海外FXブローカーのFXGTとBIG BOSSの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。両社共に注目される海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
FXGTとBIG BOSSを基本スペックで比較
FXGTとBIG BOSSの基本的なスペックを比べてみます。
FXGT | BIG BOSS | |
運営会社 | 360 Degrees Markets Ltd | Big Boss Holdings Company Limited |
設立 | 2019年 | 2013年 |
金融庁ライセンス | セーシェル共和国金融庁 | セントビンセント及びグレナディーン金融庁 |
資金管理 |
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分別管理 |
口座の方式 | NDD(STP・ECN) | NDD(STP・ECN)CEX |
口座の種類 |
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最小ロット数 |
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最大ロット数 |
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最大レバレッジ | 1,000倍(Crypto max口座は500倍) | 1,111倍(CRYPTOS口座は1倍) |
ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
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ボーナス |
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スキャルピング | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし
※90日間取引または入出金がなかった場合、月額10ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
なし |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 |
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20% |
マージンコール水準 |
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50% |
プラットフォーム | MT5 |
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最低入金額 | 5ドル | 制限なし |
FX通貨ペア | 53種類 | 42種類 |
他の金融商品 | 株式指数:8種類、貴金属:2種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:41種類、株式:51種類、シンセティックペア:20種類、GTi12指数:12種類、DeFiトークン:10種類、NFT:5種類 | 株式指数:7種類、貴金属:2種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:30種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、ADA、BTC、ETH、USDT、XRP | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、BTC |
出金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、ADA、BTC、ETH、USDT、XRP | 国内銀行送金、bitwallet、BXONE、BTC |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 8口座 | 無制限 |
FXGTは、とても豪華なボーナスを受け取れることで多くのトレーダーから絶賛されています。一方のBIG BOSSは、ハイレバレッジを求めるトレーダーから人気を集めています。どちらもハイスペックで勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
FXGTとBIG BOSSをメリット・デメリットで比較
FXGTとBIG BOSSのメリット・デメリットを比較していきます。
FXGTのメリット・デメリット
★メリット
- 5種類ある口座タイプから選べる
- 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
- 仮想通貨のスプレッドは最狭クラス
- 株式・シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTの取引可能
- 賠償責任保険の補償限度額が最大100万ユーロ
- 豊富なボーナス(クッション機能付き)
- 最低入金5ドルだから少額資金でもOK
- 幅広い入出金方法が選べる
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- スプレッドは平均クラス
- ストップレベルが広い
- ロスカット率が40%と高い(Crypto max口座・ECN口座)
- MT5のみ取引ツールが利用可能
豪華ボーナスを活用して、豊富な取引銘柄から選びたい初心者にはFXGTをおすすめします。FX通貨ペアや仮想通貨FXなどで最大1,000倍のレバレッジを効かせられるため、大きな利益を獲得できるチャンスがあります。ただし、取引ツールがMT5に限定されている、というデメリットもあります。
BIG BOSSのメリット・デメリット
★メリット
- 最大レバレッジ1,111倍で取引できる
- ポイントが貯まるBigBossポイント
- 取引ツールはMT4・BigBoss QuickOrderが利用可能
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
- 自社の仮想通貨取引所「CRYPTOS」を運営している
★デメリット
- 最大50ロットと大口取引に向いていない
