【2024年最新版】EXNESSとBIGBOSS FXを8つの項目で比較!

EXNESSとBIG BOSSの比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのEXNESSとBIG BOSSの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

EXNESSとBIG BOSSを基本スペックで比較

EXNESSとBIG BOSSの基本的なスペックを比べてみます。

EXNESS BIG BOSS
運営会社 E​xness (SC) Ltd Big Boss Holdings Company Limited
設立 2008年 2013年
金融庁ライセンス セーシェル金融庁 セントビンセント及びグレナディーン金融庁
資金管理 分別管理 分別管理
口座の方式 NDD(STP・ECN) NDD(STP・ECN)CEX
口座の種類
  • スタンダード口座
  • ロースプレッド口座
  • ゼロ口座
  • プロ口座
  • スタンダード口座
  • プロスプレッド口座
  • CRYPTOS口座(仮想通貨の専用口座)
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨
  • CRYPTOS口座:銘柄によって異なります。
  • それ以外の口座:0.01ロット=1,000通貨
最大ロット数
  • 200ロット:午後4:00~午前5:59(冬時間は午後5:00~午前6:59)
  • 20ロット:午前6:00~午前3:59(冬時間は午後7:00~午前4:59)
  • CRYPTOS口座:銘柄によって異なります。
  • それ以外の口座:50ロット=500万通貨
最大レバレッジ
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
1,111倍(CRYPTOS口座は1倍)
ドル円の平均スプレッド
  • スタンダード口座:1.1pips
  • ロースプレッド口座:0.1pips
  • ゼロ口座:0.1pips
  • プロ口座:0.7pips
  • スタンダード口座:1.5pips
  • プロスプレッド口座:1.1pips
取引手数料
  • ロースプレッド口座:1ロット取引毎に片道3.5ドル
  • ゼロ口座:1ロット取引毎に片道0.1ドル〜
  • それ以外の口座:無料
  • スタンダード口座:無料(仮想通貨のみ取引金額に対して片道0.2%)
  • プロスプレッド口座:1ロット取引毎に片道4.5ドル
  • CRYPTOS口座:銘柄によって異なります。
ボーナス なし
  • 入金ボーナス
  • BigBossポイント
スキャルピング 可能 可能
自動売買 可能 可能
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし なし
ゼロカット あり あり
ロスカット水準 0% 20%
マージンコール水準
  • スタンダード口座:60%
  • それ以外の口座:30%
50%
プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
  • MT4
  • BigBoss QuickOrder(CRYPTOS口座)
最低入金額
  • スタンダード口座:1ドル
  • それ以外の口座:1,000ドル
制限なし
FX通貨ペア 98種類 42種類
他の金融商品 株式指数:10種類、貴金属:10種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:35種類、株式:88種類 株式指数:7種類、貴金属:2種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:30種類
入金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、WebMoney、PerfectMoney、仮想通貨 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、BTC
出金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、WebMoney、PerfectMoney、仮想通貨 国内銀行送金、bitwallet、BXONE、BTC
法人口座 あり あり
最大口座数 128口座 無制限

EXNESSは、ハイレバレッジと低スプレッドを求めるトレーダーから絶賛されています。一方のBIG BOSSは、高いレバレッジとポイント制度を求めるトレーダーから注目を集めているブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

EXNESSとBIG BOSSをメリット・デメリットで比較

EXNESSとBIG BOSSのメリット・デメリットを比較していきます。

EXNESSのメリット・デメリット

★メリット

  • 無制限レバレッジで取引できる(MT5は2,000倍)
  • 狭いスプレッド
  • 様々な銘柄が取引できる
  • MT4・MT5が利用可能
  • ロスカット水準は0%
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の最低入金額が1,000ドルと高い
  • ロースプレッド口座の取引手数料が1ロットあたり片道3.5ドルかかる
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道0.1ドル〜かかる
  • ボーナスがない

海外FX業界内で最も高いレバレッジで、低スプレッドの取引をするならEXNESSをおすすめします。日本語サポートも質が高く、安心して利用できるでしょう。ボーナスなしというデメリットはありますが、取引スタイルに合わせて4つの口座タイプから選べます。

