【2024年最新版】HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを8つの項目で比較!

HOT FOREXとAXIORYの比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのHFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを基本スペックで比較

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの基本的なスペックを比べてみます。

HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
運営会社 HF Markets(SV)Ltd. Axiory Global Ltd
設立 2010年 2007年
金融庁ライセンス セントビンセント及びグレナディーン金融庁 ベリーズ国際金融サービス委員会
資金管理 分別管理
  • Doha Bankで分別管理
  • 信託保全あり
口座の方式 NDD(STP・ECN) NDD(STP・ECN)
口座の種類
  • セント口座
  • プレミアム口座
  • プロ口座
  • ゼロ口座
  • スタンダード口座
  • ナノ口座
  • テラ口座
  • アルファ口座
最小ロット数
  • セント口座:0.01ロット=10通貨
  • それ以外の口座:0.01ロット=1,000通貨
  • アルファ口座:1ロット=100,000通貨
  • それ以外の口座:0.01ロット=1,000通貨
最大ロット数
  • セント口座:200ロット
  • それ以外の口座:60ロット
  • アルファ口座:100,000ロット
  • それ以外の口座:1,000ロット
最大レバレッジ
  • 2,000倍
400倍(アルファ口座は1倍)
ドル円の平均スプレッド
  • セント口座:1.6pips
  • プレミアム口座:1.6pips
  • プロ口座:0.6pips
  • ゼロ口座:0.1pips
  • スタンダード口座:1.3pips
  • ナノ口座:0.3pips
  • テラ口座:0.3pips
取引手数料
  • ゼロ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • それ以外の口座:無料
  • スタンダード口座:無料
  • ナノ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • テラ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • アルファ口座:銘柄ごとに異なる
ボーナス あり(入金不要ボーナス口座・入金ボーナス口座のみ対象) なし
スキャルピング 可能 可能
自動売買 可能 可能
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし

※90日間取引または入出金がなかった場合、月額5ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

なし
ゼロカット あり あり
ロスカット水準 20% 20%
マージンコール水準 50% 50%
プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
  • MT4(スタンダード口座・ナノ口座)
  • MT5(テラ口座・アルファ口座)
  • cTrader(スタンダード口座・ナノ口座)
最低入金額
  • プロ口座:100ドル
  • それ以外の口座:0ドル
5,000円
FX通貨ペア 53種類 61種類
他の金融商品 コモディティ(商品):5種類、株式指数:12種類、貴金属:6種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:40種類、株式:95種類、ETF:34種類、債券:3種類 株式指数:10種類、貴金属:4種類、エネルギー:5種類、株式:157種類、ETF:69種類
入金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、VLoad、STICPAY、NETELLER、Skrill
出金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、STICPAY、VLoad、NETELLER、Skrill
法人口座 あり あり
最大口座数 7口座 10口座

HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジと幅広い取引銘柄を求めるトレーダーから絶賛されています。一方のAXIORYは、低いスプレッドと高い約定力で上級者に人気のあるブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをメリット・デメリットで比較

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYのメリット・デメリットを比較していきます。

HFM(旧HOTFOREX)のメリット・デメリット

★メリット

  • 最大レバレッジ2,000倍で取引できる
  • 株式・債券・ETFが取引できる
  • ポイントが貯まるロイヤリティプログラム
  • 民事賠償保険制度により最大5,000,000ユーロまで補償
  • 最低入金0ドルだから少額資金でもOK(プロ口座は100ドル)
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • スプレッドが広い
  • ストップレベルが広い
  • 約定力が非公開
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる

海外FX業界内でも高いレバレッジと、豊富な取引銘柄でトレードするならHFM(旧HOTFOREX)をおすすめします。信託保全なしというデメリットはありますが、上限5,000,000ユーロまで補償されているので安心して利用できそうですね。

AXIORYのメリット・デメリット

★メリット

  • とても狭いスプレッド
  • 株式・ETFなどの銘柄が充実
  • MT4・MT5・cTraderを利用できる
  • 信託保全により資金全額が返金される
  • トラブル時は20,000ユーロまで損害を補償
  • 約定スピードが速い
  • ストップレベル0.0pips
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • 最大レバレッジが400倍と低い(アルファ口座は1倍)
  • 最低入金額が5,000円と少し高い
  • ナノ口座・テラ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
  • 2万円未満の入出金には手数料がかかる
  • ボーナスの開催が少ない(クッション機能なし)

