海外FXブローカーのHFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
- 1 HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを基本スペックで比較
- 2 HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをメリット・デメリットで比較
- 3 HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを最大レバレッジで比較
- 4 HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを取扱銘柄で比較
- 5 HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをスプレッドで比較
- 6 HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをスワップポイントで比較
- 7 HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを取引ツールで比較
- 8 HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを信頼性やサポート体制で比較
- 9 HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方
- 10 AXIORYをおすすめする方
- 11 まとめ
- 12 HFM(旧HOTFOREX)の比較情報一覧
- 13 AXIORYの比較情報一覧
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを基本スペックで比較
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの基本的なスペックを比べてみます。
HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY | |
運営会社 | HF Markets(SV)Ltd. | Axiory Global Ltd |
設立 | 2010年 | 2007年 |
金融庁ライセンス | セントビンセント及びグレナディーン金融庁 | ベリーズ国際金融サービス委員会 |
資金管理 | 分別管理 |
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口座の方式 | NDD(STP・ECN) | NDD(STP・ECN) |
口座の種類 |
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最小ロット数 |
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最大ロット数 |
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最大レバレッジ |
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400倍(アルファ口座は1倍) |
ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
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ボーナス | あり(入金不要ボーナス口座・入金ボーナス口座のみ対象) | なし |
スキャルピング | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし
※90日間取引または入出金がなかった場合、月額5ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
なし |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
マージンコール水準 | 50% | 50% |
プラットフォーム |
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最低入金額 |
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5,000円 |
FX通貨ペア | 53種類 | 61種類 |
他の金融商品 | コモディティ(商品):5種類、株式指数:12種類、貴金属:6種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:40種類、株式:95種類、ETF:34種類、債券:3種類 | 株式指数:10種類、貴金属:4種類、エネルギー:5種類、株式:157種類、ETF:69種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、VLoad、STICPAY、NETELLER、Skrill |
出金方法 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、STICPAY、VLoad、NETELLER、Skrill |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 7口座 | 10口座 |
HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジと幅広い取引銘柄を求めるトレーダーから絶賛されています。一方のAXIORYは、低いスプレッドと高い約定力で上級者に人気のあるブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをメリット・デメリットで比較
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYのメリット・デメリットを比較していきます。
HFM(旧HOTFOREX)のメリット・デメリット
★メリット
- 最大レバレッジ2,000倍で取引できる
- 株式・債券・ETFが取引できる
- ポイントが貯まるロイヤリティプログラム
- 民事賠償保険制度により最大5,000,000ユーロまで補償
- 最低入金0ドルだから少額資金でもOK(プロ口座は100ドル)
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- スプレッドが広い
- ストップレベルが広い
