | 非公開 |
従業員数 | 36名 | 180名(支社含む) |
特徴 | 海外FX中級者・上級者向き | 7万人以上のトレーダーが利用 |
運営歴の長さ
海外FX中級者・上級者向きのTRADEVIEWは、2010年から日本人向けFXサービスを開始しています。一方のFXGTは、出金拒否や不正取引などの悪い噂はほとんどありませんが、運営歴が浅いため実績も口コミ評判も少ないのが現状です。運営歴で選ぶならTRADEVIEWの方が有利と言えますね。
金融ライセンスの取得
TRADEVIEWは、審査基準が厳しく、信頼性の高いケイマン諸島の金融ライセンスを取得しています。一方のFXGTは、取得が簡単なセーシェルの金融ライセンスを保有しています。ライセンスだけを見るとTRADEVIEWの方が安心して利用できると言えますね。
分別管理と信託保全の有無
TRADEVIEWとFXGTでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。TRADEVIEWは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全を導入しているため、最大35,000ドルまで保証されています。
一方のFXGTは、最大1,000,000ユーロまで保証する賠償責任保険に加入しています。信託保全の採用はないものの、この保険が実質的な信託保全の役割を果たしてくれるようです。海外FX業者の中でもここまで手厚い保証をしているブローカーは珍しく、FXGTの方が安心して資金を預けられると言えます。
ストップレベルの差
FX通貨 | TRADEVIEW | FXGT |
EUR/USD | 0.0 pips | 5.2pips |
EUR/JPY | 0.0 pips | 8.0pips |
GBP/USD | 0.0 pips | 8.4pips |
USD/JPY | 0.0 pips | 6.2pips |
ストップレベルを比べると、FXGTはTRADEVIEWよりかなり広めです。ストップレベルが広いと希望価格で決済することができず、利益を逃してしまう可能性があります。特にスキャルピングを行う場合は、TRADEVIEWの方が有利なことは明確ですね。
★ストップレベルとは?
ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行うときに現在価格から最低でも何pips以上離さなければいけない価格差のことです。
ロスカット水準の違い
TRADEVIEWでは、証拠金維持率が100%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のFXGTは、証拠金維持率が20%(Crypto max口座とECN口座は40%)になるまでロスカットされず、TRADEVIEWより資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。
★ロスカット水準とは?
ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。
ゼロカットの有無
TRADEVIEWとFXGTの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、TRADEVIEWとFXGTがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。
便利機能や学習機能の種類
TRADEVIEW | FXGT |
なし |
|
FXGTではFXや仮想通貨の基礎知識をブログで読むことができますが、一方のTRADEVIEWは便利なツールが一切ないので注意しましょう。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | TRADEVIEW | FXGT |
公式サイト | ○ | ○ |
ライブチャット | 平日午前8:30~午後4:00
(英語のみ) |
平日24時間 |
メールサポート | 平日24時間 | 平日24時間 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
TRADEVIEWとFXGTでは、日本語でのお問い合わせが可能です。ただし、TRADEVIEW公式サイトは日本語での説明が少なく、さらにライブチャットは英語のみ対応しています。FXGTの方が優秀な日本語対応を行なっているだけでなく、営業時間も長いため相談しやすいでしょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
TRADEVIEW | 国内銀行送金 | 無料 | 下限なし | 1営業日 |
海外銀行送金 | 無料 | 下限なし | 1~3営業日 | |
VISAカード | 無料 | 下限なし | 1営業日 | |
Masterカード | 無料 | 下限なし | 1営業日 | |
bitwallet | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
STICPAY | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
uphold | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
FXGT | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 4時間以内 |
海外銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 | |
VISAカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1,000円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 5,000円 | 即時 | |
ADA | 無料 | 10ADA | 30分以内 | |
BTC | 無料 | 0.0001BTC | 30分以内 | |
ETH | 無料 | 0.05 ETH | 30分以内 | |
USDT | 無料 | 25USDT | 30分以内 | |
XRP | 無料 | 25RP | 30分以内 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
TRADEVIEW | 海外銀行送金 | 35ドル | 下限なし | 1~3営業日 |
VISAカード | 無料 | 下限なし | 数日〜2カ月程 | |
Masterカード | 無料 | 下限なし | 数日〜2カ月程 | |
bitwallet | 1ドル(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
STICPAY | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
uphold | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
FXGT | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 |
海外銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 | |
VISAカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
JCBカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
Masterカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
bitwallet | 無料(※2) | 1,000円 | 2営業日 | |
STICPAY | 無料(※2) | 3,000円 | 2営業日 | |
ADA | 無料 | 10ADA | 2営業日 | |
BTC | 無料 | 0.0001BTC | 2営業日 | |
ETH | 無料 | 0.05 ETH | 2営業日 | |
USDT | 無料 | 25USDT | 2営業日 | |
XRP | 無料 | 25XRP | 2営業日 |
(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。
入金方法としてTRADEVIEWは7種類、FXGTなら12種類、出金方法の場合はTRADEVIEWなら6種類、FXGTは12種類の中から選ぶことができます。両社共に出金の反映時間が遅いため、入出金の方法、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。
TRADEVIEWをおすすめする方
★TRADEVIEWがおすすめの人
- 海外FX経験のある中上級者
- 狭いスプレッドで取引したい
- スキャルピングやデイトレードをしたい
- MT4・cTrader・Currenexを使いたい
- 信託保全があるFX業者を利用したい
- 自己資金が1,000ドル以上ある
TRADEVIEWの最低入金額は高めですが、ILC口座の狭いスプレッドで取引できるというメリットから中上級者におすすめします。取引スタイルに合わせて4つの取引プラットフォームを使えるので、自身のトレードスタイルに合わせて利益を狙えるはずです。
FXGTをおすすめする方
★FXGTがおすすめの人
- 豪華なボーナスを利用したい
- 幅広いCFD銘柄を取引したい
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- 賠償責任保険のあるFX業者を利用したい
- ロスカット水準20%で取引したい
- 国内銀行で入出金をしたい
- 少ない資金で大きな利益を得たい
FXGTは、豪華ボーナスが受け取れる他にも、最低入金額が5ドルということから低リスクで始めたいトレーダーにおすすめです。最大1,000倍のレバレッジをかけてトレードすることができるため、大きな利益を狙えるチャンスがあります。
まとめ
海外FX業者のTRADEVIEWとFXGTについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
TRADEVIEW | FXGT | |
安全性・信頼性 | ◎ | ◎ |
最大レバレッジ | × | ◎ |
取扱銘柄 | △ | 株式・シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFT(口座タイプによって異なる) |
スプレッド重視 | ◎ | △(仮想通貨は狭い) |
スワップポイント重視 | × | × |
取引ツール | 初心者〜中上級者 | × |
ボーナス重視 | × | ◎ |
少額投資 | ×(最低入金額が高い) | ◎ |
日本語サポート重視 | △ | ◎ |
総合的に見て勝者はFXGTと言えます。スプレッドを見るとTRADEVIEWの方が有利ですが、最大レバレッジ、豊富な取引銘柄、豪華ボーナス、最低入金額などを比較するとFXGTの方が優秀です。資金に余裕があり、狭いスプレッドでトレードする中上級者にはTRADEVIEWのILC口座をおすすめしますが、ハイレバレッジを利用して大きな利益を狙うトレーダーや仮想通貨を取引したいトレーダーにはFXGTが適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。
TRADEVIEWの比較情報一覧
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TRADEVIEWとBIGBOSS FXを8つの項目で比較!
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