【2024年最新版】HFM(旧HOTFOREX)とXM/XMTRADINGを8つの項目で比較!

HOT FOREXとXM TRADINGの比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのHFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingを基本スペックで比較

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの基本的なスペックを比べてみます。

HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
運営会社 HF Markets(SV)Ltd. Tradexfin Limited
設立 2010年 2009年
金融庁ライセンス セントビンセント及びグレナディーン金融庁 セーシェル金融庁
資金管理 分別管理 欧州優良銀行で分別管理
口座の方式 NDD(STP・ECN) NDD(STP・ECN)
口座の種類
  • セント口座
  • プレミアム口座
  • プロ口座
  • ゼロ口座
  • マイクロ口座
  • スタンダード口座
  • 極口座
  • ゼロ口座
最小ロット数
  • セント口座:0.01ロット=10通貨
  • それ以外の口座:0.01ロット=1,000通貨
  • マイクロ口座:MT4の場合、0.01ロット=10通貨、MT5の場合、0.1ロット=100通貨
  • それ以外の口座:0.01ロット=1,000通貨
最大ロット数
  • セント口座:200ロット
  • それ以外の口座:60ロット
  • マイクロ口座:100ロット=10万通貨
  • それ以外の口座:50ロット=500万通貨
最大レバレッジ
  • 2,000倍
1,000倍(ゼロ口座は500倍)
ドル円の平均スプレッド
  • セント口座:1.6pips
  • プレミアム口座:1.6pips
  • プロ口座:0.6pips
  • ゼロ口座:0.1pips
  • マイクロ口座:1.6pips
  • スタンダード口座:1.6pips
  • 極口座:0.7pips
  • ゼロ口座:0.1pips
取引手数料
  • ゼロ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • それ以外の口座:無料
  • ゼロ口座:1ロット取引毎に片道5ドル
  • それ以外の口座:無料
ボーナス あり(入金不要ボーナス口座・入金ボーナス口座のみ対象)
  • 口座開設ボーナス
  • 入金ボーナス
  • ロイヤルティプログラム
スキャルピング 可能 可能
自動売買 可能 可能
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし

※90日間取引または入出金がなかった場合、月額5ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

なし

※90日間取引または入出金がなかった場合、月額5ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

ゼロカット あり あり
ロスカット水準 20% 20%
マージンコール水準 50% 50%
プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
  • MT4
  • MT5
最低入金額
  • プロ口座:100ドル
  • それ以外の口座:0ドル
5ドル
FX通貨ペア 53種類 57種類
他の金融商品 コモディティ(商品):5種類、株式指数:12種類、貴金属:6種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:40種類、株式:95種類、ETF:34種類、債券:3種類 コモディティ(商品):8種類、現物指数CFD:14種類、先物指数CFD:10種類、貴金属:4種類、エネルギー:5種類、仮想通貨:31種類
入金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、BXONE、Pay-easy、Smart Pit
出金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、BXONE
法人口座 あり なし
最大口座数 7口座 8口座

HFM(旧HOTFOREX)は、高いレバレッジと幅広い取引銘柄を求めるトレーダーから絶賛されています。一方のXM Tradingは全体的に評価がとても高く、海外FX業者の中で最も日本人トレーダーに人気のあるブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingをメリット・デメリットで比較

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingのメリット・デメリットを比較していきます。

HFM(旧HOTFOREX)のメリット・デメリット

★メリット

  • 最大レバレッジ2,000倍で取引できる
  • 株式・債券・ETFが取引できる
  • ポイントが貯まるロイヤリティプログラム
  • 民事賠償保険制度により最大5,000,000ユーロまで補償
  • 最低入金0ドルだから少額資金でもOK(プロ口座は100ドル)
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • スプレッドが広い
  • ストップレベルが広い
  • 約定力が非公開
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる

海外FX業界内でも高いレバレッジと、豊富な取引銘柄でトレードするならHFM(旧HOTFOREX)をおすすめします。信託保全なしというデメリットはありますが、上限5,000,000ユーロまで補償されているので安心して利用できそうですね。

