海外FXブローカーのEXNESSとGEMFOREXの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
EXNESSとGEMFOREXを基本スペックで比較
EXNESSとGEMFOREXの基本的なスペックを比べてみます。
EXNESS | GEMFOREX | |
運営会社 | Exness (SC) Ltd | Gemtrade LLC |
設立 | 2008年 | 2010年 |
金融庁ライセンス | セーシェル金融庁 | モーリシャス金融庁 |
資金管理 | 分別管理 | 分別管理 |
口座の方式 | NDD(STP・ECN) | DD(OTC) |
口座の種類 |
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最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最大ロット数 |
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最大レバレッジ |
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ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
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無料 |
ボーナス | なし |
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スキャルピング | 可能 | 可能
※口座タイプによって異なります。 |
自動売買 | 可能 | 可能
※口座タイプによって異なります。 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし | なし
※1月1日、4月1日、7月1日、10月1日の時点で90日間取引または入出金がなかった場合、15ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 | 0% | 20% |
マージンコール水準 |
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50% |
プラットフォーム |
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最低入金額 |
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FX通貨ペア | 98種類 | 54種類 |
他の金融商品 | 株式指数:10種類、貴金属:10種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:35種類、株式:88種類 | 株式指数:10種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:28種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、WebMoney、PerfectMoney、仮想通貨 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、BTC、ETH、Perfect Money、中国国内銀(ZOTAPAY) |
出金方法 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、WebMoney、PerfectMoney、仮想通貨 | 国内銀行送金、BTC、ETH |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 128口座 | 5口座 |
EXNESSは、ハイレバレッジと低スプレッドを求めるトレーダーから絶賛されています。一方のGEMFOREXは、無料で使える自動売買ツールと豪華ボーナスが付与されることで人気のあるブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
EXNESSとGEMFOREXをメリット・デメリットで比較
EXNESSとGEMFOREXのメリット・デメリットを比較していきます。
EXNESSのメリット・デメリット
★メリット
- 無制限レバレッジで取引できる(MT5は2,000倍)
- 狭いスプレッド
- 様々な銘柄が取引できる
- ロスカット水準は0%
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の最低入金額が1,000ドルと高い
- ロースプレッド口座の取引手数料が1ロットあたり片道3.5ドルかかる
- ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道0.1ドル〜かかる
- ボーナスがない
海外FX業界内で最も高いレバレッジで、低スプレッドの取引をするならEXNESSをおすすめします。日本語サポートも質が高く、安心して利用できるでしょう。ボーナスなしというデメリットはありますが、取引スタイルに合わせて4つの口座タイプから選べます。
GEMFOREXのメリット・デメリット
★メリット
- 最大レバレッジ5,000倍で取引できる
- 全口座の取引手数料が無料
- 豪華ボーナス(クッション機能付き)
- 自動売買(EA・ミラートレード)が無料
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- DD方式を採用している
- 取扱銘柄の種類が少ない
- 最低入金額が5,000円〜30万円と高い
- 7日間で2回以上の出金には出金額2%の手数料がかかる
- 出金遅延トラブルが発生している
ハイレバレッジと取引手数料無料を求めるならGEMFOREXをおすすめします。多くの口座タイプがありますが、基本的にオールインワン口座以外は豪華なボーナス対象外だったり、自動売買ツールが禁止されていたり、というデメリットがあります。
EXNESSとGEMFOREXを最大レバレッジで比較
EXNESSとGEMFOREXの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
EXNESSとGEMFOREXの最大レバレッジを比較していきます。
EXNESS | ||||
スタンダード口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 | |
最大レバレッジ |
|
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|
|
最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 |
|
|
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最低入金額 | 1ドル | 1,000ドル | 1,000ドル | 1,000ドル |
