海外FXブローカーのTRADEVIEWとTITAN FXの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
- 1 TRADEVIEWとTITAN FXを基本スペックで比較
- 2 TRADEVIEWとTITAN FXをメリット・デメリットで比較
- 3 TRADEVIEWとTITAN FXを最大レバレッジで比較
- 4 TRADEVIEWとTITAN FXを取扱銘柄で比較
- 5 TRADEVIEWとTITAN FXをスプレッドで比較
- 6 TRADEVIEWとTITAN FXをスワップポイントで比較
- 7 TRADEVIEWとTITAN FXを取引ツールで比較
- 8 TRADEVIEWとTITAN FXを信頼性やサポート体制で比較
- 9 TRADEVIEWをおすすめする方
- 10 TITAN FXをおすすめする方
- 11 まとめ
- 12 TRADEVIEWの比較情報一覧
- 13 TITAN FXの比較情報一覧
TRADEVIEWとTITAN FXを基本スペックで比較
TRADEVIEWとTITAN FXの基本的なスペックを比べてみます。
TRADEVIEW | TITAN FX | |
運営会社 | Tradeview Ltd | Titan FX Limited |
設立 | 2004年 | 2014年 |
金融庁ライセンス | ケイマン諸島金融庁 | バヌアツ金融サービス委員会 |
資金管理 | Banco Santander S.A.で分別管理 | National Australia Bankで分別管理 |
口座の方式 | NDD(STP・ECN) | NDD(STP・ECN) |
口座の種類 |
|
|
最小ロット数 |
|
|
最大ロット数 | 無制限 |
|
最大レバレッジ | 200倍(X leverage口座は500倍) | 500倍(Zeroマイクロ口座は1,000倍) |
ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
|
|
ボーナス | なし | なし |
スキャルピング | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし
※3カ月間取引がなかった場合、月額50ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
なし |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 | 100% | 20% |
マージンコール水準 | なし | 90% |
プラットフォーム |
|
|
最低入金額 |
|
200ドル |
FX通貨ペア | 61種類 | 60種類 |
他の金融商品 | 株式指数:10種類、貴金属:5種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:5種類 | 株式指数:20種類、貴金属:4種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:35種類、株式:100種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、uphold | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、仮想通貨 |
出金方法 | 海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、uphold | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、仮想通貨 |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 5口座 | 15口座 |
TRADEVIEWは、低いスプレッドと豊富な取引ツールが利用できることで注目を集めています。一方のTITAN FXは、高いレバレッジで狭いスプレッドを求めるトレーダーから絶賛されています。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
TRADEVIEWとTITAN FXをメリット・デメリットで比較
TRADEVIEWとTITAN FXのメリット・デメリットを比較していきます。
TRADEVIEWのメリット・デメリット
★メリット
- とても狭いスプレッド
- MT4・MT5・cTrader・Currenexを利用できる
- 信託保全により最大35,000ドルまで保証
- サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- 最大レバレッジが500倍と低い(ILC口座は200倍)
- ILC口座の最低入金額が1,000ドルと高い
- ILC口座の取引手数料が1ロットあたり片道2.5ドルかかる
- ロスカット水準が100%と高い
- ボーナスがない
- 日本語公式サイトの情報量が少ない
海外FX業界内でも狭いスプレットや取引ツールの多さなどの取引環境を求めるなら、経験豊富な中上級者に人気のあるTRADEVIEWをおすすめします。ただし、ILC口座の最低入金額が1,000ドルとハードルが高く、ボーナスやキャンペーンも一切ないことから自己資金で取引することになります。
TITAN FXのメリット・デメリット
★メリット
- 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
- レバレッジ制限がない
- とても狭いスプレッド
- 株式・株式指数・仮想通貨が取引できる
- トラブル時は20,000ユーロまで保証
- ロスカット水準が20%と平均的
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- 最大50ロットと大口取引に向いていない
- 初回の最低入金額が200ドルと高い
- Zeroブレード口座の取引手数料が1ロットあたり片道3.5ドルかかる
- ボーナスがない
海外FX業界内でも高いレバレッジと、低いスプレッドで取引するならTITAN FXをおすすめします。日本語サポートも質が高く、安心して利用できるでしょう。ただし、最大50ロットまでしかトレードできず、大口取引に向いていないというデメリットもあります。
TRADEVIEWとTITAN FXを最大レバレッジで比較
TRADEVIEWとTITAN FXの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
TRADEVIEWとTITAN FXの最大レバレッジを比較していきます。
TRADEVIEW | ||
X Leverage口座 | ILC口座 | |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.1ロット=10,000通貨 |
最低必要証拠金 | 220円 | 5,500円 |
最低入金額 | 100ドル | 1,000ドル |
TITAN FX | |||
Zeroマイクロ口座 | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 500倍 |
最小ロット数 | 0.1ロット=100通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 11円 | 220円 | 220円 |