XM Tradingのメリット・デメリット

★メリット

  • 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
  • 為替から仮想通貨まで幅広い銘柄を取引できる
  • 最小スプレッド0pipsのゼロ口座
  • 豊富なボーナス(クッション機能付き)
  • ポイントが貯まるロイヤルティプログラム
  • 約定スピードが速い
  • ストップレベル0.0pips
  • 最低入金5ドルだから少額資金でもOK
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • スプレッドが広い
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道5ドルかかる

総合的にバランスの取れた取引条件や信頼感を求めるなら、海外FX初心者から経験豊富な中上級者まで利用できるXM Tradingをおすすめします。スプレッドが広いものの、豪華ボーナスやロイヤルティプログラムを活用することで取引コストを抑えられます。

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingを最大レバレッジで比較

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの最大レバレッジを比較していきます。

HFM(旧HOTFOREX)
セント口座 プレミアム口座 プロ口座 ゼロ口座
最大レバレッジ 2,000倍 2,000倍 2,000倍 2,000倍
最小ロット数 0.01ロット=10通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金 0.55円 55円 55円 55円
最低入金額 0ドル 0ドル 100ドル 0ドル
XM Trading
マイクロ口座 スタンダード口座・極口座 ゼロ口座
最大レバレッジ 1,000倍 1,000倍 500倍
最小ロット数
  • MT4:0.01ロット=10通貨
  • MT5:0.1ロット=100通貨
0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金
  • MT4:1円
  • MT5:11円
110円 220円
最低入金額 5ドル 5ドル 5ドル

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

最大レバレッジを比べるとHFM(旧HOTFOREX)は2,000倍、XM Tradingは1,000倍となり、HFM(旧HOTFOREX)の方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはHFM(旧HOTFOREX)のセント口座の0.55円ですが、最も大きな資金が必要になるのはXM Tradingのゼロ口座の220円です。レバレッジだけで見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですが、最低入金額が高い口座もあるので取引に合わせて海外FX業者を選びましょう。

レバレッジ制限

続いて、HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★HFM(旧HOTFOREX)のレバレッジ制限

口座資金 セント口座・プレミアム口座・プロ口座・ゼロ口座
10,000ドル未満 2,000倍
10,000ドル〜50,000ドル未満 1,000倍
50,000ドル〜300,000ドル未満 500倍
300,000ドル以上 75倍

★XM Tradingのレバレッジ制限

口座資金 マイクロ口座・スタンダード口座・極口座 ゼロ口座
5ドル〜20,000ドル 1,000倍 500倍
20,001ドル〜100,000ドル 200倍 200倍
100,001ドル以上 100倍 100倍

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。HFM(旧HOTFOREX)の場合は、有効証拠金10,000ドルを超えると1,000倍、50,000ドル以上になると500倍に制限されます。一方のXM Tradingでは、20,001ドル以上になると200倍、100,001ドルを超えると100倍でトレードすることになります。ハイレバレッジを使って取引するなら、レバレッジ制限が緩いHFM(旧HOTFOREX)の方が有利と言えますね。

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingを取扱銘柄で比較

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
FX通貨 53銘柄 57銘柄
貴金属 6銘柄 4銘柄
エネルギー 2銘柄 5銘柄
商品 5銘柄 8銘柄
株式 95銘柄 なし
株式指数 12銘柄 24銘柄
債券 3銘柄 なし
ETF 34銘柄 なし
仮想通貨 40銘柄 31銘柄

FX通貨ペアを比べると、HFM(旧HOTFOREX)よりXM Tradingの方が幅広い取引に対応していることがわかります。ただし、貴金属や株式、債券、ETF、仮想通貨などはHFM(旧HOTFOREX)の方が多く取り揃えていることがわかります。銘柄によってはXM Tradingの方が有利になることもあるので、自分が取引をしたい種類をチェックしてから海外FX業者を選びましょう。