BIG BOSSのメリット・デメリット

★メリット

  • 最大レバレッジ1,111倍で取引できる
  • ポイントが貯まるBigBossポイント
  • MT4・BigBoss QuickOrderが利用可能
  • ロスカット水準が20%と平均的
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • 最大50ロットと大口取引に向いていない
  • スプレッドは平均クラス
  • プロスプレッド口座の取引手数料が1ロットあたり片道4.5ドルかかる
  • ストップレベルが広い
  • クレジットカードの最低入金額が5万円と高い

高いレバレッジや最低入金額の制限なし、などを求めるならBIG BOSSをおすすめします。スタンダード口座は、BIG BOSSの中で最も取り扱い銘柄が多く、取引しやすいでしょう。ただし、他社と比べて銘柄の種類が少なく、口座タイプによっては「FX通貨のみ取引可能」「仮想通貨のみ取引可能」というデメリットもあります。

EXNESSとBIG BOSSを最大レバレッジで比較

EXNESSとBIG BOSSの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

EXNESSとBIG BOSSの最大レバレッジを比較していきます。

EXNESS
スタンダード口座 ロースプレッド口座 ゼロ口座 プロ口座
最大レバレッジ
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
最低入金額 1ドル 1,000ドル 1,000ドル 1,000ドル
BIG BOSS
スタンダード口座・プロスプレッド口座 CRYPTOS口座
最大レバレッジ 1,111倍 1倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 銘柄によって異なります。
最低必要証拠金 99円 銘柄によって異なります。
最低入金額 制限なし 制限なし

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

最大レバレッジを比べるとEXNESSは無制限(MT5は2,000倍)、BIG BOSSは1,111倍となり、EXNESSの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはEXNESSのスタンダード口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の0円ですが、最も大きな資金が必要になるのはBIG BOSSのスタンダード口座・プロスプレッド口座の99円です。レバレッジだけで見るとEXNESSの方が有利ですが、最低入金額も高いため注意しましょう。

★EXNESSの無制限レバレッジで取引する条件

  • 5ロット以上の取引を行う
  • 10回以上の決済を行う
  • 口座残高1,000ドル未満
  • MT4を利用した取引

レバレッジ制限

続いて、EXNESSとBIG BOSSのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★EXNESSのレバレッジ制限

口座資金 最大レバレッジ
999ドル以下 無制限(実質21億倍)
1,000ドル〜4,999ドル 2,000倍
5,000ドル〜29,999ドル 1,000倍
30,000ドル以上 500倍

※土日・祝日は、最大レバレッジが200倍に制限されます。

※経済ニュース・指標発表時前後は最大レバレッジが200倍に制限されます。

※決算報告発表日は、株式の最大レバレッジが5倍に制限されます。

★BIG BOSSのレバレッジ制限

口座資金 スタンダード口座・プロスプレッド口座
1,999,999円以下 1,111倍
2,000,000円~4,999,999円 555倍
5,000,000円~9,999,999円 200倍
10,000,000円以上 100倍

※CRYPTOS口座は、レバレッジ1倍固定です。

EXNESSとBIG BOSSは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。EXNESSは有効証拠金5,000ドルを超えると1,000倍、30,000ドル以上になれば500倍でトレード可能です。一方、BIG BOSSの場合は200万円以上になると555倍、500万円を超えれば200倍に制限されます。口座資金が多ければ多いほどレバレッジ制限は、EXNESSの方が有利と言えますね。

EXNESSとBIG BOSSを取扱銘柄で比較

EXNESSとBIG BOSSの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 EXNESS BIG BOSS
FX通貨 98銘柄 42銘柄
貴金属 10銘柄 2銘柄
エネルギー 2銘柄 2銘柄
株式 88銘柄 なし
株式指数 10銘柄 7銘柄
仮想通貨 35銘柄 30銘柄

銘柄を比べると、BIG BOSSよりもEXNESSの方が幅広い取引に対応していることがわかります。BIG BOSSのプロスプレッド口座はFX通貨のみ取引可能、CRYPTOS口座は仮想通貨のみ取り扱っているので不便を感じる可能性があります。銘柄の種類やトレードのしやすさを考えると、圧倒的にEXNESSをおすすめします。