- 約定力が非公開
- ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
海外FX業界内でも高いレバレッジと、豊富な取引銘柄でトレードするならHFM(旧HOTFOREX)をおすすめします。信託保全なしというデメリットはありますが、上限5,000,000ユーロまで補償されているので安心して利用できそうですね。
AXIORYのメリット・デメリット
★メリット
- とても狭いスプレッド
- 株式・ETFなどの銘柄が充実
- MT4・MT5・cTraderを利用できる
- 信託保全により資金全額が返金される
- トラブル時は20,000ユーロまで損害を補償
- 約定スピードが速い
- ストップレベル0.0pips
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- 最大レバレッジが400倍と低い(アルファ口座は1倍)
- 最低入金額が5,000円と少し高い
- ナノ口座・テラ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
- 2万円未満の入出金には手数料がかかる
- ボーナスの開催が少ない(クッション機能なし)
低スプレットと高い約定力、信託保全を求めるなら、上級スキャルピングトレーダーに最適なAXIORYをおすすめします。しかも、FX通貨ペアも種類が豊富だから利益を狙えるチャンスがあります。ただし、最大レバレッジが400倍と低く、ボーナスの開催が少ないことがデメリットになります。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを最大レバレッジで比較
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの最大レバレッジを比較していきます。
HFM(旧HOTFOREX) | ||||
セント口座 | プレミアム口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | |
最大レバレッジ | 2,000倍 | 2,000倍 | 2,000倍 | 2,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=10通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 0.55円 | 55円 | 55円 | 55円 |
最低入金額 | 0ドル | 0ドル | 100ドル | 0ドル |
AXIORY | ||||
スタンダード口座 | ナノ口座 | テラ口座 | アルファ口座 | |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 | 400倍 | 1倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 |
最低必要証拠金 | 275円 | 275円 | 275円 | 11,000,000円 |
最低入金額 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べるとHFM(旧HOTFOREX)は2,000倍、AXIORYは400倍となり、HFM(旧HOTFOREX)の方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはHFM(旧HOTFOREX)のセント口座の0.55円ですが、最も大きな資金が必要になるのはAXIORYのアルファ口座の11,000,000円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差があることがわかりますね。レバレッジだけで見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですが、最低入金額が一番高い100ドルという口座タイプもあるので取引に合わせて海外FX業者を選びましょう。
レバレッジ制限
続いて、HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★HFM(旧HOTFOREX)のレバレッジ制限
口座資金 | セント口座・プレミアム口座・プロ口座・ゼロ口座 |
10,000ドル未満 | 2,000倍 |
10,000ドル〜50,000ドル未満 | 1,000倍 |
50,000ドル〜300,000ドル未満 | 500倍 |
300,000ドル以上 | 75倍 |
★AXIORYのレバレッジ制限
口座資金 | スタンダード口座・ナノ口座・テラ口座 |
100,000ドル以下 | 400倍 |
100,001ドル〜200,000ドル | 300倍 |
200,001ドル以上 | 200倍 |
※アルファ口座は、レバレッジ1倍固定です。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。最大2,000倍というハイレバレッジのHFM(旧HOTFOREX)ですが、一定以上の口座残高になるとAXIORYの方がレバレッジは高くなります。HFM(旧HOTFOREX)の場合は、有効証拠金300,000ドルを超えると75倍に制限されます。一方のAXIORYでは、200,001ドル以上になると200倍でトレードすることになります。ハイレバレッジで大口取引するなら、レバレッジ制限が緩いAXIORYが有利と言えますね。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを取扱銘柄で比較
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY |
FX通貨 | 53銘柄 | 61銘柄 |
貴金属 | 6銘柄 | 4銘柄 |
エネルギー | 2銘柄 | 5銘柄 |
商品 | 5銘柄 | なし |
株式 | 95銘柄 | 157銘柄 |
株式指数 | 12銘柄 | 10銘柄 |
債券 | 3銘柄 | なし |
ETF | 34銘柄 | 69銘柄 |
仮想通貨 | 40銘柄 | なし |
FX通貨ペアを比べると、HFM(旧HOTFOREX)よりAXIORYの方が幅広い取引に対応していることがわかります。ただし、貴金属や商品、株式指数、債券、仮想通貨などはHFM(旧HOTFOREX)の方が多く取り揃えていることがわかります。銘柄によってはAXIORYの方が有利になることもあるので、自分が取引をしたい種類をチェックしてから海外FX業者を選びましょう。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをスプレッドで比較
