海外FXブローカーのFXGTとTITAN FXの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。両社共に知名度のある海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
FXGTとTITAN FXを基本スペックで比較
FXGTとTITAN FXの基本的なスペックを比べてみます。
FXGT | TITAN FX | |
運営会社 | 360 Degrees Markets Ltd | Titan FX Limited |
設立 | 2019年 | 2014年 |
金融庁ライセンス | セーシェル共和国金融庁 | バヌアツ金融サービス委員会 |
資金管理 |
|
National Australia Bankで分別管理 |
口座の方式 | NDD(STP・ECN) | NDD(STP・ECN) |
口座の種類 |
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|
最小ロット数 |
|
|
最大ロット数 |
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|
最大レバレッジ | 1,000倍(Crypto max口座は500倍) | 500倍(Zeroマイクロ口座は1,000倍) |
ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
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ボーナス |
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なし |
スキャルピング | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし
※90日間取引または入出金がなかった場合、月額10ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
なし |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 |
|
20% |
マージンコール水準 |
|
90% |
プラットフォーム | MT5 |
|
最低入金額 | 5ドル | 200ドル |
FX通貨ペア | 53種類 | 60種類 |
他の金融商品 | 株式指数:8種類、貴金属:2種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:41種類、株式:51種類、シンセティックペア:20種類、GTi12指数:12種類、DeFiトークン:10種類、NFT:5種類 | 株式指数:20種類、貴金属:4種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:35種類、株式:100種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、ADA、BTC、ETH、USDT、XRP | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、仮想通貨 |
出金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、ADA、BTC、ETH、USDT、XRP | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、仮想通貨 |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 8口座 | 15口座 |
FXGTは、とても豪華なボーナスを受け取れることで多くのトレーダーから絶賛されています。一方のTITAN FXは、ボーナスはありませんが、スプレッドの狭さからスキャルピング中上級者に注目されています。どちらもハイスペックで勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
FXGTとTITAN FXをメリット・デメリットで比較
FXGTとTITAN FXのメリット・デメリットを比較していきます。
FXGTのメリット・デメリット
★メリット
- 5種類ある口座タイプから選べる
- 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
- 仮想通貨のスプレッドは最狭クラス
- シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTの取引可能
- 賠償責任保険の補償限度額が最大100万ユーロ
- 豊富なボーナス(クッション機能付き)
- 最低入金5ドルだから少額資金でもOK
- 幅広い入出金方法が選べる
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- スプレッドは平均クラス
- ECN口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
- ストップレベルが広い
- ロスカット率が40%と高い(Crypto max口座・ECN口座)
- MT5のみ取引ツールが利用可能
豊富な取引銘柄から選んだり、豪華ボーナスを使ったりしたい初心者にFXGTをおすすめします。FX通貨ペアや仮想通貨FXなど、最大1,000倍のレバレッジをかけられるため、大きな利益を狙えるチャンスがあります。ただし、取引ツールがMT5に限定されている、というデメリットもあります。
TITAN FXのメリット・デメリット
★メリット
- 業界トップクラスの低スプレッド
- レバレッジ制限がない
- トラブル時は2万ユーロまで損害を補償
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- 最大レバレッジが500倍と平均クラス(Zeroマイクロ口座のみ1,000倍)
- Zeroブレード口座の取引手数料が1ロットあたり片道3.5ドルかかる
- ボーナスがない
- 初回の最低入金額がやや高い(200ドル)