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingをスプレッドで比較

HFM(旧HOTFOREX)とXM TradingのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。

STP口座

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。

通貨ペア HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
プレミアム口座 スタンダード口座
USD/JPY 1.6pips 1.6pips
EUR/JPY 2.3pips 2.5pips
GBP/JPY 3.9pips 3.3pips
AUD/JPY 2.8pips 3.3pips
EUR/USD 1.2pips 1.6pips
GBP/USD 1.9pips 2.1pips

2社の口座を比較すると、XM TradingよりHFM(旧HOTFOREX)の方が平均スプレッドは狭くなっています。両者共に海外FX業者の中でも広いスプレッドとして有名ですが、ポイント制度を利用することで取引コストを抑えることができます。

ECN口座

続いて、HFM(旧HOTFOREX)のゼロと口座、XM Tradingのゼロ口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、HFM(旧HOTFOREX)は1ロットあたり片道3ドル、XM Tradingは1ロットあたり片道5ドルかかります。

通貨ペア HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
ゼロ口座 ※1 ゼロ口座 ※2
USD/JPY 0.7pips 1.1pips
EUR/JPY 1.0pips 1.2pips
GBP/JPY 1.5pips 1.9pips
AUD/JPY 2.4pips(※1ロットあたり往復手数料0.8pips) 2.2pips
EUR/USD 0.7pips 1.1pips
GBP/USD 0.9pips 1.3pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips

※2…1ロットあたり往復手数料1.0pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
ゼロ口座 ゼロ口座
USD/JPY 760円 1,200円
EUR/JPY 1,060円 1,300円
GBP/JPY 1,560円 2,000円
AUD/JPY 2,480円 2,300円
EUR/USD 770円 1,210円
GBP/USD 990円 1,430円

※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=100円+660円=760円
  • ユーロドルの場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=1ドル+6ドル=7ドル=770円

※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料10ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+10ドル=10,000pips+10ドル=100円+1,100円=1,200円
  • ユーロドルの場合:0.1pips×10万通貨+10ドル=10,000pips+10ドル=1ドル+10ドル=11ドル=1,210円

上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。取引回数や取引数量が多いトレードスタイルの場合は、トータルコストが安いHFM(旧HOTFOREX)の方が優秀と言えますね。

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingをスワップポイントで比較

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
USD/JPY 0円 -86円 -18円 -42円
EUR/JPY 0円 -25円 -45円 -22円
CAD/JPY 0円 -45円 -26円 -39円
AUD/JPY 0円 -45円 -25円 -38円
CHF/JPY 0円 -15円 -67円 -27円
GBP/JPY 0円 -60円 -29円 -46円
NZD/JPY 0円 -69円 -20円 -38円
EUR/USD -101円 0円 -59円 -8円
TRY/JPY
ZAR/JPY

※1ドル106円として計算しています。

多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、HFM(旧HOTFOREX)とXM Trading共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingを取引ツールで比較

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
MT4・MT5 ダウンロード:Windows・Mac
ブラウザ:Webトレーダー
スマホ:Android・iPhone
タブレット:Android・iPad

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingどちらも「MT4」と「MT5」という2つの取引プラットフォームの利用が可能です。MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。人それぞれ利用しやすい口座タイプが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶことをおすすめします。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingを信頼性やサポート体制で比較

最後に、HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの安全性や信頼性を比較してみましょう。

HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
法人名 HF Markets(SV)Ltd. Tradexfin Limited
設立 2010年

※日本人向けFXサービスの開始は2015年から

2009年
所在地 Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines F20, 1st floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles
金融ライセンス SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:22747 IBC 2015

★HFM(旧HOTFOREX)グループの取得済み金融ライセンス

  • 英国金融行動監視機構
  • 南アフリカ共和国金融業界行為監督機構
  • セーシェル金融サービス委員会
  • ドバイ金融サービス機構
  • ケニア共和国資本市場局
Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD010