低スプレットと高い約定力、信託保全を求めるなら、上級スキャルピングトレーダーに最適なAXIORYをおすすめします。しかも、FX通貨ペアも種類が豊富だから利益を狙えるチャンスがあります。ただし、最大レバレッジが400倍と低く、ボーナスの開催が少ないことがデメリットになります。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを最大レバレッジで比較

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの最大レバレッジを比較していきます。

HFM(旧HOTFOREX)
セント口座 プレミアム口座 プロ口座 ゼロ口座
最大レバレッジ 2,000倍 2,000倍 2,000倍 2,000倍
最小ロット数 0.01ロット=10通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金 0.55円 55円 55円 55円
最低入金額 0ドル 0ドル 100ドル 0ドル
AXIORY
スタンダード口座 ナノ口座 テラ口座 アルファ口座
最大レバレッジ 400倍 400倍 400倍 1倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 1ロット=100,000通貨
最低必要証拠金 275円 275円 275円 11,000,000円
最低入金額 5,000円 5,000円 5,000円 5,000円

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

最大レバレッジを比べるとHFM(旧HOTFOREX)は2,000倍、AXIORYは400倍となり、HFM(旧HOTFOREX)の方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはHFM(旧HOTFOREX)のセント口座の0.55円ですが、最も大きな資金が必要になるのはAXIORYのアルファ口座の11,000,000円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差があることがわかりますね。レバレッジだけで見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですが、最低入金額が一番高い100ドルという口座タイプもあるので取引に合わせて海外FX業者を選びましょう。

レバレッジ制限

続いて、HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★HFM(旧HOTFOREX)のレバレッジ制限

口座資金 セント口座・プレミアム口座・プロ口座・ゼロ口座
10,000ドル未満 2,000倍
10,000ドル〜50,000ドル未満 1,000倍
50,000ドル〜300,000ドル未満 500倍
300,000ドル以上 75倍

★AXIORYのレバレッジ制限

口座資金 スタンダード口座・ナノ口座・テラ口座
100,000ドル以下 400倍
100,001ドル〜200,000ドル 300倍
200,001ドル以上 200倍

※アルファ口座は、レバレッジ1倍固定です。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。最大2,000倍というハイレバレッジのHFM(旧HOTFOREX)ですが、一定以上の口座残高になるとAXIORYの方がレバレッジは高くなります。HFM(旧HOTFOREX)の場合は、有効証拠金300,000ドルを超えると75倍に制限されます。一方のAXIORYでは、200,001ドル以上になると200倍でトレードすることになります。ハイレバレッジで大口取引するなら、レバレッジ制限が緩いAXIORYが有利と言えますね。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを取扱銘柄で比較

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
FX通貨 53銘柄 61銘柄
貴金属 6銘柄 4銘柄
エネルギー 2銘柄 5銘柄
商品 5銘柄 なし
株式 95銘柄 157銘柄
株式指数 12銘柄 10銘柄
債券 3銘柄 なし
ETF 34銘柄 69銘柄
仮想通貨 40銘柄 なし

FX通貨ペアを比べると、HFM(旧HOTFOREX)よりAXIORYの方が幅広い取引に対応していることがわかります。ただし、貴金属や商品、株式指数、債券、仮想通貨などはHFM(旧HOTFOREX)の方が多く取り揃えていることがわかります。銘柄によってはAXIORYの方が有利になることもあるので、自分が取引をしたい種類をチェックしてから海外FX業者を選びましょう。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをスプレッドで比較

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。

STP口座

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。

通貨ペア HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
プレミアム口座 スタンダード口座
USD/JPY 1.6pips 1.3pips
EUR/JPY 2.3pips 1.5pips
GBP/JPY 3.9pips 2.0pips
AUD/JPY 2.8pips 1.9pips
EUR/USD 1.2pips 1.2pips
GBP/USD 1.9pips 1.6pips

