【2024年最新版】EXNESSとXM/XMTradingを8つの項目で比較!

EXNESSとXM TRADINGの比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのEXNESSとXM Tradingの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

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EXNESSとXM Tradingを基本スペックで比較

EXNESSとXM Tradingの基本的なスペックを比べてみます。

EXNESS XM Trading
運営会社 E​xness (SC) Ltd Tradexfin Limited
設立 2008年 2009年
金融庁ライセンス セーシェル金融庁 セーシェル金融庁
資金管理 分別管理 欧州優良銀行で分別管理
口座の方式 NDD(STP・ECN) NDD(STP・ECN)
口座の種類
  • スタンダード口座
  • ロースプレッド口座
  • ゼロ口座
  • プロ口座
  • マイクロ口座
  • スタンダード口座
  • 極口座
  • ゼロ口座
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨
  • マイクロ口座:MT4の場合、0.01ロット=10通貨、MT5の場合、0.1ロット=100通貨
  • それ以外の口座:0.01ロット=1,000通貨
最大ロット数
  • 200ロット:午後4:00~午前5:59(冬時間は午後5:00~午前6:59)
  • 20ロット:午前6:00~午前3:59(冬時間は午後7:00~午前4:59)
  • マイクロ口座:100ロット=10万通貨
  • それ以外の口座:50ロット=500万通貨
最大レバレッジ
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
1,000倍(ゼロ口座は500倍)
ドル円の平均スプレッド
  • スタンダード口座:1.1pips
  • ロースプレッド口座:0.1pips
  • ゼロ口座:0.1pips
  • プロ口座:0.7pips
  • マイクロ口座:1.6pips
  • スタンダード口座:1.6pips
  • 極口座:0.7pips
  • ゼロ口座:0.1pips
取引手数料
  • ロースプレッド口座:1ロット取引毎に片道3.5ドル
  • ゼロ口座:1ロット取引毎に片道0.1ドル〜
  • それ以外の口座:無料
  • ゼロ口座:1ロット取引毎に片道5ドル
  • それ以外の口座:無料
ボーナス なし
  • 口座開設ボーナス
  • 入金ボーナス
  • ロイヤルティプログラム
スキャルピング 可能 可能
自動売買 可能 可能
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし なし

※90日間取引または入出金がなかった場合、月額5ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

ゼロカット あり あり
ロスカット水準 0% 20%
マージンコール水準
  • スタンダード口座:60%
  • それ以外の口座:30%
50%
プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
  • MT4
  • MT5
最低入金額
  • スタンダード口座:1ドル
  • それ以外の口座:1,000ドル
5ドル
FX通貨ペア 98種類 57種類
他の金融商品 株式指数:10種類、貴金属:10種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:35種類、株式:88種類 コモディティ(商品):8種類、現物指数CFD:14種類、先物指数CFD:10種類、貴金属:4種類、エネルギー:5種類、仮想通貨:31種類
入金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、WebMoney、PerfectMoney、仮想通貨 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、BXONE、Pay-easy、Smart Pit
出金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、WebMoney、PerfectMoney、仮想通貨 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、BXONE
法人口座 あり なし
最大口座数 128口座 8口座

EXNESSは、ハイレバレッジと低スプレッドを求めるトレーダーから絶賛されています。一方のXM Tradingは全体的に評価がとても高く、海外FX業者の中で最も日本人トレーダーに人気のあるブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

EXNESSとXM Tradingをメリット・デメリットで比較

EXNESSとXM Tradingのメリット・デメリットを比較していきます。

EXNESSのメリット・デメリット

★メリット

  • 無制限レバレッジで取引できる(MT5は2,000倍)
  • 狭いスプレッド
  • 様々な銘柄が取引できる
  • MT4・MT5を利用できる
  • ロスカット水準は0%
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の最低入金額が1,000ドルと高い
  • ロースプレッド口座の取引手数料が1ロットあたり片道3.5ドルかかる
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道0.1ドル〜かかる
  • ボーナスがない