EXNESSとBIG BOSSをスプレッドで比較

EXNESSとBIG BOSSのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。

STP口座

EXNESSとBIG BOSSの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。

通貨ペア EXNESS BIG BOSS
スタンダード口座 スタンダード口座
USD/JPY 1.1pips 1.5pips
EUR/JPY 1.9pips 1.9pips
GBP/JPY 2.0pips 2.5pips
AUD/JPY 1.3pips 2.0pips
EUR/USD 1.0pips 1.7pips
GBP/USD 1.5pips 2.2pips

2社の口座を比較すると、BIG BOSSよりEXNESSの方が平均スプレッドは狭くなっています。EXNESSのスタンダード口座は海外FX業者の中でも狭いスプレッドとして評判です。ただし、通貨ペアによって平均スプレッドは変わるので、取引する銘柄でFX会社を選ぶようにしましょう。

一方のBIG BOSSのスプレッドは全体的に高めに見えますが、「BigBossポイント」というポイント制度を利用することで、取引コストを抑えることができます。ただし、スタンダード口座とプロスプレッド口座では付与率が異なるので注意しましょう。

★BigBossポイント(BBP)とは?

BigBossポイントでは、スタンダード口座でFX通貨ペアを1ロット取引する毎に16ポイント、プロスプレッド口座では1ロット取引する毎に6ポイントが付与されます。BigBossポイントは、6ポイントにつき1ドルのクレジットボーナスと交換できるため、ボーナスを含めるとスタンダード口座の実質スプレッドは0.2pips、プロスプレッド口座だと0.1pipsほど低くなります。

ECN口座

続いて、EXNESSのロースプレッド口座と、BIG BOSSのプロスプレッド口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、EXNESSは1ロットあたり片道3.5ドル、BIG BOSSは1ロットあたり片道4.5ドルかかります。

通貨ペア EXNESS BIG BOSS
ロースプレッド口座 ※1 プロスプレッド口座 ※2
USD/JPY 0.8pips 1.1pips
EUR/JPY 1.2pips 1.5pips
GBP/JPY 1.2pips 1.8pips
AUD/JPY 0.9pips 2.1pips
EUR/USD 0.7pips 1.4pips
GBP/USD 0.8pips 1.8pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips

※2…1ロットあたり往復手数料0.9pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア EXNESS BIG BOSS
ロースプレッド口座 プロスプレッド口座
USD/JPY 870円 1,190円
EUR/JPY 1,270円 1,590円
GBP/JPY 1,270円 1,890円
AUD/JPY 970円 2,190円
EUR/USD 770円 1,540円
GBP/USD 880円 1,980円

※ロースプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料7ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+7ドル=10,000pips+7ドル=100円+770円=870円
  • ユーロドルの場合:0.0pips×10万通貨+7ドル=7ドル=770円

※プロスプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料9ドル」

  • ドル円の場合:0.2pips×10万通貨+9ドル=20,000pips+9ドル=200円+990円=1,190円
  • ユーロドルの場合:0.5pips×10万通貨+9ドル=50,000pips+9ドル=5ドル+9ドル=14ドル=1,540円

上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。BIG BOSSはスプレッドも広く、さらに取引手数料もプラスされることから、トータルコストが安いEXNESSの方が優秀と言えますね。

EXNESSとBIG BOSSをスワップポイントで比較

EXNESSとBIG BOSSの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 EXNESS BIG BOSS
USD/JPY -4円 -34円 -40円 3円
EUR/JPY -28円 -5円 -22円 -36円
CAD/JPY -4円 -16円 10円 -79円
AUD/JPY -4円 -17円 11円 -77円
CHF/JPY -35円 6円 -63円 -28円
GBP/JPY -7円 -25円 -11円 -96円
NZD/JPY -19円 -64円 10円 -72円
EUR/USD -41円 12円 19円 -110円
TRY/JPY
ZAR/JPY 3円 -96円

※1ドル106円として計算しています。

一見、EXNESSのZAR/JPY(買)・CHF/JPY(売)・EUR/USD(売)と、BIG BOSSのCAD/JPY(買)・AUD/JPY(買)・NZD/JPY(買)・EUR/USD(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントがマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、EXNESSとBIG BOSS共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