- スプレッドは平均クラス
- 取扱銘柄の種類が少ない
- プロスプレッド口座の取引手数料が1ロットあたり片道4.5ドルかかる
- ストップレベルが広い
- ボーナスが期間限定(クッション機能付き)
- クレジットカードの最低入金額が5万円と高い
ハイレバレッジや、BigBossポイントが貯まるポイント制度を求めるならBIG BOSSをおすすめします。特に、取引手数料無料のスタンダード口座は、ボーナス対象だからトレードしやすいでしょう。ただし、他社と比べて銘柄の種類が少なく、口座タイプによっては「FX通貨のみ取引可能」「仮想通貨のみ取引可能」というデメリットもあります。
FXGTとBIG BOSSを最大レバレッジで比較
FXGTとBIG BOSSの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
FXGTとBIG BOSSの最大レバレッジを比較していきます。
FXGT | |||||
ミニ口座 | Crypto max口座 | スタンダード+口座 | プロ口座 | ECN口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=100通貨 | 銘柄によって異なる | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 11円 | − | 110円 | 110円 | 110円 |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
BIG BOSS | |||
スタンダード口座 | プロスプレッド口座 | CRYPTOS口座 | |
最大レバレッジ | 1,111倍 | 1,111倍 | 1倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 銘柄によって異なります。 |
最低必要証拠金 | 99円 | 99円 | 銘柄によって異なります。 |
最低入金額 | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べるとFXGTは1,000倍、BIG BOSSは1,111倍となり、BIG BOSSの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはFXGTのミニ口座の11円ですが、最も大きな資金が必要になるのはFXGTのスタンダード+口座・プロ口座・ECN口座の110円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差がありますね。レバレッジだけを見るとBIG BOSSが有利ですが、大口取引するならFXGTをおすすめします。
レバレッジ制限
続いて、FXGTとBIG BOSSのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★FXGTのレバレッジ制限(メジャーFX通貨ペアの場合)
取引量 | ミニ口座・Crypto Max口座・スタンダード+口座・プロ口座・ECN口座 |
300,000ドル以下 | 1,000倍 |
300,000ドル〜1,000,000ドル | 500倍 |
1,000,000ドル〜2,000,000ドル | 200倍 |
2,000,000ドル〜3,000,000ドル | 100倍 |
3,000,000ドル〜5,000,000ドル | 50倍 |
5,000,000ドル以上 | 20倍 |
※銘柄により最大レバレッジは異なります。
★BIG BOSSのレバレッジ制限
口座資金 | スタンダード口座・プロスプレッド口座 |
1,999,999円以下 | 1,111倍 |
2,000,000円~4,999,999円 | 555倍 |
5,000,000円~9,999,999円 | 200倍 |
10,000,000円以上 | 100倍 |
※CRYPTOS口座は、レバレッジ1倍固定です。
FXGTは保有ポジションにより倍率が変動するダイナミックレバレッジを採用していますが、BIG BOSSは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。ダイナミックレバレッジのメリットは、口座残高に左右されず、ロット数によって最大レバレッジが適用されところです。例えば、FXGTのメジャー通貨なら300,000ドル以下のポジションであれば1,000倍のレバレッジをかけることができます。お手軽にハイレバレッジで取引したいトレーダーにFXGTをおすすめします。
FXGTとBIG BOSSを取扱銘柄で比較
FXGTとBIG BOSSの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | FXGT | BIG BOSS |
FX通貨 | 53銘柄 | 42銘柄 |
貴金属 | 2銘柄 | 2銘柄 |
エネルギー | 3銘柄 | 2銘柄 |
商品 | なし | なし |
株式 | 51銘柄 | なし |
株式指数 | 8銘柄 | 7銘柄 |
仮想通貨 | 41銘柄 | 30銘柄 |
シンセティックペア | 20銘柄 | なし |
GTi12指数 | 12銘柄 | なし |
DeFiトークン | 10銘柄 | なし |
NFT | 5銘柄 | なし |
銘柄を比べると、BIG BOSSよりもFXGTの方が圧倒的に多いことがわかります。FXGTは、BIG BOSSで取引できない株式やシンセティックペア、GTi12指数、DeFiトークン、NFTなどのトレードが可能になるため、様々な銘柄をトレードしたい人に適しています。銘柄の種類やトレードのしやすさを考えると、圧倒的にFXGTをおすすめします。
★FXGT口座タイプ別の取扱銘柄
銘柄 | ミニ口座 | Crypto max口座 | スタンダード+口座 | プロ口座 | ECN口座 |
FX通貨 | ○53種類 | × | ○53種類 | ○53種類 | ○53種類 |
貴金属 | ○2種類 | × | ○2種類 | ○2種類 | ○2種類 |
エネルギー | ○3種類 | × | ○3種類 | ○3種類 | ○3種類 |
株式 | ○11種類 | × | ○28種類 | ○51種類 | ○51種類 |
株式指数 | ○8種類 | × | ○8種類 | ○8種類 | ○8種類 |
仮想通貨 | ○12種類 | ○41種類 | ○32種類 | ○32種類 | ○24種類 |