海外FX業界内で最も高いレバレッジと、狭いスプレッドで取引するならEXNESSをおすすめします。日本語サポートも質が高く、安心して利用できるでしょう。ボーナスなしというデメリットはありますが、取引スタイルに合わせて4つの口座タイプから選べます。

XM Tradingのメリット・デメリット

★メリット

  • 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
  • 為替から仮想通貨まで幅広い銘柄を取引できる
  • 最小スプレッド0pipsのゼロ口座
  • MT4・MT5を利用できる
  • 豊富なボーナス(クッション機能付き)
  • ポイントが貯まるロイヤルティプログラム
  • 最低入金5ドルだから少額資金でもOK
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • スプレッドが広い
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道5ドルかかる

総合的にバランスの取れた取引条件や信頼感を求めるなら、海外FX初心者から経験豊富な中上級者まで利用できるXM Tradingをおすすめします。スプレッドが広いものの、豪華ボーナスやロイヤルティプログラムを活用することで取引コストを抑えられます。

EXNESSとXM Tradingを最大レバレッジで比較

EXNESSとXM Tradingの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

EXNESSとXM Tradingの最大レバレッジを比較していきます。

EXNESS
スタンダード口座 ロースプレッド口座 ゼロ口座 プロ口座
最大レバレッジ
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
最低入金額 1ドル 1,000ドル 1,000ドル 1,000ドル
XM Trading
マイクロ口座 スタンダード口座・極口座 ゼロ口座
最大レバレッジ 1,000倍 1,000倍 500倍
最小ロット数
  • MT4:0.01ロット=10通貨
  • MT5:0.1ロット=100通貨
0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金
  • MT4:1円
  • MT5:11円
110円 220円
最低入金額 5ドル 5ドル 5ドル

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

最大レバレッジを比べるとEXNESSは無制限(MT5は2,000倍)、XM Tradingは1,000倍となり、EXNESSの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはEXNESSのスタンダード口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の0円ですが、最も大きな資金が必要になるのはXM Tradingのゼロ口座の220円です。レバレッジだけで見るとEXNESSの方が有利ですが、最低入金額を抑えて少ない資金でトレードするならXM Tradingをおすすめします。

★EXNESSの無制限レバレッジで取引する条件

  • 5ロット以上の取引を行う
  • 10回以上の決済を行う
  • 口座残高1,000ドル未満
  • MT4を利用した取引

レバレッジ制限

続いて、EXNESSとXM Tradingのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★EXNESSのレバレッジ制限

口座資金 最大レバレッジ
999ドル以下 無制限(実質21億倍)
1,000ドル〜4,999ドル 2,000倍
5,000ドル〜29,999ドル 1,000倍
30,000ドル以上 500倍

※土日・祝日は、最大レバレッジが200倍に制限されます。

※経済ニュース・指標発表時前後は最大レバレッジが200倍に制限されます。

※決算報告発表日は、株式の最大レバレッジが5倍に制限されます。

★XM Tradingのレバレッジ制限

口座資金 マイクロ口座・スタンダード口座・極口座 ゼロ口座
5ドル〜20,000ドル 1,000倍 500倍
20,001ドル〜100,000ドル 200倍 200倍
100,001ドル以上 100倍 100倍

EXNESSとXM Tradingは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。EXNESSは有効証拠金5,000ドル〜29,999ドルまでなら1,000倍でトレード可能ですが、XM Tradingの場合は20,000ドルを超えると200倍に制限されます。ハイレバレッジを使って取引するなら、レバレッジ制限が緩いEXNESSの方が有利と言えますね。

EXNESSとXM Tradingを取扱銘柄で比較

EXNESSとXM Tradingの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 EXNESS XM Trading
FX通貨 98銘柄 57銘柄
貴金属 10銘柄 4銘柄
エネルギー 2銘柄 5銘柄
商品 なし 8銘柄
株式 88銘柄 なし
株式指数 10銘柄 24銘柄
仮想通貨 35銘柄 31銘柄