★XMグループの取得済み金融ライセンス

  • キプロス証券取引委員会
  • オーストラリア証券投資委員会
  • イギリス金融行動監視機
  • 国際金融サービス委員会
  • ドバイ金融サービス局
資金管理 分別管理 欧州優良銀行で分別管理
資本金 非公開 3億6,000万ドル
従業員数 250名 200名以上(支社含む)
特徴 世界中で350万口座の開設 世界に拠点があり、世界196カ国でサービス提供

運営歴の長さ

2015年から日本人向けFX取引を始めたHFM(旧HOTFOREX)は、世界中で350万口座を超える実績があります。一方、世界最大規模のXM Tradingは、日本人トレーダーが最も利用する海外FX会社として、「様々な受賞歴・100万口座突破・1.5億以上の取引注文」という実績があります。運営歴で選ぶならXM Tradingの方が有利と言えます。

金融ライセンスの取得

HFM(旧HOTFOREX)はセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンス、XM Tradingはセーシェルの金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスではありますが、グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることから両社共に信頼性や安全性は高いと言えそうですね。

分別管理と信託保全の有無

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。HFM(旧HOTFOREX)は、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はないものの、上限5,000,000ユーロまで補償する民事賠償保険制度に加入しています。一方のXM Tradingは、顧客資金の返金保証は公表していませんが、サポート窓口の回答として口座残高は全額守られているそうです。

★民事賠償保険制度とは?

民事賠償保険制度とは、エラー、脱落、過失、詐欺など金銭的損失につながるリスクをカバーする補償です。

約定力の差

HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
約定率 非公開 1秒以内に99.35%

※執行率100%で注文拒否なし

XM Tradingでは、全注文の99.35%が1秒以内に約定し、約定率100%・約定拒否ゼロを保証しています。一方、HFM(旧HOTFOREX)の約定率は公開されていません。実際、口コミの中には「滑る」という意見が多く、注意が必要です。約定率が低いと、注文したかったレートと異なるレートで約定してしまう可能性があるため、スピーディーに約定するXM Tradingの方が有利と言えます。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも必要ですが、そのスプレッドを活かすには、約定率が大切ということを覚えておきましょう。

ストップレベルの差

★ストップレベルの比較

FX通貨 HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
EUR/USD 3.0 pips 0.0 pips
EUR/JPY 3.0 pips 0.0 pips
GBP/USD 3.0 pips 0.0 pips
USD/JPY 3.0 pips 0.0 pips

ストップレベルを比べると、HFM(旧HOTFOREX)はXM Tradingよりかなり広めです。ストップレベルが広いと希望価格で決済することができずに、利益を逃す可能性があります。特にスキャルピングをする場合は、XM Tradingが有利なことは明確ですね。

★ストップレベルとは?

ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行うときに現在価格から最低でも何pips以上離さなければいけない価格差のことです。

ゼロカットの有無

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

便利機能や学習機能の種類

HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
  • 分析ツール
  • 経済指標カレンダー
  • ウェビナー(英語のみ)
  • デイリーマーケットリサーチ(分析ビデオ)
  • FXウェビナー
  • FXシグナル
  • MQL5
  • 経済指標カレンダー
  • 6種類のFX計算ツール
  • MT4プラットフォームチュートリアル

HFM(旧HOTFOREX)では、取引スキルを向上させるトレーディング情報を確認することができます。一方のXM Tradingは、相場分析から今後の動向を予想する情報を配信したり、無料のオンラインセミナーを開催したりと、初級者から上級者まで見逃せない内容を提供しています。

日本語サポートの対応力

日本語サポート HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
公式サイト
電話 +44-2030978571