シンセティックペア | × | ○13種類 | ○9種類 | ○9種類 | ○9種類 |
GTi12指数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
DeFiトークン | × | ○10種類 | × | ○10種類 | × |
NFT | × | ○5種類 | × | ○5種類 | × |
FXGTの注意点として、口座タイプによって取り扱い銘柄数がかなり異なります。また、BIG BOSSのプロスプレッド口座はFX通貨のみ取引可能、CRYPTOS口座は仮想通貨のみ取り扱っているので不便を感じる可能性があります。
FXGTとBIG BOSSをスプレッドで比較
FXGTとBIG BOSSのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。
STP口座
FXGTとBIG BOSSの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | FXGT | BIG BOSS |
スタンダード+口座 | スタンダード口座 | |
USD/JPY | 1.8pips | 1.5pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 1.9pips |
GBP/JPY | 2.4pips | 2.5pips |
AUD/JPY | 2.5pips | 2.0pips |
EUR/USD | 1.6pips | 1.7pips |
GBP/USD | 2.4pips | 2.2pips |
2社の口座を比較すると、FXGTよりBIG BOSSの方が平均スプレッドは低くなっています。一見、FXGTのスプレッドは全体的に高めに見えますが、海外FX業者の中では平均的なレベルです。仮想通貨に特化したFX業者なので、仮想通貨のスプレッドは競合他社よりとても狭いことで人気があります。
一方のBIG BOSSでは、「BigBossポイント」というポイント制度を利用することで、取引コストを抑えることができます。ただし、BIG BOSSのスタンダード口座とプロスプレッド口座では付与率が異なるので注意しましょう。
★BigBossポイント(BBP)とは?
BigBossポイントでは、スタンダード口座でFX通貨ペアを1ロット取引する毎に16ポイント、プロスプレッド口座では1ロット取引する毎に6ポイントが付与されます。BigBossポイントは、6ポイントにつき1ドルのクレジットボーナスと交換できるため、ボーナスを含めるとスタンダード口座の実質スプレッドは0.2pips、プロスプレッド口座だと0.1pipsほど低くなります
ECN口座
続いて、FXGTのECN口座と、BIG BOSSのプロスプレッド口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、FXGTは1ロットあたり片道3ドル、BIG BOSSは1ロットあたり片道4.5ドルかかります。
通貨ペア | FXGT | BIG BOSS |
ECN口座 ※1 | プロスプレッド口座 ※2 | |
USD/JPY | 1.4pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 2.1pips | 1.5pips |
GBP/JPY | 2.8pips | 1.8pips |
AUD/JPY | 2.2pips | 2.1pips |
EUR/USD | 1.5pips | 1.4pips |
GBP/USD | 1.6pips | 1.8pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips
※2…1ロットあたり往復手数料0.9pipsを合算したpips
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | FXGT | BIG BOSS |
ECN口座 | プロスプレッド口座 | |
USD/JPY | 1,460円 | 1,190円 |
EUR/JPY | 2,160円 | 1,590円 |
GBP/JPY | 2,860円 | 1,890円 |
AUD/JPY | 2,260円 | 2,190円 |
EUR/USD | 1,650円 | 1,540円 |
GBP/USD | 1,760円 | 1,980円 |
※ECN口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」
- ドル円の場合:0.8pips×10万通貨+6ドル=80,000pips+6ドル=800円+660円=1,460円
- ユーロドルの場合:0.9pips×10万通貨+6ドル=90,000pips+6ドル=9ドル+6ドル=15ドル=1,650円
※プロスプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料9ドル」
- ドル円の場合:0.2pips×10万通貨+9ドル=20,000pips+9ドル=200円+990円=1,190円
- ユーロドルの場合:0.5pips×10万通貨+9ドル=50,000pips+9ドル=5ドル+9ドル=14ドル=1,540円
上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。BIG BOSSの方が平均スプレッドは低くなっていますが、トータルコストで考えると高くなるケースもあるので取引したい銘柄でFX業者を選ぶようにしましょう。
FXGTとBIG BOSSをスワップポイントで比較
FXGTとBIG BOSSの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | FXGT | BIG BOSS | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 17円 | -88円 | -40円 | 3円 |
EUR/JPY | -43円 | -34円 | -22円 | -36円 |
CAD/JPY | 6円 | -76円 | 10円 | -79円 |
AUD/JPY | -4円 | -54円 | 11円 | -77円 |
CHF/JPY | -61円 | -26円 | -63円 | -28円 |
GBP/JPY | -4円 | -76円 | -11円 | -96円 |
NZD/JPY | 5円 | -73円 | 10円 | -72円 |