銘柄を比べると、XM TradingよりもEXNESSの方が圧倒的に幅広い取引に対応していることがわかります。FX通貨ペアに加え、貴金属、株式、仮想通貨などはEXNESSの方が豊富に取り扱っていますが、エネルギーや商品、株式指数はXM Tradingの方が有利です。銘柄数を重視するならEXNESSを選んでおいて間違ありませんが、マイナーな銘柄をトレードしないのならXM Tradingで十分満足できるはずです。

EXNESSとXM Tradingをスプレッドで比較

EXNESSとXM TradingのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。

STP口座

EXNESSとXM Tradingの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。

通貨ペア EXNESS XM Trading
スタンダード口座 スタンダード口座
USD/JPY 1.1pips 1.6pips
EUR/JPY 1.9pips 2.5pips
GBP/JPY 2.0pips 3.3pips
AUD/JPY 1.3pips 3.3pips
EUR/USD 1.0pips 1.6pips
GBP/USD 1.5pips 2.1pips

2社の口座を比較すると、XM TradingよりEXNESSの方が平均スプレッドは狭くなっています。EXNESSのスタンダード口座は海外FX業者の中でも狭いスプレッドとして評判です。ただし、XM Tradingでは「ロイヤルティプログラム」というポイント制度を利用することで、取引コストを抑えることができます。

ECN口座

続いて、EXNESSのロースプレッド口座と、XM Tradingのゼロ口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、EXNESSは1ロットあたり片道3.5ドル、XM Tradingは1ロットあたり片道5ドルかかります。

通貨ペア EXNESS XM Trading
ロースプレッド口座 ※1 ゼロ口座 ※2
USD/JPY 0.8pips 1.1pips
EUR/JPY 1.2pips 1.2pips
GBP/JPY 1.2pips 1.9pips
AUD/JPY 0.9pips 2.2pips
EUR/USD 0.7pips 1.1pips
GBP/USD 0.8pips 1.3pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips

※2…1ロットあたり往復手数料1.0pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア EXNESS XM Trading
ロースプレッド口座 ゼロ口座
USD/JPY 870円 1,200円
EUR/JPY 1,270円 1,300円
GBP/JPY 1,270円 2,000円
AUD/JPY 970円 2,300円
EUR/USD 770円 1,210円
GBP/USD 880円 1,430円

※ロースプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料7ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+7ドル=10,000pips+7ドル=100円+770円=870円
  • ユーロドルの場合:0.0pips×10万通貨+7ドル=7ドル=770円

※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料10ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+10ドル=10,000pips+10ドル=100円+1,100円=1,200円
  • ユーロドルの場合:0.1pips×10万通貨+10ドル=10,000pips+10ドル=1ドル+10ドル=11ドル=1,210円

上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。取引回数や取引数量が多いトレードスタイルの場合は、トータルコストが安いEXNESSの方が優秀と言えますね。

EXNESSとXM Tradingをスワップポイントで比較

EXNESSとXM Tradingの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 EXNESS XM Trading
USD/JPY -4円 -34円 -18円 -42円
EUR/JPY -28円 -5円 -45円 -22円
CAD/JPY -4円 -16円 -26円 -39円
AUD/JPY -4円 -17円 -25円 -38円
CHF/JPY -35円 6円 -67円 -27円
GBP/JPY -7円 -25円 -29円 -46円
NZD/JPY -19円 -64円 -20円 -38円
EUR/USD -41円 12円 -59円 -8円
TRY/JPY
ZAR/JPY 3円 -96円

※1ドル106円として計算しています。

一見、EXNESSのZAR/JPY(買)とCHF/JPY(売)、EUR/USD(売)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントがマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、EXNESSとXM Trading共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

EXNESSとXM Tradingを取引ツールで比較

EXNESSとXM Tradingの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS EXNESS XM Trading
MT4・MT5 ダウンロード:Windows・Mac
ブラウザ:Webトレーダー
スマホ:Android・iPhone
タブレット:Android・iPad

EXNESSとXM Tradingどちらも「MT4」と「MT5」という2つの取引プラットフォームに対応しています。MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。人それぞれで利用のしやすさが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶことをおすすめします。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