※平日午前8:00~深夜0:00

×休止中
ライブチャット 平日午前8:00~深夜0:00 平日24時間
メールサポート 平日24時間 平日24時間
日本人スタッフ

HFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingでは、日本語でのお問い合わせが可能です。XM Tradingは電話サポートが休止中ですが、HFM(旧HOTFOREX)は困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意しましょう。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
HFM(旧HOTFOREX) 国内銀行送金 無料 1,000円 10分以内
VISAカード 無料 1万円 即時
JCBカード 無料 5ドル 10分以内
bitwallet 無料(※1) 1,000円 10分以内
BXONE 無料(※1) 1,000円 10分以内
crypto 無料 30ドル 即時
bitpay 無料 5ドル 10分以内
XM Trading 国内銀行送金 無料(※2) 下限なし 30分~1時間以内
VISAカード 無料 500円 即時
JCBカード 無料 1万円 即時
bitwallet 無料(※1) 500円 即時
STICPAY 無料(※1) 500円 即時
BXONE 無料(※1) 500円 即時
Pay-easy 無料(※3) 2,000円 即時
Smart Pit 無料(※3) 2,000円 即時

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

(※2)入金額1万円未満の場合、入金手数料980円(決済代行会社により1,500円)がかかります。送金元銀行で振込手数料(0~880円)が発生した場合、自己負担となります。

(※3)決済手数料280円は、自己負担となります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
HFM(旧HOTFOREX) 国内銀行送金 無料 1,000円 2営業日
JCBカード 無料 5ドル 2〜10営業日
bitwallet 無料(※1) 20ドル 即時
BXONE 無料(※1) 2,000円 即時
crypto 無料 10ドル 1営業日
bitpay 1% 5ドル 2営業日
XM Trading 国内銀行送金 無料 1万円 1〜5営業日
VISAカード 無料 500円 2営業日〜2カ月程

※カード会社によって異なります。

bitwallet 無料(※1) 500円 即時
STICPAY 無料(※1) 500円 即時
BXONE 無料(※1) 500円 即時

(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。

入金方法としてHFM(旧HOTFOREX)は7種類、XM Tradingなら8種類、出金方法の場合はHFM(旧HOTFOREX)なら6種類、XM Tradingは5種類の中から選ぶことができます。

両業者共に国内銀行送金やクレジットカード、オンラインウォレットなどに対応しているので、使いやすい手法を選びましょう。ただし、HFM(旧HOTFOREX)の方がやや入金までの反映時間がかかるため、即時を求めるならXM Tradingの方が有利と言えますね。

※HFM(旧HOTFOREX)の注意点

2023年5月、HFM(旧HOTFOREX)のボーナスを利用した取引では出金拒否が多発しています。ボーナスの取引条件を確認し、信頼性や安全性が高いブローカーを選びましょう。

HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方

★HFM(旧HOTFOREX)がおすすめの人

  • ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
  • 様々な銘柄を取引したい
  • 民事賠償保険制度があるFX業者を利用したい

HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジで様々な銘柄を取引したいトレーダーにおすすめします。最低入金額0ドルということから、小さな資金で大きな利益を狙えるチャンスがありますよ。

XM Tradingをおすすめする方

★XM Tradingがおすすめの人

  • 初めて海外FXを利用する
  • 日本人利用者が多い海外FX業者を選びたい
  • 豪華ボーナスを活用した取引をしたい
  • デイトレードやスイングトレードをしたい
  • 少ない資金で大きな利益を得たい

XM Tradingは、豊富なボーナスを活用したり、大きな利益を狙いたい初心者から中上級者までおすすめできます。安全性や信頼性が高いからこそ入出金の心配も少なく、リスクを抑えた取引が可能です。

まとめ

海外FX業者のHFM(旧HOTFOREX)とXM Tradingについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

HFM(旧HOTFOREX) XM Trading
安全性・信頼性
最大レバレッジ
取扱銘柄 FX通貨〜仮想通貨
スプレッド重視 △(XMPで相殺可能)
スワップポイント重視 × ×
取引ツール 初心者〜中上級者 初心者〜中上級者
ボーナス重視
少額投資
日本語サポート重視

総合的に見て勝者はXM Tradingと言えます。最大レバレッジを見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですが、信頼性、FXの銘柄数、豪華ボーナスなどを比較するとXM Tradingの方が優秀です。HFM(旧HOTFOREX)にはハイレバレッジで中長期トレードをメインにするトレーダー、お得に取引したい初心者や少額からトレードを始めたいトレーダーにはXM Tradingが適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。

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