【2024年最新版】TRADEVIEWとHOTFOREXを8つの項目で比較！

海外FXブローカーのTRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

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Contents

1 TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を基本スペックで比較
2 TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）をメリット・デメリットで比較
- 2.1 TRADEVIEWのメリット・デメリット
- 2.2 HFM（旧HOTFOREX）のメリット・デメリット
3 TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を最大レバレッジで比較
- 3.1 最大レバレッジ
- 3.2 レバレッジ制限
4 TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を取扱銘柄で比較
5 TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）をスプレッドで比較
- 5.1 STP口座
- 5.2 ECN口座
6 TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）をスワップポイントで比較
7 TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を取引ツールで比較
8 TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を信頼性やサポート体制で比較
9 TRADEVIEWをおすすめする方
10 HFM（旧HOTFOREX）をおすすめする方
11 まとめ
12 TRADEVIEWの比較情報一覧
13 HFM（旧HOTFOREX）の比較情報一覧

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を基本スペックで比較

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の基本的なスペックを比べてみます。

	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
運営会社	Tradeview Ltd	HF Markets（SV）Ltd.
設立	2004年	2010年
金融庁ライセンス	ケイマン諸島金融庁	セントビンセント及びグレナディーン金融庁
資金管理	Banco Santander S.A.で分別管理	分別管理
口座の方式	NDD（STP・ECN）	NDD（STP・ECN）
口座の種類	X leverage口座 ILC口座（MT4・MT5） ILC口座（cTrader） ILC口座（Currenex）	セント口座プレミアム口座プロ口座ゼロ口座
最小ロット数	X leverage口座：0.01ロット＝1,000通貨それ以外の口座：0.1ロット＝10,000通貨	セント口座：0.1ロット＝100通貨それ以外の口座：0.01ロット＝1,000通貨
最大ロット数	無制限	セント口座：200ロットそれ以外の口座：60ロット
最大レバレッジ	200倍（X leverage口座は500倍）	2,000倍
ドル円の平均スプレッド	X leverage口座：1.8pips ILC口座：0.6pips	セント口座：1.6pips プレミアム口座：1.6pips プロ口座：0.6pips ゼロ口座：0.1pips
取引手数料	X leverage口座：無料 ILC口座：1ロット取引毎に片道2.5ドル	ゼロ口座：1ロット取引毎に片道3ドルそれ以外の口座：無料
ボーナス	なし	あり（入金不要ボーナス口座・入金ボーナス口座のみ対象）
スキャルピング	可能	可能
自動売買	可能	可能
両建て	可能	可能
口座維持手数料	なし ※3カ月間取引がなかった場合、月額50ドルの口座維持手数料が引き落とされます。	なし
ゼロカット	あり	あり
ロスカット水準	100%	20%
マージンコール水準	なし	50％
プラットフォーム	MT4 MT5 cTrader Currenex	MT4 MT5
最低入金額	X leverage口座：100ドル ILC口座：1,000ドル	プロ口座：100ドルそれ以外の口座：0ドル
FX通貨ペア	61種類	53種類
他の金融商品	株式指数：10種類、貴金属：5種類、エネルギー：3種類、仮想通貨：5種類	コモディティ（商品）：5種類、株式指数：12種類、貴金属：6種類、エネルギー：2種類、仮想通貨：40種類、株式：95種類、ETF：34種類、債券：3種類
入金方法	国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、uphold	国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay
出金方法	海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、uphold	国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay
法人口座	あり	あり
最大口座数	5口座	7口座

TRADEVIEWは、低いスプレッドと豊富な取引ツールが利用できることで注目を集めています。一方のHFM（旧HOTFOREX）は、高いレバレッジと幅広い取引銘柄を求めるトレーダーから絶賛されています。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）をメリット・デメリットで比較

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）のメリット・デメリットを比較していきます。

TRADEVIEWのメリット・デメリット

★メリット

とても狭いスプレッド
MT4・MT5・cTrader・Currenexを利用できる
信託保全により最大35,000ドルまで保証
サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

最大レバレッジが500倍と低い（ILC口座は200倍）
ILC口座の最低入金額が1,000ドルと高い
ILC口座の取引手数料が1ロットあたり片道2.5ドルかかる
ロスカット水準が100％と高い
ボーナスがない
日本語公式サイトの情報量が少ない