2社の口座を比較すると、HFM(旧HOTFOREX)よりAXIORYの方が平均スプレッドは狭くなっています。海外FX業者の中でも広めと言われるHFM(旧HOTFOREX)のスプレッドは、ポイント制度を利用しても取引コストは割高となります。それに比べてAXIORYは、トップクラスに狭いスプレッドとして、1日に何回も取引を行うスキャルピングトレーダーにおすすめです。

ECN口座

続いて、HFM(旧HOTFOREX)のゼロと口座、AXIORYのナノ口座・テラ口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、1ロットあたり片道3ドルかかります。

通貨ペア HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
ゼロ口座 ※1 ナノ口座・テラ口座 ※1
USD/JPY 0.7pips 0.9pips
EUR/JPY 1.0pips 0.8pips
GBP/JPY 1.5pips 1.5pips
AUD/JPY 2.4pips(※1ロットあたり往復手数料0.8pips) 1.5pips
EUR/USD 0.7pips 0.8pips
GBP/USD 0.9pips 1.0pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
ゼロ口座 ナノ口座・テラ口座
USD/JPY 760円 960円
EUR/JPY 1,060円 860円
GBP/JPY 1,560円 1,560円
AUD/JPY 2,480円 1,560円
EUR/USD 770円 880円
GBP/USD 990円 1,100円

※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=100円+660円=760円
  • ユーロドルの場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=1ドル+6ドル=7ドル=770円

※ナノ口座・テラ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」

  • ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+6ドル=30,000pips+6ドル=300円+660円=960円
  • ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+6ドル=20,000pips+6ドル=2ドル+6ドル=8ドル=880円

上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。FX通貨ペアによってスプレッドが異なるので、トレードしたい種類によってFX会社を選ぶのも良さそうですね。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをスワップポイントで比較

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
USD/JPY 0円 -86円 -21円 -41円
EUR/JPY 0円 -25円 -36円 -16円
CAD/JPY 0円 -45円 -14円 -23円
AUD/JPY 0円 -45円 -15円 -29円
CHF/JPY 0円 -15円 -41円 -3円
GBP/JPY 0円 -60円 -36円 -58円
NZD/JPY 0円 -69円 -13円 -17円
EUR/USD -101円 0円 -48円 0円
TRY/JPY 22円 -38円
ZAR/JPY 6円 -11円

※1ドル106円として計算しています。

一見、AXIORYのTRY/JPY(買)、ZAR/JPY(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントがマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、HFM(旧HOTFOREX)とAXIORY共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを取引ツールで比較

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
MT4・MT5 ダウンロード:Windows・Mac
ブラウザ:Webトレーダー
スマホ:Android・iPhone
タブレット:Android・iPad
cTrader ダウンロード:Windows・Mac ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×

HFM(旧HOTFOREX)は「MT4」「MT5」という2つの取引プラットフォームのみ利用可能ですが、一方のAXIORYでは「MT4」「MT5」「cTrader」になります。スキャルピングやデイトレードのような短期売買を繰り返す場合は、スプレッドの狭いcTraderをおすすめします。

MT4・MT5の取引ツール

MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

cTraderの取引ツール

cTraderは、約定スピードが速く、スキャルピングトレーダーから人気があります。インターバンク市場に直接注文するためスプレッドは狭くなるものの、その代わりとして取引手数料がかかります。cTraderの自動売買は、初心者にとって難易度が高いことがデメリットになるので注意しましょう。

★cTraderの特徴

  • 板情報:MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。(板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。)
  • 高い約定力:スピーディーな取引が可能。
  • 狭いスプレッド:0.0pipsからトレード可能。
  • 透明性の高い取引:約定拒否がない取引が可能。
  • 日本語対応:日本語表示と日本時間の設定可能。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを信頼性やサポート体制で比較

最後に、HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの安全性や信頼性を比較してみましょう。

HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
法人名 HF Markets(SV)Ltd. Axiory Global Ltd.
設立 2010年

※日本人向けFXサービスの開始は2015年から

2007年

※FXサービスの開始は2013年から

所在地 Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A.
金融ライセンス SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:22747 IBC 2015