最低入金額 | 200ドル | 200ドル | 200ドル |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べるとTRADEVIEWは500倍、TITAN FXは1,000倍となり、TITAN FXの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはTITAN FXのZeroマイクロ口座の11円ですが、最も大きな資金が必要になるのはTRADEVIEWのILC口座の5,500円です。2社の口座を比較すると必要証拠金に大きな差がありますね。レバレッジだけを見るとTITAN FXが有利ですが、大口取引するならTRADEVIEWをおすすめします。
レバレッジ制限
続いて、TRADEVIEWとTITAN FXのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★TRADEVIEWのレバレッジ制限
口座資金 | X Leverage口座 | ILC口座 |
100,000ドル以下 | 500倍 | 200倍 |
100,000ドル以上 | 具体的な倍率は非公開 | 具体的な倍率は非公開 |
★TITAN FXのレバレッジ制限
口座資金 | Zeroマイクロ口座 | Zeroスタンダード口座・Zeroブレード口座 |
200ドル以上 | 1,000倍 | 500倍 |
TRADEVIEWは口座残高によって最大レバレッジが変わりますが、TITAN FXにはレバレッジ制限がありません。例えば、TRADEVIEWの場合は口座残高が100,000ドルを超えるとレバレッジ制限されますが、TITAN FXはレバレッジ制限がないおかげで、口座残高がどれだけ増えても最大1,000倍または最大500倍で取引を続けられます。ハイレバレッジを利用して取引するなら、レバレッジ制限が緩いTITAN FXが有利と言えますね。
TRADEVIEWとTITAN FXを取扱銘柄で比較
TRADEVIEWとTITAN FXの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | TRADEVIEW | TITAN FX |
FX通貨 | 61銘柄 | 60銘柄 |
貴金属 | 5銘柄 | 4銘柄 |
エネルギー | 3銘柄 | 3銘柄 |
株式 | なし | 100銘柄 |
株式指数 | 10銘柄 | 20銘柄 |
仮想通貨 | 5銘柄 | 35銘柄 |
FX通貨ペアを比べるとTRADEVIEWとTITAN FXに大きな差はなく、どちらもメジャー通貨からマイナー通貨まで幅広く対応しています。その他、株式や株式指数、仮想通貨など様々な銘柄をトレードするならTITAN FXの方が適しています。
TRADEVIEWとTITAN FXをスプレッドで比較
TRADEVIEWとTITAN FXのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。
STP口座
TRADEVIEWとTITAN FXの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | TRADEVIEW | TITAN FX |
X leverage口座 | Zeroスタンダード口座 | |
USD/JPY | 1.8pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 1.9pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 2.3pips | 2.4pips |
AUD/JPY | 2.6pips | 2.1pips |
EUR/USD | 1.7pips | 1.2pips |
GBP/USD | 2.0pips | 1.5pips |
2社の口座を比較すると、TRADEVIEWよりTITAN FXの方が平均スプレッドは狭くなっています。TITAN FXのZeroスタンダード口座は業界トップクラスに狭いスプレッドで評判ですが、TRADEVIEWのX leverage口座はやや広いと言われています。
ECN口座
続いて、TRADEVIEWのILC口座と、TITAN FXのZeroブレード口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、TRADEVIEWは1ロットあたり片道2.5ドル、TITAN FXは1ロットあたり片道3.5ドルかかります。
通貨ペア | TRADEVIEW | TITAN FX |
ILC口座 ※1 | Zeroブレード口座 ※2 | |
USD/JPY | 0.6pips | 1.0pips |
EUR/JPY | 0.8pips | 1.4pips |
GBP/JPY | 1.0pips | 2.1pips |
AUD/JPY | 0.8pips | 1.8pips |
EUR/USD | 0.5pips | 0.9pips |
GBP/USD | 0.7pips | 1.2pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.5pipsを合算したpips
※2…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | TRADEVIEW | TITAN FX |
ILC口座 | Zeroブレード口座 | |
USD/JPY | 650円 | 1,070円 |
EUR/JPY | 850円 | 1,470円 |
GBP/JPY | 1,050円 | 2,170円 |
AUD/JPY | 850円 | 1,870円 |
EUR/USD | 550円 | 990円 |
GBP/USD | 770円 | 1,320円 |
※ILC口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料5ドル」
- ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+5ドル=10,000pips+5ドル=100円+550円=650円
- ユーロドルの場合:0.0pips×10万通貨+5ドル=5ドル=550円
※Zeroブレード口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料7ドル」
- ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+7ドル=30,000pips+7ドル=300円+770円=1,070円
- ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+7ドル=20,000pips+7ドル=2ドル+7ドル=9ドル=990円
上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。TITAN FXはスプレッドや取引手数料も高めなことから、トータルコストが安いTRADEVIEWの方が優秀と言えますね。
TRADEVIEWとTITAN FXをスワップポイントで比較
TRADEVIEWとTITAN FXの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | TRADEVIEW | TITAN FX | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | -19円 | -42円 | -22円 | -40円 |
EUR/JPY | -37円 | -14円 | -40円 | -11円 |