EXNESSとBIG BOSSを取引ツールで比較

EXNESSとBIG BOSSの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS EXNESS BIG BOSS
MT4 ダウンロード:Windows・Mac
ブラウザ:Webトレーダー
スマホ:Android・iPhone
タブレット:Android・iPad
MT5 ダウンロード:Windows・Mac ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×
BigBoss QuickOrder ダウンロード:Windows・Mac × ×
ブラウザ:Webトレーダー × ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×

EXNESSは「MT4」と「MT5」という2つの取引プラットフォームの利用が可能になり、一方のBIG BOSSでは「MT4」と「BigBoss QuickOrder(独自ツール)」という2つの取引プラットフォームが使用できます。このBigBoss QuickOrderは、MT5専用アプリで初心者でも使いやすいと評判です。ただし、外部からインジケータや自動売買(EA)の追加はできないため、自動売買と裁量トレード両方を行うならEXNESSの方が使いやすいでしょう。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

EXNESSとBIG BOSSを信頼性やサポート体制で比較

最後に、EXNESSとBIG BOSSの安全性や信頼性を比較してみましょう。

EXNESS BIG BOSS
法人名 E​xness (SC) Ltd Big Boss Holdings Company Limited
設立 2008年 2013年
所在地 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles Vistra Corporate Services Centre, Suite 23, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Mahe, Seychelles
金融ライセンス Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD025

★EXNESSグループの取得済み金融ライセンス

  • キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行
  • キプロス証券取引委員会
  • イギリス金融行動監視機
  • 英領バージン諸島金融サービス委員会
  • 南アフリカ金融業界行為監督機構
  • モーリシャス金融サービス委員会
SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:380 LLC 2020
資金管理 分別管理 分別管理
資本金 非公開 非公開
従業員数 200名以上
特徴 海外FX中級者・上級者向き 自社の仮想通貨取引所「CRYPTOS」を運営

運営歴の長さ

ロシアで設立されたEXNESSは、日本だけでなく世界でも多くのトレーダーに利用されている業界最大手の海外FX業者です。一方のBIG BOSSは、自社の仮想通貨取引所「CRYPTOS」を運営していることからも仮想通貨に力を入れています。運営歴で選ぶならEXNESSの方がやや有利と言えます。

金融ライセンスの取得

EXNESSはセーシェルの金融ライセンス、BIG BOSSはセントビンセント及びグレナディーンの金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスではありますが、EXNESSグループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることからEXNESSの方が信頼性や安全性は高いと言えそうですね。

分別管理と信託保全の有無

EXNESSとBIG BOSSでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。どちらも信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はないため、それを理解した上で利用するようにしましょう。

ロスカット水準の違い

BIG BOSSでは、証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のEXNESSは、証拠金維持率が0%になるまでロスカットされず、資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。

★ロスカット水準とは?

ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。

ゼロカットの有無

EXNESSとBIG BOSSの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、EXNESSとBIG BOSSがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

ただし、BIG BOSSの場合、以下条件ではゼロカットが適用されないケースもあるので注意しましょう。

★ゼロカットが適用されない3つの条件

  • 2つの口座で両建取引を行った場合
  • 指標発表時や市場の変動が激しい時間帯を狙った取引
  • BIG BOSSが不正な取引として判断した場合

※CRYPTOS口座はゼロカットが適用されません。

便利機能や学習機能の種類

EXNESS BIG BOSS
  • 分析ツール
  • 経済指標カレンダー
  • Web TV
なし

EXNESSでは、Trading Centralからの市場解説やトレーディング情報をチェックすることができます。一方のBIG BOSSでは、便利ツールは用意されていないので注意しましょう。

日本語サポートの対応力

日本語サポート EXNESS BIG BOSS
公式サイト
電話 +120409740

平日午前8:00〜深夜0:00

×
ライブチャット 平日午後12:00〜午後8:00 平日午前10:00〜深夜0:00
メールサポート 平日24時間 平日午前10:00〜深夜0:00
日本人スタッフ