海外FX業界内でも狭いスプレットや取引ツールの多さなどの取引環境を求めるなら、経験豊富な中上級者に人気のあるTRADEVIEWをおすすめします。ただし、ILC口座の最低入金額が1,000ドルとハードルが高く、ボーナスやキャンペーンも一切ないことから自己資金で取引することになります。

HFM（旧HOTFOREX）のメリット・デメリット

★メリット

最大レバレッジ2,000倍で取引できる
レバレッジ制限が緩い
商品・株式・債券・ETFが取引できる
民事賠償保険制度により最大5,000,000ユーロまで保証
ロスカット水準が20％と平均的
最低入金0ドルだから少額資金でもOK（プロ口座は100ドル）
公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

スプレッドが広い
ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる

海外FX業界内でも高いレバレッジと、豊富な取引銘柄でトレードするならHFM（旧HOTFOREX）をおすすめします。信託保全なしというデメリットはありますが、上限5,000,000ユーロまで保証されているので安心して利用できそうですね。

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を最大レバレッジで比較

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の最大レバレッジを比較していきます。

	TRADEVIEW
	X Leverage口座	ILC口座
最大レバレッジ	500倍	200倍
最小ロット数	0.01ロット＝1,000通貨	0.1ロット＝10,000通貨
最低必要証拠金	220円	5,500円
最低入金額	100ドル	1,000ドル

	HFM（旧HOTFOREX）
	セント口座	プレミアム口座	プロ口座	ゼロ口座
最大レバレッジ	2,000倍	2,000倍	2,000倍	2,000倍
最小ロット数	0.1ロット＝100通貨	0.01ロット＝1,000通貨	0.01ロット＝1,000通貨	0.01ロット＝1,000通貨
最低必要証拠金	5円	55円	55円	55円
最低入金額	0ドル	0ドル	100ドル	0ドル

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

最大レバレッジを比べるとTRADEVIEWは500倍、HFM（旧HOTFOREX）は2,000倍となり、HFM（旧HOTFOREX）の方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはHFM（旧HOTFOREX）のセント口座の5円ですが、最も大きな資金が必要になるのはTRADEVIEWのILC口座の5,500円です。2社の口座を比較すると必要証拠金に大きな差があり、レバレッジだけを見るとHFM（旧HOTFOREX）の方が有利ですね。

レバレッジ制限

続いて、TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）のレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★TRADEVIEWのレバレッジ制限

口座資金	X Leverage口座	ILC口座
100,000ドル以下	500倍	200倍
100,000ドル以上	具体的な倍率は非公開	具体的な倍率は非公開

★HFM（旧HOTFOREX）のレバレッジ制限

口座資金	セント口座・プレミアム口座・プロ口座・ゼロ口座
10,000ドル未満	2,000倍
10,000ドル〜50,000ドル未満	1,000倍
50,000ドル〜300,000ドル未満	500倍
300,000ドル以上	75倍

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）は、口座残高によって最大レバレッジが変わります。HFM（旧HOTFOREX）は50,000ドル〜300,000ドル未満であれば500倍で取引できますが、TRADEVIEWの場合は具体的な倍率は公開されていないため注意が必要です。

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を取扱銘柄で比較

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
FX通貨	61銘柄	53銘柄
貴金属	5銘柄	6銘柄
エネルギー	3銘柄	2銘柄
商品	なし	5銘柄
株式	なし	95銘柄
株式指数	10銘柄	12銘柄
債券	なし	3銘柄
ETF	なし	34銘柄
仮想通貨	5銘柄	40銘柄

FX通貨ペアを比べるとTRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）に大きな差はなく、どちらもメジャー通貨からマイナー通貨まで幅広く対応しています。ただし、商品や株式、債券、ETF、仮想通貨などはHFM（旧HOTFOREX）の方が圧倒的に多く取り揃えていることがわかります。銘柄数を重視するなら様々な種類を取り揃えるHFM（旧HOTFOREX）を選んでおいて間違いありませんね。

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）をスプレッドで比較

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）のSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。