海外FX業界の中でも狭いスプレッドとレバレッジ制限なし、という条件で取引をするならTITAN FXをおすすめします。ハイクオリティーの日本語サポートも受けられるため、安心して利用できるでしょう。ただし、お得なキャンペーンが用意されていないことから、全て自己資金で取引することになります。
FXGTとTITAN FXを最大レバレッジで比較
FXGTとTITAN FXの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
FXGTとTITAN FXの最大レバレッジを比較していきます。
FXGT | |||||
ミニ口座 | Crypto max口座 | スタンダード+口座 | プロ口座 | ECN口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=100通貨 | 銘柄によって異なる | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 11円 | − | 110円 | 110円 | 110円 |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
TITAN FX | |||
Zeroマイクロ口座 | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 500倍 |
最小ロット数 | 0.1ロット=100通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 11円 | 220円 | 220円 |
最低入金額 | 200ドル | 200ドル | 200ドル |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べると、両社共に1,000倍となります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはFXGTのミニ口座とTITAN FXのZeroマイクロ口座の11円ですが、最も大きな資金が必要になるのはTITAN FXのZeroスタンダード口座とZeroブレード口座の220円です。2社を比較すると必要証拠金に少しの差がありますね。
また、一般的な口座タイプであるFXGTのスタンダード+口座は最大1,000倍ですが、TITAN FXのZeroスタンダード口座は最大500倍のレバレッジという大きな違いもあります。大きなレバレッジを利用して少額の取引をするならFXGTをおすすめします。
レバレッジ制限
続いて、FXGTとTITAN FXのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★FXGTのレバレッジ制限(メジャーFX通貨ペアの場合)
取引量 | ミニ口座・Crypto Max口座・スタンダード+口座・プロ口座・ECN口座 |
300,000ドル以下 | 1,000倍 |
300,000ドル〜1,000,000ドル | 500倍 |
1,000,000ドル〜2,000,000ドル | 200倍 |
2,000,000ドル〜3,000,000ドル | 100倍 |
3,000,000ドル〜5,000,000ドル | 50倍 |
5,000,000ドル以上 | 20倍 |
※銘柄により最大レバレッジは異なります。
★TITAN FXのレバレッジ制限
口座資金 | Zeroマイクロ口座 | Zeroスタンダード口座・Zeroブレード口座 |
200ドル以上 | 1,000倍 | 500倍 |
FXGTは保有ポジションにより倍率が変動するダイナミックレバレッジを採用していますが、TITAN FXにはレバレッジ制限がありません。レバレッジ制限がないおかげで、一定以上の取引量を超えるとFXGTの方がレバレッジは高くなります。例えば、FXGTでは取引量が1,000,000ドルを超えると最大200倍に変わりますが、TITAN FXは最大1,000倍(または500倍)のままなので口座残高を気にすることなく取引できます。ダイナミックレバレッジのメリットは、口座残高に左右されず、ロット数によって最大レバレッジが適用されところなので、自分に合ったFX業者を選ぶようにしましょう。
FXGTとTITAN FXを取扱銘柄で比較
FXGTとTITAN FXの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | FXGT | TITAN FX |
FX通貨 | 53銘柄 | 60銘柄 |
貴金属 | 2銘柄 | 4銘柄 |
エネルギー | 3銘柄 | 3銘柄 |
商品 | なし | なし |
株式 | 51銘柄 | 100銘柄 |
株式指数 | 8銘柄 | 20銘柄 |
仮想通貨 | 41銘柄 | 35銘柄 |
シンセティックペア | 20銘柄 | なし |
GTi12指数 | 12銘柄 | なし |
DeFiトークン | 10銘柄 | なし |
NFT | 5銘柄 | なし |
FX通貨ペアを比べるとFXGTとTITAN FXに大きな差はなく、どちらもメジャー通貨からマイナー通貨まで幅広く対応しています。FXGTには、TITAN FXで取引がないシンセティックペアやGTi12指数、DeFiトークン、NFTなどのトレードが可能になるため、様々な銘柄を取引したい人に適しています。ただし、銘柄によってはTITAN FXの方が多いこともあるので、自分が取引をしたい種類をチェックしてから海外FX業者を選びましょう。
★FXGT口座タイプ別の取扱銘柄
銘柄 | ミニ口座 | Crypto max口座 | スタンダード+口座 | プロ口座 | ECN口座 |
FX通貨 | ○53種類 | × | ○53種類 | ○53種類 | ○53種類 |
貴金属 | ○2種類 | × | ○2種類 | ○2種類 | ○2種類 |
エネルギー | ○3種類 | × | ○3種類 | ○3種類 | ○3種類 |
株式 | ○11種類 | × | ○28種類 | ○51種類 | ○51種類 |
株式指数 | ○8種類 | × | ○8種類 | ○8種類 | ○8種類 |
仮想通貨 | ○12種類 | ○41種類 | ○32種類 | ○32種類 | ○24種類 |
シンセティックペア | × | ○13種類 | ○9種類 | ○9種類 | ○9種類 |