EXNESSとXM Tradingを信頼性やサポート体制で比較

最後に、EXNESSとXM Tradingの安全性や信頼性を比較してみましょう。

EXNESS XM Trading
法人名 E​xness (SC) Ltd Tradexfin Limited
設立 2008年 2009年
所在地 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles F20, 1st floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles
金融ライセンス Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD025

★EXNESSグループの取得済み金融ライセンス

  • キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行
  • キプロス証券取引委員会
  • イギリス金融行動監視機
  • 英領バージン諸島金融サービス委員会
  • 南アフリカ金融業界行為監督機構
  • モーリシャス金融サービス委員会
Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD010

★XMグループの取得済み金融ライセンス

  • キプロス証券取引委員会
  • オーストラリア証券投資委員会
  • イギリス金融行動監視機
  • 国際金融サービス委員会
  • ドバイ金融サービス局
資金管理 分別管理 欧州優良銀行で分別管理
資本金 非公開 3億6,000万ドル
従業員数 200名以上(支社含む)
特徴 海外FX中級者・上級者向き 世界に拠点があり、世界196カ国でサービス提供

運営歴の長さ

ロシアで設立されたEXNESSは、日本だけでなく世界でも多くのトレーダーに利用されている業界最大手の海外FX業者です。一方、世界最大規模のXM Tradingは、日本人トレーダーが最も利用する海外FX会社として、「様々な受賞歴・100万口座突破・1.5億以上の取引注文」という実績があります。両社共に運営歴での大きな差はなく、総合的に便利な方を利用しましょう。

金融ライセンスの取得

EXNESSとXM Tradingどちらもセーシェルの金融ライセンスを取得しています。取得が簡単なマイナーライセンスではありますが、グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることから安心して取引できそうですね。

分別管理と信託保全の有無

EXNESSとXM Tradingでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。EXNESSは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。ただし、世界四大会計事務所のDeloitte Touche Tohmatsu(デロイト・トウシュ・トーマツ)がEXNESSの財務状況を確認し、一般公開していることから企業の透明性は高いと言えます。一方のXM Tradingは、顧客資金の返金保証は公表していませんが、サポート窓口の回答として口座残高は全額守られているそうです。

ロスカット水準の違い

XM Tradingでは、証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のEXNESSは、証拠金維持率が0%になるまでロスカットされず、資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。

★ロスカット水準とは?

ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。

約定力の差

EXNESS XM Trading
約定率 非公開 99.35%

※執行率100%で注文拒否なし

約定スピード 非公開 非公開

XM Tradingの約定率は1秒以内に99.35%の約定が成立しますが、一方でEXNESSの約定力は公開されていません。約定率が低いと注文したかったレートと異なるレートで約定してしまう可能性があるため、スピーディーに約定するXM Tradingの方が有利と言えます。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも大切ですが、そのスプレッドを活かすには約定率が大切になるということを覚えておきましょう。

ゼロカットの有無

EXNESSとXM Tradingの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、EXNESSとXM Tradingがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

便利機能や学習機能の種類

EXNESS XM Trading
  • 分析ツール
  • 経済指標カレンダー
  • Web TV
  • デイリーマーケットリサーチ(分析ビデオ)
  • FXウェビナー
  • FXシグナル
  • MQL5
  • 経済指標カレンダー
  • 6種類のFX計算ツール
  • MT4プラットフォームチュートリアル

EXNESSでは、Trading Centralからの市場解説やトレーディング情報をチェックすることができます。一方のXM Tradingは、相場分析から今後の動向を予想する情報を配信したり、無料のオンラインセミナーを開催したりと、初級者から上級者まで見逃せない内容を提供しています。