★HFM(旧HOTFOREX)グループの取得済み金融ライセンス

  • 英国金融行動監視機構
  • 南アフリカ共和国金融業界行為監督機構
  • セーシェル金融サービス委員会
  • ドバイ金融サービス機構
  • ケニア共和国資本市場局
IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)ライセンス番号:100022/163
資金管理 分別管理
  • Doha Bankで分別管理
  • 信託保全
資本金 非公開 非公開
従業員数 250名 非公開
特徴 世界中で350万口座の開設 アジア中心に世界8カ国にサービス提供

運営歴の長さ

2015年から日本人向けFX取引を始めたHFM(旧HOTFOREX)は、世界中で350万口座を超える実績があります。一方、海外FX業者として規模・運営歴共に中堅どころのAXIORYは、アジアを中心に世界8カ国にサービス提供しています。両社共に運営歴での大きな差はなく、総合的に便利な方を利用しましょう。

金融ライセンスの取得

HFM(旧HOTFOREX)はセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンス、AXIORYはベリーズ国際金融サービス委員会の金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスではありますが、HFM(旧HOTFOREX)グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることからHFM(旧HOTFOREX)の方が信頼性や安全性は高いと言えそうですね。

分別管理と信託保全の有無

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。HFM(旧HOTFOREX)は、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はないものの、上限5,000,000ユーロまで補償する民事賠償保険制度に加入しています。

一方のAXIORYは、第三者の監査法人PwCから顧客に資金全額が返金される信託保全を導入しています。さらに、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間にトラブルが発生した場合は最大20,000ユーロの補償金が支払われます。海外FX業者の中でもAXIORYのように手厚いサポートをしているブローカーは珍しく、AXIORYの方が安心して資金を預けられると言えます。

★民事賠償保険制度とは?

民事賠償保険制度とは、エラー、脱落、過失、詐欺など金銭的損失につながるリスクをカバーする補償です。

約定力の差

HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
約定率 非公開 99.98%
約定スピード 非公開 0.326秒

AXIORYでは、0.326秒以内に99.98%の注文が成立することから、システムに負荷がかかるスキャルピングでさえもスピーディーに約定します。一方、HFM(旧HOTFOREX)の約定率は公開されていませんが、口コミの中には「滑る」という意見が多いため注意が必要です。約定率が低いと、注文したかったレートと異なるレートで約定してしまう可能性があるので、スピーディーに約定するAXIORYの方が有利と言えます。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも必要ですが、そのスプレッドを活かすには、約定率が大切ということを覚えておきましょう。

ストップレベルの差

★ストップレベルの比較

FX通貨 HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
EUR/USD 3.0 pips 0.0 pips
EUR/JPY 3.0 pips 0.0 pips
GBP/USD 3.0 pips 0.0 pips
USD/JPY 3.0 pips 0.0 pips

ストップレベルを比べると、HFM(旧HOTFOREX)はAXIORYよりかなり広めです。ストップレベルが広いと希望価格で決済することができずに、利益を逃す可能性があります。特にスキャルピングをする場合は、AXIORYが有利なことは明確ですね。

★ストップレベルとは?

ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行うときに現在価格から最低でも何pips以上離さなければいけない価格差のことです。

ゼロカットの有無

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

便利機能や学習機能の種類

HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
  • 分析ツール
  • 経済指標カレンダー
  • ウェビナー(英語のみ)
  • ヒストリカルデータ
  • FXシミュレーター
  • 日本時間表示インジケータ
  • ストライクインジケータ
  • 通貨インデックス

HFM(旧HOTFOREX)では、取引スキルを向上させるトレーディング情報をチェックできます。一方のAXIORYは、過去の値動きが記録されているチャートデータの確認ができるため、上級者にとって便利なツールが揃っています。

日本語サポートの対応力

日本語サポート HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
公式サイト
電話 +44-2030978571

※平日午前8:00~深夜0:00

×
ライブチャット 平日午前8:00~深夜0:00 平日午前10:30〜午後11:30
メールサポート 平日24時間 平日午前9:00〜深夜0:00
日本人スタッフ