STP口座

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。

通貨ペア	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
通貨ペア	X leverage口座	プレミアム口座
USD/JPY	1.8pips	1.6pips
EUR/JPY	1.9pips	2.3pips
GBP/JPY	2.3pips	3.9pips
AUD/JPY	2.6pips	2.8pips
EUR/USD	1.7pips	1.2pips
GBP/USD	2.0pips	1.9pips

2社の口座を比較すると、TRADEVIEWよりHFM（旧HOTFOREX）の方が平均スプレッドはやや広くなっています。どちらも海外FX業者の中では広めと言われ、HFM（旧HOTFOREX）はポイント制度を利用しても取引コストが割高となります。

ECN口座

続いて、TRADEVIEWのILC口座と、HFM（旧HOTFOREX）のゼロ口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、TRADEVIEWは1ロットあたり片道2.5ドル、HFM（旧HOTFOREX）は1ロットあたり片道3ドルかかります。

通貨ペア	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
通貨ペア	ILC口座　※1	ゼロ口座　※2
USD/JPY	0.6pips	0.7pips
EUR/JPY	0.8pips	1.0pips
GBP/JPY	1.0pips	1.5pips
AUD/JPY	0.8pips	2.4pips（※1ロットあたり往復手数料0.8pips）
EUR/USD	0.5pips	0.7pips
GBP/USD	0.7pips	0.9pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.5pipsを合算したpips

※2…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
通貨ペア	ILC口座	ゼロ口座
USD/JPY	650円	760円
EUR/JPY	850円	1,060円
GBP/JPY	1,050円	1,560円
AUD/JPY	850円	2,480円
EUR/USD	550円	770円
GBP/USD	770円	990円

※ILC口座の計算方法「スプレッド×1ロット＋往復取引手数料5ドル」

ドル円の場合：0.1pips×10万通貨＋5ドル＝10,000pips＋5ドル＝100円＋550円＝650円
ユーロドルの場合：0.0pips×10万通貨＋5ドル＝5ドル＝550円

※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット＋往復取引手数料6ドル」

ドル円の場合：0.1pips×10万通貨＋6ドル＝10,000pips＋6ドル＝100円＋660円＝760円
ユーロドルの場合：0.1pips×10万通貨＋6ドル＝10,000pips＋6ドル＝1ドル＋6ドル＝7ドル＝770円

上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト（スプレッド＋取引手数料）はSTP口座よりも安上がりになります。HFM（旧HOTFOREX）のスプレッドと取引手数料が高めなことから、トータルコストが安いTRADEVIEWの方が優秀と言えますね。

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）をスワップポイントで比較

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨	TRADEVIEW		HFM（旧HOTFOREX）
FX通貨	買	売	買	売
USD/JPY	-19円	-42円	0円	-86円
EUR/JPY	-37円	-14円	0円	-25円
CAD/JPY	-9円	-25円	0円	-45円
AUD/JPY	-9円	-23円	0円	-45円
CHF/JPY	-41円	-4円	0円	-15円
GBP/JPY	-36円	-56円	0円	-60円
NZD/JPY	-4円	-26円	0円	-69円
EUR/USD	-49円	-12円	-101円	0円
TRY/JPY	–	–	–	–
ZAR/JPY	–	–	–	–

※1ドル106円として計算しています。

多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは？

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を取引ツールで比較

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム	対応機種・OS	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
MT4・MT5	ダウンロード：Windows・Mac	○	○
	ブラウザ：Webトレーダー	○	○
	スマホ：Android・iPhone	○	○
	タブレット：Android・iPad	○	○
cTrader	ダウンロード：Windows・Mac	○	×
	ブラウザ：Webトレーダー	○	×
	スマホ：Android・iPhone	○	×
	タブレット：Android・iPad	○	×
Currenex	ダウンロード：Windows・Mac	○	×
	ブラウザ：Webトレーダー	×	×
	スマホ：Android・iPhone	○	×
	タブレット：Android・iPad	○	×

TRADEVIEWは「MT4」「MT5」「cTrader」「Currenex」という4つの取引プラットフォームが利用可能ですが、一方のHFM（旧HOTFOREX）では「MT4」「MT5」のみとなります。人それぞれ利用しやすい口座タイプが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶようにしましょう。