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。
STP口座
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY |
プレミアム口座 | スタンダード口座 | |
USD/JPY | 1.6pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 2.3pips | 1.5pips |
GBP/JPY | 3.9pips | 2.0pips |
AUD/JPY | 2.8pips | 1.9pips |
EUR/USD | 1.2pips | 1.2pips |
GBP/USD | 1.9pips | 1.6pips |
2社の口座を比較すると、HFM(旧HOTFOREX)よりAXIORYの方が平均スプレッドは狭くなっています。海外FX業者の中でも広めと言われるHFM(旧HOTFOREX)のスプレッドは、ポイント制度を利用しても取引コストは割高となります。それに比べてAXIORYは、トップクラスに狭いスプレッドとして、1日に何回も取引を行うスキャルピングトレーダーにおすすめです。
ECN口座
続いて、HFM(旧HOTFOREX)のゼロと口座、AXIORYのナノ口座・テラ口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、1ロットあたり片道3ドルかかります。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY |
ゼロ口座 ※1 | ナノ口座・テラ口座 ※1 | |
USD/JPY | 0.7pips | 0.9pips |
EUR/JPY | 1.0pips | 0.8pips |
GBP/JPY | 1.5pips | 1.5pips |
AUD/JPY | 2.4pips(※1ロットあたり往復手数料0.8pips) | 1.5pips |
EUR/USD | 0.7pips | 0.8pips |
GBP/USD | 0.9pips | 1.0pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY |
ゼロ口座 | ナノ口座・テラ口座 | |
USD/JPY | 760円 | 960円 |
EUR/JPY | 1,060円 | 860円 |
GBP/JPY | 1,560円 | 1,560円 |
AUD/JPY | 2,480円 | 1,560円 |
EUR/USD | 770円 | 880円 |
GBP/USD | 990円 | 1,100円 |
※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」
- ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=100円+660円=760円
- ユーロドルの場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=1ドル+6ドル=7ドル=770円
※ナノ口座・テラ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」
- ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+6ドル=30,000pips+6ドル=300円+660円=960円
- ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+6ドル=20,000pips+6ドル=2ドル+6ドル=8ドル=880円
上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。FX通貨ペアによってスプレッドが異なるので、トレードしたい種類によってFX会社を選ぶのも良さそうですね。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYをスワップポイントで比較
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 0円 | -86円 | -21円 | -41円 |
EUR/JPY | 0円 | -25円 | -36円 | -16円 |
CAD/JPY | 0円 | -45円 | -14円 | -23円 |
AUD/JPY | 0円 | -45円 | -15円 | -29円 |
CHF/JPY | 0円 | -15円 | -41円 | -3円 |
GBP/JPY | 0円 | -60円 | -36円 | -58円 |
NZD/JPY | 0円 | -69円 | -13円 | -17円 |
EUR/USD | -101円 | 0円 | -48円 | 0円 |
TRY/JPY | – | – | 22円 | -38円 |
ZAR/JPY | – | – | 6円 | -11円 |
※1ドル106円として計算しています。
一見、AXIORYのTRY/JPY(買)、ZAR/JPY(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントがマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、HFM(旧HOTFOREX)とAXIORY共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを取引ツールで比較
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY |
MT4・MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | ○ | |
タブレット:Android・iPad | ○ | ○ | |
cTrader | ダウンロード:Windows・Mac | × | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | × | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | × | ○ | |
タブレット:Android・iPad | × | ○ |
HFM(旧HOTFOREX)は「MT4」「MT5」という2つの取引プラットフォームのみ利用可能ですが、一方のAXIORYでは「MT4」「MT5」「cTrader」になります。スキャルピングやデイトレードのような短期売買を繰り返す場合は、スプレッドの狭いcTraderをおすすめします。