EXNESSとBIG BOSSでは、日本語でのお問い合わせが可能です。BIG BOSSの電話サポートはありませんが、EXNESSは困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意しましょう。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
EXNESS 国内銀行送金 無料 10ドル 1営業日
VISAカード 無料 10ドル 即時
Masterカード 無料 10ドル 即時
JCBカード 無料 10ドル 即時
bitwallet 無料(※1) 10ドル 即時
STICPAY 無料(※1) 10ドル 即時
WebMoney 無料(※1) 10ドル 即時
PerfectMoney 無料(※1) 50ドル 即時
BTC 無料 10ドル 3営業日
USDT 無料 10ドル 3営業日
BIG BOSS 国内銀行送金 無料(※2) 下限なし 1営業日
海外銀行送金 無料 下限なし 2~5営業日
VISAカード 無料 5万円 即時
JCBカード 無料 5万円 即時
Masterカード 無料 5万円 即時
bitwallet 無料(※1) 1万円 即時
BXONE 無料(※1) 5,000円 即時
BTC 無料 下限なし 2営業日

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

(※2)入金額5万円未満の場合、入金手数料1,000円がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
EXNESS 国内銀行送金 無料 10ドル 1営業日
VISAカード 無料 3ドル 3営業日
Masterカード 無料 3ドル 3営業日
JCBカード 無料 3ドル 3営業日
bitwallet 無料(※1) 1ドル 即時
STICPAY 無料(※1) 1ドル 即時
WebMoney 無料(※1) 1ドル 即時
PerfectMoney 無料(※1) 2ドル 即時
BTC 無料 10ドル 3営業日
USDT 無料 100ドル 3営業日
BIG BOSS 国内銀行送金 2,000円 制限なし 2~5営業日
bitwallet 無料(※1) 制限なし 1~5営業日
BXONE 無料(※1) 制限なし 1~5営業日
BTC(CRYPTOS口座のみ) BTC口座:0.002BTC

※仮想通貨によって手数料は異なります。

制限なし 1~2営業日

(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。

入金方法としてEXNESSは10種類、BIG BOSSなら8種類、出金方法の場合はEXNESSなら10種類、BIG BOSSは4種類の中から選ぶことができます。

注意点としてEXNESSの最低入金は1,000ドル(EXNESSのスタンダード口座は1ドル)という海外FX業界内で高めの設定になります。一方、BIG BOSSの国内銀行送金では、5万円以下の入金手数料として1,000円、出金には2,000円の手数料が発生します。入出金の方法、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。

EXNESSをおすすめする方

★EXNESSがおすすめの人

  • 海外FX経験のある中上級者
  • ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
  • 狭いスプレッドで取引したい
  • ロスカット水準0%で取引したい

EXNESSは狭いスプレッドとハイレバレッジを活用したいトレーダーにおすすめします。ギリギリまで取引可能なロスカット水準0%ということもあり、とても大きな利益を狙えるチャンスがあります。

BIG BOSSをおすすめする方

★BIG BOSSがおすすめの人

  • ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
  • 仮想通貨を取引したい
  • BigBoss QuickOrderを使いたい
  • ロスカット水準20%で取引したい
  • 質の高い日本語サポートを受けたい

BIG BOSSは、ハイレバレッジで取引したいトレーダーにおすすめです。特にスタンダード口座の場合は、「ボーナス対象」「取引手数料無料」という好条件でトレードできるため、かなり大きな利益を獲得できる可能性があります。

まとめ

海外FX業者のEXNESSとBIG BOSSについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

EXNESS BIG BOSS
安全性・信頼性
最大レバレッジ ◎(無制限) ◎(1,111倍)
取扱銘柄
スプレッド重視 △(海外FX業界内の平均クラス)
スワップポイント重視 × ×
取引ツール 初心者〜中上級者
ボーナス重視 ×
少額投資 × △(カードの最低入金額が高い)
日本語サポート重視

総合的に見て勝者はEXNESSと言えます。最低入金額を見るとBIG BOSSの方が有利ですが、最大レバレッジ、取引コスト、取引銘柄の種類などを比較するとEXNESSの方が優秀です。EXNESSには狭いスプレッドで資金力に余裕がある中上級者、BIG BOSSにはポイントを貯めたいトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。

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