GTi12指数 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
DeFiトークン | × | ○10種類 | × | ○10種類 | × |
NFT | × | ○5種類 | × | ○5種類 | × |
FXGTの注意点として、口座タイプによって取り扱い銘柄数がかなり異なるので注意しましょう。
FXGTとTITAN FXをスプレッドで比較
FXGTとTITAN FXのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。
STP口座
FXGTとTITAN FXの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | FXGT | TITAN FX |
スタンダード+口座 | Zeroスタンダード口座 | |
USD/JPY | 1.8pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 2.4pips | 2.4pips |
AUD/JPY | 2.5pips | 2.1pips |
EUR/USD | 1.6pips | 1.2pips |
GBP/USD | 2.4pips | 1.5pips |
2社の口座を比較すると、業界トップクラスの狭さを誇るTITAN FXの方がスプレッドは低くなっています。一見、FXGTのスプレッドは全体的に高めに見えますが、海外FX業者の中では平均的なレベルです。仮想通貨に特化したFX業者なので、仮想通貨のスプレッドは競合他社よりとても狭いことで人気があります。
ECN口座
続いて、FXGTとTITAN FXのECN口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、FXGTは1ロットあたり片道3ドル、TITAN FXは1ロットあたり片道3.5ドルかかります。
通貨ペア | FXGT | TITAN FX |
ECN口座 ※1 | Zeroブレード口座 ※2 | |
USD/JPY | 1.4pips | 1.0pips |
EUR/JPY | 2.1pips | 1.4pips |
GBP/JPY | 2.8pips | 2.1pips |
AUD/JPY | 2.2pips | 1.8pips |
EUR/USD | 1.5pips | 0.9pips |
GBP/USD | 1.6pips | 1.2pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips
※2…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | FXGT | TITAN FX |
ECN口座 | Zeroブレード口座 | |
USD/JPY | 1,460円 | 1,070円 |
EUR/JPY | 2,160円 | 1,470円 |
GBP/JPY | 2,860円 | 2,170円 |
AUD/JPY | 2,260円 | 1,870円 |
EUR/USD | 1,650円 | 990円 |
GBP/USD | 1,760円 | 1,320円 |
※ECN口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」
- ドル円の場合:0.8pips×10万通貨+6ドル=80,000pips+6ドル=800円+660円=1,460円
- ユーロドルの場合:0.9pips×10万通貨+6ドル=90,000pips+6ドル=9ドル+6ドル=15ドル=1,650円
※Zeroブレード口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料7ドル」
- ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+7ドル=30,000pips+7ドル=300円+770円=1,070円
- ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+7ドル=20,000pips+7ドル=2ドル+7ドル=9ドル=990円
上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。FXGTの取引手数料はやや低いものの、全体的なトータルコストで見るとTITAN FXの方が安いと言えますね。
FXGTとTITAN FXをスワップポイントで比較
FXGTとTITAN FXの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | FXGT | TITAN FX | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 17円 | -88円 | -22円 | -40円 |
EUR/JPY | -43円 | -34円 | -40円 | -11円 |
CAD/JPY | 6円 | -76円 | -11円 | -23円 |
AUD/JPY | -4円 | -54円 | -9円 | -24円 |
CHF/JPY | -61円 | -26円 | -44円 | -2円 |
GBP/JPY | -4円 | -76円 | -39円 | -53円 |
NZD/JPY | 5円 | -73円 | -13円 | -17円 |
EUR/USD | -96円 | 8円 | -38円 | -10円 |
TRY/JPY | 20円 | -140円 | – | – |
ZAR/JPY | – | – | 3円 | -11円 |
※1ドル106円として計算しています。
一見、FXGTのUSD/JPY・CAD/JPY・NZD/JPY・TRY/JPY(買)、TITAN FXのZAR/JPY(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントではマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、FXGTとTITAN FX共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
FXGTとTITAN FXを取引ツールで比較