日本語サポートの対応力

日本語サポート EXNESS XM Trading
公式サイト
電話 +120409740

平日午前8:00〜午前0:00

×休止中
ライブチャット 平日午後12:00〜午後8:00 平日24時間
メールサポート 平日24時間 平日24時間
日本人スタッフ

EXNESSとXM Tradingでは、日本語でのお問い合わせが可能です。XM Tradingは電話サポートが休止中ですが、EXNESSは困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意しましょう。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
EXNESS 国内銀行送金 無料 10ドル 1営業日
VISAカード 無料 10ドル 即時
Masterカード 無料 10ドル 即時
JCBカード 無料 10ドル 即時
bitwallet 無料(※1) 10ドル 即時
STICPAY 無料(※1) 10ドル 即時
WebMoney 無料(※1) 10ドル 即時
PerfectMoney 無料(※1) 50ドル 即時
BTC 無料 10ドル 3営業日
USDT 無料 10ドル 3営業日
XM Trading 国内銀行送金 無料(※2) 下限なし 30分~1時間以内
VISAカード 無料 500円 即時
JCBカード 無料 1万円 即時
bitwallet 無料(※1) 500円 即時
STICPAY 無料(※1) 500円 即時
BXONE 無料(※1) 500円 即時
Pay-easy 無料(※3) 2,000円 即時
Smart Pit 無料(※3) 2,000円 即時

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

(※2)入金額1万円未満の場合、入金手数料980円(決済代行会社により1,500円)がかかります。送金元銀行で振込手数料(0~880円)が発生した場合、自己負担となります。

(※3)決済手数料280円は、自己負担となります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
EXNESS 国内銀行送金 無料 10ドル 1営業日
VISAカード 無料 3ドル 3営業日
Masterカード 無料 3ドル 3営業日
JCBカード 無料 3ドル 3営業日
bitwallet 無料(※1) 1ドル 即時
STICPAY 無料(※1) 1ドル 即時
WebMoney 無料(※1) 1ドル 即時
PerfectMoney 無料(※1) 2ドル 即時
BTC 無料 10ドル 3営業日
USDT 無料 100ドル 3営業日
XM Trading 国内銀行送金 無料 1万円 1〜5営業日
VISAカード 無料 500円 2営業日〜2カ月程

※カード会社によって異なります。

bitwallet 無料(※1) 500円 即時
STICPAY 無料(※1) 500円 即時
BXONE 無料(※1) 500円 即時

(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。

入金方法としてEXNESSは10種類、XM Tradingなら8種類、出金方法の場合はEXNESSなら10種類、XM Tradingは5種類の中から選ぶことができます。

注意点としてEXNESSの最低入金は1,000ドル(EXNESSのスタンダード口座は1ドル)という海外FX業界内で高めの設定になります。入出金の方法、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。

EXNESSをおすすめする方

★EXNESSがおすすめの人

  • 海外FX経験のある中上級者
  • ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
  • 狭いスプレッドで取引したい
  • MT4・MT5を使いたい
  • ロスカット水準0%で取引したい

EXNESSは狭いスプレッドとハイレバレッジを活用したいトレーダーにおすすめします。ギリギリまで取引可能なロスカット水準0%ということもあり、とても大きな利益を狙えるチャンスがあります。

XM Tradingをおすすめする方

★XM Tradingがおすすめの人

  • 初めて海外FXを利用する
  • 日本人利用者が多い海外FX業者を選びたい
  • ボーナスを活用した取引をしたい
  • お得なポイントを利用したい
  • デイトレードやスイングトレードをしたい
  • 少ない資金で大きな利益を得たい
  • MT4・MT5を使いたい

XM Tradingは、豊富なボーナスを活用したり、大きな利益を狙いたい初心者から中上級者までおすすめできます。安全性や信頼性が高いからこそ入出金の心配も少なく、リスクを抑えた取引が可能です。

まとめ

海外FX業者のEXNESSとXM Tradingについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

EXNESS XM Trading
安全性・信頼性
最大レバレッジ ◎(無制限) ◎(1,000倍)
取扱銘柄 FX通貨〜仮想通貨
スプレッド重視 △(XMPで相殺可能)
スワップポイント重視 × ×
取引ツール 初心者〜中上級者 初心者〜中上級者
ボーナス重視 ×
少額投資 ×
日本語サポート重視

総合的に見て勝者はXM Tradingと言えます。最大レバレッジを見るとEXNESSの方が有利ですが、信頼性、ボーナス、少額投資などを比較するとXM Tradingの方が優秀です。EXNESSには狭いスプレッドで資金力に余裕がある中上級者、XM Tradingはお得に取引したい初心者や少額から始めたいトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。

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