CAD/JPY | -9円 | -25円 | -11円 | -23円 |
AUD/JPY | -9円 | -23円 | -9円 | -24円 |
CHF/JPY | -41円 | -4円 | -44円 | -2円 |
GBP/JPY | -36円 | -56円 | -39円 | -53円 |
NZD/JPY | -4円 | -26円 | -13円 | -17円 |
EUR/USD | -49円 | -12円 | -38円 | -10円 |
TRY/JPY | – | – | – | – |
ZAR/JPY | – | – | 3円 | -11円 |
※1ドル106円として計算しています。
一見、TITAN FXのZAR/JPY(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントがマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、TRADEVIEWとTITAN FX共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
TRADEVIEWとTITAN FXを取引ツールで比較
TRADEVIEWとTITAN FXの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | TRADEVIEW | TITAN FX |
MT4・MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | ○ | |
タブレット:Android・iPad | ○ | ○ | |
cTrader | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | × |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | × | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | × | |
タブレット:Android・iPad | ○ | × | |
Currenex | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | × |
ブラウザ:Webトレーダー | × | × | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | × | |
タブレット:Android・iPad | ○ | × |
TRADEVIEWは「MT4」「MT5」「cTrader」「Currenex」という4つの取引プラットフォームが利用可能ですが、一方のTITAN FXでは「MT4」「MT5」のみとなります。人それぞれ利用しやすい口座タイプが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶようにしましょう。
MT4・MT5の取引ツール
MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
cTraderの取引ツール
cTraderは、約定スピードが速く、スキャルピングトレーダーから人気があります。インターバンク市場に直接注文するためスプレッドは狭くなるものの、その代わりとして取引手数料がかかります。cTraderの自動売買は、初心者にとって難易度が高いことがデメリットになるので注意しましょう。
★cTraderの特徴
- 板情報:MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。(板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。)
- 高い約定力:スピーディーな取引が可能。
- 狭いスプレッド:0.0pipsからトレード可能。
- 透明性の高い取引:約定拒否がない取引が可能。
- 日本語対応:日本語表示と日本時間の設定可能。
Currenex
Currenexは、機関投資家や大口トレーダー向けの取引プラットフォームです。利用する投資家の数も少ないため、情報入手がとても難しいことがデメリットです。
TRADEVIEWとTITAN FXを信頼性やサポート体制で比較
最後に、TRADEVIEWとTITAN FXの安全性や信頼性を比較してみましょう。
TRADEVIEW | TITAN FX | |
法人名 | Tradeview Ltd | Titan FX Limited |
設立 | 2004年
※日本人向けFXサービスの開始は2010年から |
2014年 |
所在地 | 103 S Church Street. Harbou Place, 4th floor, Cayman Islands | 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway Port Vila, Vanuatu |
金融ライセンス | CIMA(ケイマン諸島金融庁)ライセンス番号:585163 | VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)ライセンス番号:40313 |
資金管理 |
|
National Australia Bankで分別管理 |
資本金 | 非公開 | 非公開 |
従業員数 | 36名 | 50名 |
特徴 | 海外FX中級者・上級者向き | シンガポール、オーストラリア、アメリカ、イギリス、インドなどでサービス提供 |
運営歴の長さ
海外FX中級者・上級者向きのTRADEVIEWは、2010年から日本人向けFXサービスを開始しています。一方のTITAN FXは、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、イギリス、インドなどで展開している実績があります。両社共に運営歴での大きな差はなく、総合的に便利な方を利用しましょう。
金融ライセンスの取得
TRADEVIEWは、審査基準が厳しく、信頼性の高いケイマン諸島の金融ライセンスを取得しています。一方のTITAN FXは、取得が簡単なバヌアツ金融サービス委員会の金融ライセンスを保有しています。ライセンスだけを見るとTRADEVIEWの方が安心して利用できると言えますね。
分別管理と信託保全の有無
TRADEVIEWとTITAN FXでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。TRADEVIEWは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全を導入しているため、最大35,000ドルまで保証されています。
一方のTITAN FXは、信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。ただし、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間とトラブルが発生した場合は最大20,000ユーロの補償金が支払われます。
ロスカット水準の違い
TRADEVIEWでは、証拠金維持率が100%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のTITAN FXは、証拠金維持率が20%になるまでロスカットされず、TRADEVIEWより資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。
★ロスカット水準とは?
ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。
ゼロカットの有無
TRADEVIEWとTITAN FXの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、TRADEVIEWとTITAN FXがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。
便利機能や学習機能の種類
TRADEVIEW | TITAN FX |
なし |
|
TITAN FXでは、初心者に向けにFX基礎知識をメインとした学習コンテンツが充実しています。一方のTRADEVIEWは、便利なツールが一切ないので注意しましょう。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | TRADEVIEW | TITAN FX |
公式サイト | ○ | ○ |
電話 | × | +67827503
+64800461269 平日午前7:00〜午後3:00 |
ライブチャット | 平日午前8:30~午後4:00(英語のみ) | 平日24時間 |
メールサポート | 平日24時間 | 平日24時間 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
TRADEVIEWとTITAN FXでは、日本語でのお問い合わせが可能です。TRADEVIEW公式サイトは日本語での説明が少なく、さらにライブチャットは英語のみ対応しています。TITAN FXの方が優秀な日本語対応を行なっているだけでなく、困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので注意しましょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
TRADEVIEW | 国内銀行送金 | 無料 | 下限なし | 1営業日 |
海外銀行送金 | 無料 | 下限なし | 1~3営業日 | |
VISAカード | 無料 | 下限なし | 1営業日 | |
Masterカード | 無料 | 下限なし | 1営業日 | |
bitwallet | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
STICPAY | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
uphold | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
TITAN FX | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 1時間~1営業日 |
VISAカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
AMEXカード | 無料 | 1円
※米ドルのみ入金可能 |
即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 110円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 30ドル | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 7,000円 | 即時 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
TRADEVIEW | 海外銀行送金 | 35ドル | 下限なし | 1~3営業日 |
VISAカード | 無料 | 下限なし | 数日〜2カ月程 | |
Masterカード | 無料 | 下限なし | 数日〜2カ月程 | |
bitwallet | 1ドル(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
STICPAY | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
uphold | 無料(※1) | 下限なし | 1営業日 | |
TITAN FX | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 2~3営業日 |
VISAカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
JCBカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
Masterカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
bitwallet | 無料(※1) | 制限なし | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 200円 | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 9,000円 | 1営業日以上 |
(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。
入金方法としてTRADEVIEWは7種類、TITAN FXなら8種類、出金方法の場合はTRADEVIEWなら6種類、TITAN FXは7種類の中から選ぶことができます。
両社共に入金手数料は無料ですが、TRADEVIEWの最低入金は1,000ドル(X leverage口座は100ドル)、TITAN FXは200ドルという海外FX業界内で高めの設定になります。入出金の方法、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。
TRADEVIEWをおすすめする方
★TRADEVIEWがおすすめの人
- 海外FX経験のある中上級者
- 狭いスプレッドで取引したい
- スキャルピングやデイトレードをしたい
- MT4・MT5・cTrader・Currenexを使いたい
- 信託保全があるFX業者を利用したい
- 自己資金が1,000ドル以上ある
TRADEVIEWの最低入金額は高額ですが、ILC口座の狭いスプレッドで取引できるというメリットから中上級者におすすめします。取引スタイルに合わせて4つの取引プラットフォームから選べるので、自分自身のトレードスタイルに合わせて利益を獲得できるはずです。
TITAN FXをおすすめする方
★TITAN FXがおすすめの人
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- レバレッジ制限なしでトレードしたい
- 狭いスプレッドで取引したい
- スキャルピングやデイトレードをしたい
- 株式・株式指数・仮想通貨を取引したい
- ロスカット水準20%で取引したい
- 質の高い日本語サポートを受けたい
TITAN FXは、狭いスプレッドとハイレバレッジで取引したいスキャルピングトレーダーにおすすめします。口座残高が増えてもレバレッジ制限されず、ハイレバレッジを最大限に活かしたトレードが可能です。ボーナスの開催はなく、他の海外FX業者でスキルを磨いてからステップアップとしてTITAN FXに移行するのもいいですね。
まとめ
海外FX業者のTRADEVIEWとTITAN FXについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
TRADEVIEW | TITAN FX | |
安全性・信頼性 | ◎ | △ |
最大レバレッジ | × | ◎ |
取扱銘柄 | △ | ◎ |
スプレッド重視 | ◎ | ◎ |
スワップポイント重視 | × | × |
取引ツール | 初心者〜中上級者 | 初心者〜中上級者 |
ボーナス重視 | × | × |
少額投資 | × | △ |
日本語サポート重視 | △ | ◎ |
総合的に見て勝者はTITAN FXと言えます。取引コストを見るとTRADEVIEWの方が有利ですが、最大レバレッジ、銘柄の種類、最低入金額などを比較するとTITAN FXの方が優秀です。TRADEVIEWのILC口座には狭いスプレッドで資金力に余裕がある中上級者、TITAN FXは高いレバレッジ・レバレッジ制限なしで利用したいトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。
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