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYでは、日本語でのお問い合わせが可能です。AXIORYの電話サポートはありませんが、HFM(旧HOTFOREX)は困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意しましょう。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
HFM(旧HOTFOREX) 国内銀行送金 無料 1,000円 10分以内
VISAカード 無料 1万円 即時
JCBカード 無料 5ドル 10分以内
bitwallet 無料(※1) 1,000円 10分以内
BXONE 無料(※1) 1,000円 10分以内
crypto 無料 30ドル 即時
bitpay 無料 5ドル 10分以内
AXIORY 国内銀行送金 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1営業日
海外銀行送金 無料(2万円未満1,500円) 1万円 3〜20営業日
VISAカード 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
JCBカード 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
UnionPay 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
VLoad 無料(2万円未満1,000円)(※1) 5,000円 即時
STICPAY 無料(2万円未満1,000円)(※1) 5,000円 即時
NETELLER 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
Skrill 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

※NETELLERとSkrillは、日本国内からは利用することはできません。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
HFM(旧HOTFOREX) 国内銀行送金 無料 1,000円 2営業日
JCBカード 無料 5ドル 2〜10営業日
bitwallet 無料(※1) 20ドル 即時
BXONE 無料(※1) 2,000円 即時
crypto 無料 10ドル 1営業日
bitpay 1% 5ドル 2営業日
AXIORY 国内銀行送金 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1〜2営業日
海外銀行送金 無料(2万円未満1,500円) 1万円 3〜20営業日
VISAカード 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
JCBカード 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
UnionPay 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
STICPAY 無料(2万円未満1,000円)(※1) 1,100円 1営業日
VLoad 無料(2万円未満1,000円)(※1) 2,000円 1営業日
NETELLER 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1営業日

(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。

入金方法としてHFM(旧HOTFOREX)は7種類、AXIORYなら9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)、出金方法の場合はHFM(旧HOTFOREX)なら6種類、AXIORYは9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)の中から選ぶことができます。

AXIORYの注意点としては、入出金額が2万円未満だと1,000円の別途手数料がかかります。入出金の種類、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。

※HFM(旧HOTFOREX)の注意点

2023年5月、HFM(旧HOTFOREX)のボーナスを利用した取引では出金拒否が多発しています。ボーナスの取引条件を確認し、信頼性や安全性が高いブローカーを選びましょう。

HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方

★HFM(旧HOTFOREX)がおすすめの人

  • ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
  • 様々な銘柄を取引したい
  • 民事賠償保険制度があるFX業者を利用したい

HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジで様々な銘柄を取引したいトレーダーにおすすめします。最低入金額0ドルということから、小さな資金で大きな利益を狙えるチャンスがありますよ。

AXIORYをおすすめする方

★AXIORYがおすすめの人

  • 幅広いCFD銘柄を取引したい
  • 狭いスプレッドで取引したい
  • スキャルピングやデイトレードをしたい
  • MT4・MT5・cTraderを使いたい
  • 信託保全のあるFX業者を利用したい
  • 約定力の高いFX業者を選びたい

AXIORYは、とても狭いスプレッドと、約定力の高さからスキャルピングトレーダーに適しています。また、信託保全により投資資金が守られているため、少しでも安心して取引したいトレーダーにおすすめです。

まとめ

海外FX業者のHFM(旧HOTFOREX)とAXIORYについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

HFM(旧HOTFOREX) AXIORY
安全性・信頼性
最大レバレッジ ×
取扱銘柄 株式・ETFが多い(アルファ口座のみ)
スプレッド重視
スワップポイント重視 × ×
取引ツール 初心者〜中上級者
ボーナス重視 ×(期間限定であり)
少額投資
日本語サポート重視

総合的に見て勝者はAXIORYと言えます。最大レバレッジを見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですが、スプレッド、信託保全、約定力などを比較するとAXIORYの方が優秀です。HFM(旧HOTFOREX)にはハイレバレッジで中長期トレードをメインにするトレーダー、取引コストや安全面を重視するトレーダーにはAXIORYが適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。

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HFM(旧HOTFOREX)の比較情報一覧

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