EUR/USD | -96円 | 8円 | 19円 | -110円 |
TRY/JPY | 20円 | -140円 | – | – |
ZAR/JPY | – | – | – | – |
※1ドル106円として計算しています。
一見、FXGTのUSD/JPY(買)やTRY/JPY(買)、BIG BOSSのCAD/JPY(買)、AUD/JPY(買)、NZD/JPY(買)、EUR/USD(買)は高額のスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントでは大きなマイナスとなるので注意しましょう。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、FXGTとBIG BOSS共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
FXGTとBIG BOSSを取引ツールで比較
FXGTとBIG BOSSの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | FXGT | BIG BOSS |
MT4 | ダウンロード:Windows・Mac | × | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | × | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | × | ○ | |
タブレット:Android・iPad | × | ○ | |
MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | × |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | × | |
スマホ:Android・iPhone | ○(Androidのみ) | × | |
タブレット:Android・iPad | ○(Androidのみ) | × | |
BigBoss QuickOrder | ダウンロード:Windows・Mac | × | × |
ブラウザ:Webトレーダー | × | × | |
スマホ:Android・iPhone | × | ○ | |
タブレット:Android・iPad | × | ○ |
FXGTは「MT5」という取引プラットフォームのみ利用可能ですが、BIG BOSSで利用できる取引プラットフォームは「MT4」と「BigBoss QuickOrder(独自ツール)」になります。このBigBoss QuickOrderは、MT5専用のアプリで初心者でも使いやすいと評判です。ただし、外部のインジケータや自動売買(EA)の追加はできないため、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
MT4・MT5の取引ツール
MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
FXGTとBIG BOSSを信頼性やサポート体制で比較
最後に、FXGTとBIG BOSSの安全性や信頼性で比較してみましょう。
FXGT | BIG BOSS | |
法人名 | 360 Degrees Markets Ltd | Big Boss Holdings Company Limited |
設立 | 2019年 | 2013年 |
所在地 | Room 12, First Floor, Kingsgate House, Victoria, Mahe, Seychelles | Vistra Corporate Services Centre, Suite 23, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Mahe, Seychelles |
金融ライセンス | Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD019 | SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:380 LLC 2020 |
資金管理 | 優良銀行で分別管理 | 分別管理 |
資本金 | 非公開 | 非公開 |
従業員数 | 180名(支社含む) | 200名以上 |
特徴 | 7万人以上のトレーダーが利用 | 自社の仮想通貨取引所「CRYPTOS」を運営 |
運営歴の長さ
2019年にスタートしたFXGTは、7万人を超える利用者にサービス提供しています。一方のBIG BOSSは、自社の仮想通貨取引所「CRYPTOS」を運営していることからも仮想通貨に力を入れています。両社共に運営歴での大きな違いはなく、総合的に便利な方を利用しましょう。
金融ライセンスの取得
FXGTはセーシェルの金融ライセンス、BIG BOSSはセントビンセント及びグレナディーンの金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスなので、自分自身の取引スタイルを考えて取引口座を選ぶようにしましょう。
分別管理と信託保全の有無
FXGTとBIG BOSSでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。FXGTは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はありませんが、最大100万ユーロ(1.4億円)まで補償する賠償責任保険に加入しています。この保険が実質的な信託保全の役割を果たしてくれるようです。一方のBIG BOSSは、信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はないため、FXGTの方が安心して資金を預けられると言えますね。
ストップレベルの差
FX通貨 | FXGT | BIG BOSS |
EUR/USD | 5.2pips | 1.0pips |
EUR/JPY | 8.0pips | 1.0pips |
GBP/USD | 8.4pips | 1.0pips |
USD/JPY | 6.2pips | 1.0pips |
ストップレベルを比べると、FXGTはBIG BOSSより広めです。ストップレベルが広いと希望価格で決済することができずに、利益を逃す可能性があります。特に、スキャルピングをする場合は注意が必要です。
★ストップレベルとは?
ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行うときに現在価格から最低でも何pips以上離さなければいけない価格差(pips)のことです。例えば、ストップレベルが2.0pipsの場合、現在の価格から前後2.0pips以上離れた価格でないと、指値注文や逆指値注文ができません。ストップレベルが小さければ小さいほど、スキャルピングに向いています。
ロスカット水準の違い
FXGTでは、証拠金維持率が40%(ミニ口座・スタンダード+口座・プロ口座は20%)を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のBIG BOSSは、証拠金維持率が20%になるとロスカットされます。
★ロスカット水準とは?
ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。
ゼロカットの有無
FXGTとBIG BOSSの両社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、FXGTとBIG BOSSがマイナス分を負担してくれるので、国内FXのように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。
ただし、BIG BOSSの場合は、以下条件でゼロカットが適用されないケースもあるので注意しましょう。
★ゼロカットが適用されない3つの条件
- 2つの口座で両建取引を行った場合
- 指標発表時や市場の変動が激しい時間帯を狙った取引
- BIG BOSSが不正な取引として判断した場合
※CRYPTOS口座はゼロカットが適用されません。
FXGTとBIG BOSSどちらも、FX業者の仲介を通さないNDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がそのままインターバンク市場に流れるため、透明性の高い取引が可能です。ただし、BIG BOSSは、指標発表時帯を狙った取引を禁止しているため、DD方式(トレーダーの売買注文がFX業者の仲介を通して市場に注文される方法)という噂もあります。
便利機能や学習機能の種類
FXGT | BIG BOSS |
|
なし |
FXGTでは、取引の基礎知識をブログで読むことができます。一方のBIG BOSSは、便利ツールが用意されていないので注意しましょう。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | FXGT | BIG BOSS |
公式サイト | ○ | ○ |
ライブチャット | 平日24時間 | 平日午前10:00〜深夜0:00 |
メールサポート | 平日24時間 | 平日午前10:00〜深夜0:00 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
FXGTとBIG BOSSでは、日本語でのお問い合わせが可能です。どちらも優秀な日本語対応を行なっていますが、FXGTの方が営業時間が長いため相談しやすいでしょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
FXGT | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 4時間以内 |
海外銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 | |
VISAカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1,000円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 5,000円 | 即時 | |
ADA | 無料 | 10ADA | 30分以内 | |
BTC | 無料 | 0.0001BTC | 30分以内 | |
ETH | 無料 | 0.05 ETH | 30分以内 | |
USDT | 無料 | 25USDT | 30分以内 | |
XRP | 無料 | 25RP | 30分以内 | |
BIG BOSS | 国内銀行送金 | 無料(※2) | 下限なし | 1営業日 |
海外銀行送金 | 無料 | 下限なし | 2~5営業日 | |
VISAカード | 無料 | 5万円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 5万円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 5万円 | 即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1万円 | 即時 | |
BXONE | 無料(※1) | 5,000円 | 即時 | |
BTC | 無料 | 下限なし | 2営業日 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
(※2)入金額5万円未満の場合、入金手数料1,000円がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