MT4・MT5の取引ツール

MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。

★MT4からMT5への改善点

動作スピード：注文や決済の動作スピードが加速。
時間足：9種類から21種類に増加。
気配値表示：2種類から4種類に増加。
描画ツール：31種類から44種類に増加。

cTraderの取引ツール

cTraderは、約定スピードが速く、スキャルピングトレーダーから人気があります。インターバンク市場に直接注文するためスプレッドは狭くなるものの、その代わりとして取引手数料がかかります。cTraderの自動売買は、初心者にとって難易度が高いことがデメリットになるので注意しましょう。

★cTraderの特徴

板情報：MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。（板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。）
高い約定力：スピーディーな取引が可能。
狭いスプレッド：0.0pipsからトレード可能。
透明性の高い取引：約定拒否がない取引が可能。
日本語対応：日本語表示と日本時間の設定可能。

Currenex

Currenexは、機関投資家や大口トレーダー向けの取引プラットフォームです。利用する投資家の数も少ないため、情報入手がとても難しいことがデメリットです。

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）を信頼性やサポート体制で比較

最後に、TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の安全性や信頼性を比較してみましょう。

	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
法人名	Tradeview Ltd	HF Markets（SV）Ltd.
設立	2004年 ※日本人向けFXサービスの開始は2010年から	2010年 ※日本人向けFXサービスの開始は2015年から
所在地	103 S Church Street. Harbou Place, 4th floor, Cayman Islands	Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines
金融ライセンス	CIMA（ケイマン諸島金融庁）ライセンス番号：585163	SVG FSA（セントビンセント及びグレナディーン金融庁）ライセンス番号：22747 IBC 2015 ★HFM（旧HOTFOREX）グループの取得済み金融ライセンス英国金融行動監視機構南アフリカ共和国金融業界行為監督機構セーシェル金融サービス委員会ドバイ金融サービス機構ケニア共和国資本市場局
資金管理	Banco Santander S.A.で分別管理信託保全	分別管理
資本金	非公開	非公開
従業員数	36名	250名
特徴	海外FX中級者・上級者向き	世界中で350万口座の開設

運営歴の長さ

海外FX中級者・上級者向きのTRADEVIEWは、2010年から日本人向けFXサービスを開始しています。一方、2015年から日本人向けFX取引を始めたHFM（旧HOTFOREX）は、世界中で350万口座を超える実績のある最大手FX業者です。両社共に運営歴での大きな差はほぼなく、総合的に便利な方を利用しましょう。

金融ライセンスの取得

TRADEVIEWは、審査基準が厳しく、信頼性の高いケイマン諸島の金融ライセンスを取得しています。一方のHFM（旧HOTFOREX）は、取得が簡単なセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンスを保有しています。ただし、グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることからHFM（旧HOTFOREX）も安全性は高いと言えそうです。

分別管理と信託保全の有無

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）では、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。TRADEVIEWは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全を導入しているため、最大35,000ドルまで保証されています。

一方のHFM（旧HOTFOREX）は、信託保全の導入はなく、預けた資金が100％戻ってくるという保証はありません。ただし、HFMが破綻したとしても上限5,000,000ユーロまで保証する民事賠償保険制度に加入しています。

★民事賠償保険制度とは？

民事賠償保険制度とは、エラー、脱落、過失、詐欺など金銭的損失につながるリスクをカバーする補償です。

ロスカット水準の違い

TRADEVIEWでは、証拠金維持率が100%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のHFM（旧HOTFOREX）は、証拠金維持率が20％になるまでロスカットされず、資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。

★ロスカット水準とは？

ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。

ゼロカットの有無

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）の2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）がマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

便利機能や学習機能の種類

TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
なし	分析ツール経済指標カレンダーウェビナー（英語のみ）

HFM（旧HOTFOREX）では、取引スキルを向上させるためにトレーディング情報をチェックすることができます。一方のTRADEVIEWは、便利なツールが一切ないので注意しましょう。

日本語サポートの対応力

日本語サポート	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
公式サイト	○	○
電話	×	+44-2030978571 ※平日午前8:00～午前0:00
ライブチャット	平日午前8:30～午後4:00（英語のみ）	平日午前8:00～午前0:00
メールサポート	平日24時間	平日24時間
日本人スタッフ	○	○

TRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）では、日本語でのお問い合わせが可能です。TRADEVIEW公式サイトは日本語での説明が少なく、さらにライブチャットは英語のみ対応しています。一方、HFM（旧HOTFOREX）は困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。