FXGTとTITAN FXの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | FXGT | TITAN FX |
MT4 | ダウンロード:Windows・Mac | × | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | × | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | × | ○ | |
タブレット:Android・iPad | × | ○ | |
MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | ○(Androidのみ) | ○ | |
タブレット:Android・iPad | ○(Androidのみ) | ○ |
FXGTは「MT5」という取引プラットフォームのみ利用可能ですが、TITAN FXで利用できる取引プラットフォームは「MT4」と「MT5」になります。人それぞれ利用しやすい口座タイプが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶようにしましょう。
MT4・MT5の取引ツール
MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
FXGTとTITAN FXを信頼性やサポート体制で比較
最後に、FXGTとTITAN FXの安全性や信頼性で比較してみましょう。
FXGT | TITAN FX | |
法人名 | 360 Degrees Markets Ltd | Titan FX Limited |
設立 | 2019年 | 2014年 |
所在地 | Room 12, First Floor, Kingsgate House, Victoria, Mahe, Seychelles | 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway Port Vila, Vanuatu |
金融ライセンス | Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD019 | VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)ライセンス番号:40313 |
資金管理 | 優良銀行で分別管理 | National Australia Bankで分別管理 |
資本金 | 非公開 | 非公開 |
従業員数 | 180名(支社含む) | 50名 |
特徴 | 7万人以上のトレーダーが利用 | シンガポール、オーストラリア、アメリカ、イギリス、インドなどでサービス提供 |
運営歴の長さ
2019年にスタートしたFXGTは、7万人を超える利用者にサービス提供しています。一方のTITAN FXは、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、イギリス、インドなどで展開している実績があります。両社共に運営歴での大きな違いはなく、総合的に便利な方を利用しましょう。
金融ライセンスの取得
FXGTはセーシェルの金融ライセンス、TITAN FXはバヌアツ金融サービス委員会の金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスなので、自分自身の取引スタイルを考えて取引口座を選ぶようにしましょう。
分別管理と信託保全の有無
FXGTとTITAN FXでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。FXGTは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はありませんが、最大100万ユーロ(1.4億円)まで補償する賠償責任保険に加入しています。この保険が実質的な信託保全の役割を果たしてくれるようです。
一方のTITAN FXは、信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。ただし、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間とトラブルが発生した場合は最大2万ユーロ(300万円)の補償金が支払われます。全体的に考えると、FXGTの方が安心して資金を預けられると言えますね。
ストップレベルの差
FX通貨 | FXGT | TITAN FX |
EUR/USD | 5.2pips | 0.0pips |
EUR/JPY | 8.0pips | 0.0pips |
GBP/USD | 8.4pips | 0.0pips |
USD/JPY | 6.2pips | 0.0pips |
ストップレベルを比べると、FXGTはTITAN FXよりかなり広めです。ストップレベルが広いと希望価格で決済することができずに、利益を逃してしまう可能性があります。スキャルピングをする場合は、TITAN FXの方が適していると言えますね。
★ストップレベルとは?
ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行うときに現在価格から最低でも何pips以上離さなければいけない価格差(pips)のことです。例えば、ストップレベルが2.0pipsの場合、現在の価格から前後2.0pips以上離れた価格でないと、指値注文や逆指値注文ができません。ストップレベルが小さければ小さいほど、スキャルピングに向いています。
ロスカット水準の違い
FXGT | TITAN FX | |
マージンコール |
|
90% |
ロスカット |
|
20% |
FXGTでは、証拠金維持率が20%(Crypto max口座・ECN口座は40%)を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のTITAN FXも証拠金維持率が20%になるとロスカットされます。
FXGTのマージンコールは、証拠金維持率50%(Crypto max口座・ECN口座は70%)という海外FX業者の平均値なのに対して、TITAN FXは90%と早めに発動します。
★ロスカット水準とは?
ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。
ゼロカットの有無
FXGTとTITAN FXの両社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、FXGTとTITAN FXがマイナス分を負担してくれるので、国内FXのように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。
便利機能や学習機能の種類
FXGT | TITAN FX |
|
|
FXGTとTITAN FXは、どちらもFXの基礎知識をメインとしたコンテンツが充実しています。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | FXGT | TITAN FX |
公式サイト | ○ | ○ |
電話 | × | +67827503
+64800461269 平日午前7:00〜午後3:00 |
ライブチャット | 平日24時間 | 平日24時間 |
メールサポート | 平日24時間 | 平日24時間 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
FXGTとTITAN FXでは、日本語でのお問い合わせが可能です。FXGTは電話でのカスタマーサポートを行っていませんが、TITAN FXはトラブルが発生したときに電話で相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意が必要です。どちらも優秀な日本語対応を行なっているので利用しやすい方を選びましょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
FXGT | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 4時間以内 |
海外銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 | |
VISAカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1,000円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 5,000円 | 即時 | |
ADA | 無料 | 10ADA | 30分以内 | |
BTC | 無料 | 0.0001BTC | 30分以内 | |
ETH | 無料 | 0.05 ETH | 30分以内 | |
USDT | 無料 | 25USDT | 30分以内 | |
XRP | 無料 | 25RP | 30分以内 | |
TITAN FX | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 1時間~1営業日 |
VISAカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
AMEXカード | 無料 | 1円
※米ドルのみ入金可能 |
即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 110円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 30ドル | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 7,000円 | 即時 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
FXGT | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 |
海外銀行送金 | 無料 | 1万円 | 5営業日 | |
VISAカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
JCBカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
Masterカード | 無料 | 5,000円 | 2営業日 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1,000円 | 2営業日 | |
STICPAY | 無料(※1) | 3,000円 | 2営業日 | |
ADA | 無料 | 10ADA | 2営業日 | |
BTC | 無料 | 0.0001BTC | 2営業日 | |
ETH | 無料 | 0.05 ETH | 2営業日 | |
USDT | 無料 | 25USDT | 2営業日 | |
XRP | 無料 | 25XRP | 2営業日 | |
TITAN FX | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 2~3営業日 |
VISAカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
JCBカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
Masterカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
bitwallet | 無料(※1) | 制限なし | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 200円 | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 9,000円 | 1営業日以上 |
(※1)オンラインウォレットから出金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
入金方法として、FXGTは12種類、TITAN FXは8種類あります。出金方法の場合は、FXGTなら12種類、TITAN FXは7種類の中から選ぶことができます。
TITAN FXの注意点として、入出金手数料は無料ですが、初回の最低入金額は200ドルからとやや高めです。FXGTとTITAN FX両者共に国内銀行送金やクレジットカード、オンラインウォレットなどに対応しているので、使いやすい海外FX会社を選びましょう。
FXGTをおすすめする方
★FXGTがおすすめの人
- 豪華なボーナスを利用したい
- シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTの取引可能
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- レバレッジ1,000倍で仮想通貨の取引が可能
- 少ない資金で大きな利益を得たい
- 賠償責任保険に加入しているFX業者を選びたい
FXGTでは、入金ゼロで取引を始められる口座開設ボーナスがあるだけでなく、最低入金額が5ドルということから低リスクで始めたい初心者におすすめです。多くの銘柄を取り扱っているため、自分に合ったトレードもしやすいはずですよ。
TITAN FXをおすすめする方
★TITAN FXがおすすめの人
- 狭いスプレッドで取引したい
- スキャルピングやデイトレードをしたい
- 仮想通貨の取引がしたい
- レバレッジ制限なしでトレードがしたい
TITAN FXは、低スプレッドで取引を始めたいスキャルピングトレーダーにおすすめです。口座残高がどれだけ増えてもレバレッジ制限されず、レバレッジを最大限に活かした取引を行うことができます。ボーナスキャンペーンを提供している海外FX業者でスキルを磨いてから、ステップアップとしてTITAN FXに移行するトレーダーもいるようです。
まとめ
海外FX業者のFXGTとTITAN FXについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
FXGT | TITAN FX | |
安全性・信頼性 | ◎ | △ |
最大レバレッジ | ◎ | △(Zeroマイクロ口座のみ最大1,000倍) |
取扱銘柄 | シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTを取り扱う(口座タイプによって異なる) | 仮想通貨あり |
スプレッド重視 | △(仮想通貨は狭い) | ◎ |
スワップポイント重視 | × | × |
取引ツール | × | 初心者〜中上級者 |
ボーナス重視 | ◎ | × |
少額投資 | ◎ | △(初回の最低入金額が高い) |
日本語サポート重視 | ◎(対応時間が長い) | ◎ |
総合的に見て勝者はFXGTと言えます。取引コストだけを見るとTITAN FXの方が有利ですが、安全面や銘柄の種類、入出金方法を比較するとFXGTの方が優秀です。FXGTはハイレバレッジで大きな利益を狙いたい初級者向き、TITAN FXはトータルコストを抑えたいスキャルピングトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、あなたの取引スタイルに合わせてトレードを始めてみましょう。
FXGTの比較情報一覧
FXGTのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
TITAN FXの比較情報一覧
TITAN FXのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを8つの項目で比較!
HFM(旧HOTFOREX)とBIGBOSS FXを8つの項目で比較!
XM/XMTradingとTITAN FXを8つの項目で比較!