FXGT | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 |
海外銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 | |
VISAカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
JCBカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
Masterカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1,000円 | 2営業日 | |
STICPAY | 無料(※1) | 3,000円 | 2営業日 | |
ADA | 無料 | 10ADA | 2営業日 | |
BTC | 無料 | 0.0001BTC | 2営業日 | |
ETH | 無料 | 0.05 ETH | 2営業日 | |
USDT | 無料 | 25USDT | 2営業日 | |
XRP | 無料 | 25XRP | 2営業日 | |
BIG BOSS | 国内銀行送金 | 2,000円 | 制限なし | 2~5営業日 |
bitwallet | 無料(※1) | 制限なし | 1~5営業日 | |
BXONE | 無料(※1) | 制限なし | 1~5営業日 | |
BTC(CRYPTOS口座のみ) | BTC口座:0.002BTC
※仮想通貨によって手数料は異なります。 |
制限なし | 1~2営業日 |
(※1)オンラインウォレットから出金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
入金方法として、FXGTは12種類、BIG BOSSは8種類あります。出金方法の場合は、FXGTなら12種類、BIG BOSSなら4種類の中から選ぶことができます。
注意点としてBIG BOSSの海外銀行送金では、5万円以下の入金手数料には1,000円、国内銀行送金の出金手数料には2,000円がかかります。入出金の種類や取引手数料を考えると、FXGTの方が有利と言えますね。
FXGTをおすすめする方
★FXGTがおすすめの人
- 豪華なボーナスを利用したい
- 株式・シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTの取引可能
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- レバレッジ1,000倍で仮想通貨の取引が可能
- 少ない資金で大きな利益を得たい
- 賠償責任保険に加入しているFX業者を選びたい
FXGTでは、入金なしでトレードできる口座開設ボーナスがもらえる他にも、最低入金額が5ドルということから低リスクで始めたい初心者におすすめです。様々な銘柄を取引できるため、自身に合ったトレードもしやすいはずですよ。
BIG BOSSをおすすめする方
★BIG BOSSがおすすめの人
- レバレッジ1,111倍で取引したい
- BigBoss QuickOrderを使いたい
BIG BOSSは、ハイレバレッジで取引したいトレーダーにおすすめします。特に、スタンダード口座の場合は、「ボーナス対象」「取引手数料無料」という好条件でトレードできるため、大きな利益を獲得できる可能性が広がります。
まとめ
海外FX業者のFXGTとBIG BOSSについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
FXGT | BIG BOSS | |
安全性・信頼性 | ◎ | △ |
最大レバレッジ | ◎ | ◎ |
取扱銘柄 | シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTを取り扱う(口座タイプによって異なる) | △ |
スプレッド重視 | △(仮想通貨は狭い) | △(海外FX業界内の平均クラス) |
スワップポイント重視 | × | × |
取引ツール | × | △ |
ボーナス重視 | ◎ | △ |
少額投資 | ◎ | △(カードの入金手数料が高い) |
日本語サポート重視 | ◎(対応時間が長い) | ◎ |
総合的に見て勝者はFXGTと言えます。最大レバレッジだけを見るとBIG BOSSの方が有利ですが、銘柄の種類や入出金方法を比較するとFXGTの方が優秀です。FXGTはハイレバレッジで大きな利益を狙いたい初級者向き、BIG BOSSはポイントを貯めたいトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、あなたの取引スタイルに合わせてトレードを始めてみましょう。
FXGTの比較情報一覧
FXGTのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
BIGBOSS FXの比較情報一覧
BIGBOSS FXのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
HFM(旧HOTFOREX)とBIGBOSS FXを8つの項目で比較!
TRADEVIEWとBIGBOSS FXを8つの項目で比較!
XM/XMTradingとBIGBOSS FXを8つの項目で比較!