入出金の利便性

	入金方法	入金手数料	最低入金額	反映時間
TRADEVIEW	国内銀行送金	無料	下限なし	1営業日
	海外銀行送金	無料	下限なし	1～3営業日
	VISAカード	無料	下限なし	1営業日
	Masterカード	無料	下限なし	1営業日
	bitwallet	無料（※1）	下限なし	1営業日
	STICPAY	無料（※1）	下限なし	1営業日
	uphold	無料（※1）	下限なし	1営業日
HFM（旧HOTFOREX）	国内銀行送金	無料	1,000円	10分以内
	VISAカード	無料	1万円	即時
	JCBカード	無料	5ドル	10分以内
	bitwallet	無料（※1）	1,000円	10分以内
	BXONE	無料（※1）	1,000円	10分以内
	crypto	無料	30ドル	即時
	bitpay	無料	5ドル	10分以内

（※1）オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

	出金方法	出金手数料	最低出金額	反映時間
TRADEVIEW	海外銀行送金	35ドル	下限なし	1～3営業日
	VISAカード	無料	下限なし	数日〜2カ月程
	Masterカード	無料	下限なし	数日〜2カ月程
	bitwallet	1ドル（※1）	下限なし	1営業日
	STICPAY	無料（※1）	下限なし	1営業日
	uphold	無料（※1）	下限なし	1営業日
HFM（旧HOTFOREX）	国内銀行送金	無料	1,000円	2営業日
	JCBカード	無料	5ドル	2〜10営業日
	bitwallet	無料（※1）	20ドル	即時
	BXONE	無料（※1）	2,000円	即時
	crypto	無料	10ドル	1営業日
	bitpay	1％	5ドル	2営業日

（※1）オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。

入金方法としてTRADEVIEWは7種類、HFM（旧HOTFOREX）なら7種類、出金方法の場合はTRADEVIEWなら6種類、HFM（旧HOTFOREX）は6種類の中から選ぶことができます。TRADEVIEWの最低入金は1,000ドル（TRADEVIEWのX leverage口座は100ドル）という海外FX業界内で高めの設定になっているので注意が必要です。入出金の方法、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。

TRADEVIEWをおすすめする方

★TRADEVIEWがおすすめの人

海外FX経験のある中上級者
狭いスプレッドで取引したい
スキャルピングやデイトレードをしたい
MT4・MT5・cTrader・Currenexを使いたい
信託保全があるFX業者を利用したい

TRADEVIEWの最低入金額は高額ですが、ILC口座の狭いスプレッドで取引できるというメリットから中上級者におすすめします。取引スタイルに合わせて4つの取引プラットフォームから選べるので、自分自身のトレードスタイルに合わせて利益を獲得できるはずです。

⇒ TradeViewの公式サイトはこちら

HFM（旧HOTFOREX）をおすすめする方

★HFM（旧HOTFOREX）がおすすめの人

ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
様々な銘柄を取引したい
ロスカット水準20％で取引したい
民事賠償保険制度があるFX業者を利用したい

HFM（旧HOTFOREX）は、ハイレバレッジで様々な銘柄を取引したいトレーダーにおすすめします。最低入金額0ドルということから、小さな資金で大きな利益を狙えるチャンスがありますよ。

HOTFOREX(ホットフォレックス)の公式サイトはこちら

まとめ

海外FX業者のTRADEVIEWとHFM（旧HOTFOREX）について、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

	TRADEVIEW	HFM（旧HOTFOREX）
安全性・信頼性	◎	△
最大レバレッジ	×	◎
取扱銘柄	△	◎
スプレッド重視	◎	△
スワップポイント重視	×	×
取引ツール	初心者〜中上級者	初心者〜中上級者
ボーナス重視	×	△
少額投資	×	◎
日本語サポート重視	△	△

総合的に見て勝者はHFM（旧HOTFOREX）と言えます。安全性を見るとTRADEVIEWの方が有利ですが、最大レバレッジ、銘柄の種類などを比較するとHFM（旧HOTFOREX）の方が優秀です。TRADEVIEWのILC口座には狭いスプレッドで資金力に余裕がある中上級者、HFM（旧HOTFOREX）はハイレバレッジで中長期トレードをメインにするトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。

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