MT4・MT5の取引ツール
MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
cTraderの取引ツール
cTraderは、約定スピードが速く、スキャルピングトレーダーから人気があります。インターバンク市場に直接注文するためスプレッドは狭くなるものの、その代わりとして取引手数料がかかります。cTraderの自動売買は、初心者にとって難易度が高いことがデメリットになるので注意しましょう。
★cTraderの特徴
- 板情報:MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。(板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。)
- 高い約定力:スピーディーな取引が可能。
- 狭いスプレッド:0.0pipsからトレード可能。
- 透明性の高い取引:約定拒否がない取引が可能。
- 日本語対応:日本語表示と日本時間の設定可能。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを信頼性やサポート体制で比較
最後に、HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの安全性や信頼性を比較してみましょう。
HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY | |
法人名 | HF Markets(SV)Ltd. | Axiory Global Ltd. |
設立 | 2010年
※日本人向けFXサービスの開始は2015年から |
2007年
※FXサービスの開始は2013年から |
所在地 | Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines | No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A. |
金融ライセンス | SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:22747 IBC 2015
★HFM(旧HOTFOREX)グループの取得済み金融ライセンス
|
IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)ライセンス番号:100022/163 |
資金管理 | 分別管理 |
|
資本金 | 非公開 | 非公開 |
従業員数 | 250名 | 非公開 |
特徴 | 世界中で350万口座の開設 | アジア中心に世界8カ国にサービス提供 |
運営歴の長さ
2015年から日本人向けFX取引を始めたHFM(旧HOTFOREX)は、世界中で350万口座を超える実績があります。一方、海外FX業者として規模・運営歴共に中堅どころのAXIORYは、アジアを中心に世界8カ国にサービス提供しています。両社共に運営歴での大きな差はなく、総合的に便利な方を利用しましょう。
金融ライセンスの取得
HFM(旧HOTFOREX)はセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンス、AXIORYはベリーズ国際金融サービス委員会の金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスではありますが、HFM(旧HOTFOREX)グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることからHFM(旧HOTFOREX)の方が信頼性や安全性は高いと言えそうですね。
分別管理と信託保全の有無
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。HFM(旧HOTFOREX)は、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はないものの、上限5,000,000ユーロまで補償する民事賠償保険制度に加入しています。
一方のAXIORYは、第三者の監査法人PwCから顧客に資金全額が返金される信託保全を導入しています。さらに、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間にトラブルが発生した場合は最大20,000ユーロの補償金が支払われます。海外FX業者の中でもAXIORYのように手厚いサポートをしているブローカーは珍しく、AXIORYの方が安心して資金を預けられると言えます。
★民事賠償保険制度とは?
民事賠償保険制度とは、エラー、脱落、過失、詐欺など金銭的損失につながるリスクをカバーする補償です。
約定力の差
HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY | |
約定率 | 非公開 | 99.98% |
約定スピード | 非公開 | 0.326秒 |
AXIORYでは、0.326秒以内に99.98%の注文が成立することから、システムに負荷がかかるスキャルピングでさえもスピーディーに約定します。一方、HFM(旧HOTFOREX)の約定率は公開されていませんが、口コミの中には「滑る」という意見が多いため注意が必要です。約定率が低いと、注文したかったレートと異なるレートで約定してしまう可能性があるので、スピーディーに約定するAXIORYの方が有利と言えます。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも必要ですが、そのスプレッドを活かすには、約定率が大切ということを覚えておきましょう。
ストップレベルの差
★ストップレベルの比較
FX通貨 | HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY |
EUR/USD | 3.0 pips | 0.0 pips |
EUR/JPY | 3.0 pips | 0.0 pips |
GBP/USD | 3.0 pips | 0.0 pips |
USD/JPY | 3.0 pips | 0.0 pips |
ストップレベルを比べると、HFM(旧HOTFOREX)はAXIORYよりかなり広めです。ストップレベルが広いと希望価格で決済することができずに、利益を逃す可能性があります。特にスキャルピングをする場合は、AXIORYが有利なことは明確ですね。
★ストップレベルとは?
ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行うときに現在価格から最低でも何pips以上離さなければいけない価格差のことです。
ゼロカットの有無
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。
便利機能や学習機能の種類
HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY |
|
|
HFM(旧HOTFOREX)では、取引スキルを向上させるトレーディング情報をチェックできます。一方のAXIORYは、過去の値動きが記録されているチャートデータの確認ができるため、上級者にとって便利なツールが揃っています。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY |
公式サイト | ○ | ○ |
電話 | +44-2030978571
※平日午前8:00~深夜0:00 |
× |
ライブチャット | 平日午前8:00~深夜0:00 | 平日午前10:30〜午後11:30 |
メールサポート | 平日24時間 | 平日午前9:00〜深夜0:00 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYでは、日本語でのお問い合わせが可能です。AXIORYの電話サポートはありませんが、HFM(旧HOTFOREX)は困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意しましょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
HFM(旧HOTFOREX) | 国内銀行送金 | 無料 | 1,000円 | 10分以内 |
VISAカード | 無料 | 1万円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 5ドル | 10分以内 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1,000円 | 10分以内 | |
BXONE | 無料(※1) | 1,000円 | 10分以内 | |
crypto | 無料 | 30ドル | 即時 | |
bitpay | 無料 | 5ドル | 10分以内 | |
AXIORY | 国内銀行送金 | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 1営業日 |
海外銀行送金 | 無料(2万円未満1,500円) | 1万円 | 3〜20営業日 | |
VISAカード | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
JCBカード | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
UnionPay | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
VLoad | 無料(2万円未満1,000円)(※1) | 5,000円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(2万円未満1,000円)(※1) | 5,000円 | 即時 | |
NETELLER | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
Skrill | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
※NETELLERとSkrillは、日本国内からは利用することはできません。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
HFM(旧HOTFOREX) | 国内銀行送金 | 無料 | 1,000円 | 2営業日 |
JCBカード | 無料 | 5ドル | 2〜10営業日 | |
bitwallet | 無料(※1) | 20ドル | 即時 | |
BXONE | 無料(※1) | 2,000円 | 即時 | |
crypto | 無料 | 10ドル | 1営業日 | |
bitpay | 1% | 5ドル | 2営業日 | |
AXIORY | 国内銀行送金 | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 1〜2営業日 |
海外銀行送金 | 無料(2万円未満1,500円) | 1万円 | 3〜20営業日 | |
VISAカード | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 3〜20営業日 | |
JCBカード | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 3〜20営業日 | |
UnionPay | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 3〜20営業日 | |
STICPAY | 無料(2万円未満1,000円)(※1) | 1,100円 | 1営業日 | |
VLoad | 無料(2万円未満1,000円)(※1) | 2,000円 | 1営業日 | |
NETELLER | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 1営業日 |
(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。
入金方法としてHFM(旧HOTFOREX)は7種類、AXIORYなら9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)、出金方法の場合はHFM(旧HOTFOREX)なら6種類、AXIORYは9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)の中から選ぶことができます。
AXIORYの注意点としては、入出金額が2万円未満だと1,000円の別途手数料がかかります。入出金の種類、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。
※HFM(旧HOTFOREX)の注意点
2023年5月、HFM(旧HOTFOREX)のボーナスを利用した取引では出金拒否が多発しています。ボーナスの取引条件を確認し、信頼性や安全性が高いブローカーを選びましょう。
HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方
★HFM(旧HOTFOREX)がおすすめの人
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- 様々な銘柄を取引したい
- 民事賠償保険制度があるFX業者を利用したい
HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジで様々な銘柄を取引したいトレーダーにおすすめします。最低入金額0ドルということから、小さな資金で大きな利益を狙えるチャンスがありますよ。
AXIORYをおすすめする方
★AXIORYがおすすめの人
- 幅広いCFD銘柄を取引したい
- 狭いスプレッドで取引したい
- スキャルピングやデイトレードをしたい
- MT4・MT5・cTraderを使いたい
- 信託保全のあるFX業者を利用したい
- 約定力の高いFX業者を選びたい
AXIORYは、とても狭いスプレッドと、約定力の高さからスキャルピングトレーダーに適しています。また、信託保全により投資資金が守られているため、少しでも安心して取引したいトレーダーにおすすめです。
まとめ
海外FX業者のHFM(旧HOTFOREX)とAXIORYについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
HFM(旧HOTFOREX) | AXIORY | |
安全性・信頼性 | △ | ◎ |
最大レバレッジ | ◎ | × |
取扱銘柄 | ◎ | 株式・ETFが多い(アルファ口座のみ) |
スプレッド重視 | △ | ◎ |
スワップポイント重視 | × | × |
取引ツール | 初心者〜中上級者 | ◎ |
ボーナス重視 | △ | ×(期間限定であり) |
少額投資 | ◎ | △ |
日本語サポート重視 | ◎ | ◎ |
総合的に見て勝者はAXIORYと言えます。最大レバレッジを見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですが、スプレッド、信託保全、約定力などを比較するとAXIORYの方が優秀です。HFM(旧HOTFOREX)にはハイレバレッジで中長期トレードをメインにするトレーダー、取引コストや安全面を重視するトレーダーにはAXIORYが適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。
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