GEMFOREX | ||||||
オールインワン口座 | ミラートレード専用口座 | ロースプレッド口座 | スキャルピングフリー口座 | レバレッジ5,000倍口座 | ガチゼロ口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 30倍 | 5,000倍 | 1,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 110円 | 110円 | 110円 | 3,666円 | 22円 | 110円 |
最低入金額 | 5,000円 | 5万円 | 30万円 | 10万円 | 入金上限10万円 | 5,000円 |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べるとEXNESSは無制限(MT5は2,000倍)、GEMFOREXは5,000倍となり、EXNESSの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはEXNESSのスタンダード口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の0円ですが、最も大きな資金が必要になるのはGEMFOREXのスキャルピングフリー口座の3,666円です。レバレッジだけで見るとEXNESSの方が有利ですが、両社共に最低入金額も高いため注意しましょう。
★EXNESSの無制限レバレッジで取引する条件
- 5ロット以上の取引を行う
- 10回以上の決済を行う
- 口座残高1,000ドル未満
- MT4を利用した取引
★レバレッジ5,000倍口座の注意点
レバレッジ5,000倍口座は、小さな資金で大きく利益を上げるチャンスもありますが、損失する可能性もあります。また、累計利益と含み益が100万円を超えると強制的に決済されます。
※EA・ミラートレードは利用できません。
※ボーナス対象外です。
レバレッジ制限
続いて、EXNESSとGEMFOREXのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★EXNESSのレバレッジ制限
口座資金 | 最大レバレッジ |
999ドル以下 | 無制限(実質21億倍) |
1,000ドル〜4,999ドル | 2,000倍 |
5,000ドル〜29,999ドル | 1,000倍 |
30,000ドル以上 | 500倍 |
※土日・祝日は、最大レバレッジが200倍に制限されます。
※経済ニュース・指標発表時前後は最大レバレッジが200倍に制限されます。
※決算報告発表日は、株式の最大レバレッジが5倍に制限されます。
★GEMFOREXのレバレッジ制限
口座資金 | オールインワン口座・ミラートレード専用口座・ロースプレッド口座・ガチゼロ口座 |
200万円未満 | 1,000倍 |
200万円以上 | 500倍 |
※スキャルピングフリー口座は、レバレッジ30倍固定です。
※レバレッジ5,000倍口座は、レバレッジ5,000倍固定です。
EXNESSとGEMFOREXは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。EXNESSは有効証拠金30,000ドルを超えると500倍でトレード可能、GEMFOREXの場合は200万円以上になると500倍に制限されます。ハイレバレッジを使って取引するなら、レバレッジ制限が緩いEXNESSの方が有利と言えますね。
EXNESSとGEMFOREXを取扱銘柄で比較
EXNESSとGEMFOREXの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | EXNESS | GEMFOREX |
FX通貨 | 98銘柄 | 54銘柄 |
貴金属 | 10銘柄 | なし |
エネルギー | 2銘柄 | 2銘柄 |
株式 | 88銘柄 | なし |
株式指数 | 10銘柄 | 10銘柄 |
仮想通貨 | 35銘柄 | 28銘柄
※オールインワン口座のみ |
銘柄を比べると、GEMFOREXよりもEXNESSの方が幅広い取引に対応していることがわかります。GEMFOREXでは、貴金属と株式の取り扱いがないため、様々な銘柄をトレードしたい人には不向きと言えそうです。さらに、仮想通貨はGEMFOREXのオールインワン口座のみの取り扱いになるので注意しましょう。銘柄の種類やトレードのしやすさを考えると、圧倒的にEXNESSをおすすめします。
EXNESSとGEMFOREXをスプレッドで比較
EXNESSとGEMFOREXの一般的な口座タイプと、低スプレッドの口座タイプの違いを見ていきましょう。
スタンダードの口座
EXNESSとGEMFOREXの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | EXNESS | GEMFOREX |
スタンダード口座(STP口座) | オールインワン口座 | |
USD/JPY | 1.1pips | 1.6pips |
EUR/JPY | 1.9pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 2.0pips | 2.2pips |
AUD/JPY | 1.3pips | 1.6pips |
EUR/USD | 1.0pips | 1.7pips |
GBP/USD | 1.5pips | 2.3pips |
2社の口座を比較すると、GEMFOREXよりEXNESSの方が平均スプレッドは狭くなっています。特に、EXNESSのスタンダード口座は海外FX業者の中でも狭いスプレッドとして評判です。
海外FX業者の取引方法には、NDD方式とDD方式の2つがあります。EXNESSは、FX業者の仲介を通さないNDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がそのままインターバンク市場に流れるため、トレーダーにとって透明性の高い取引ができます。
一方のGEMFOREXは、国内FX業者と同じDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がFX業者の仲介を通して市場に注文されるため、リクオートや約定拒否などの不正が行われる可能性がありますが、スプレッドは狭くなる特徴があります。それにも関わらずEXNESSは、DD方式のGEMFOREXよりもスプレッドが低いためEXNESSの方が有利と言えます。
低スプレッドの口座
続いて、EXNESSのロースプレッド口座と、GEMFOREXのロースプレッド口座を比べてみましょう。EXNESSは1ロットあたり片道3.5ドルの取引手数料がかかりますが、GEMFOREXは無料です。
通貨ペア | EXNESS | GEMFOREX |
ロースプレッド口座(ECN口座) ※1 | ロースプレッド口座 ※2 | |
USD/JPY | 0.8pips | 0.3pips |
EUR/JPY | 1.2pips | 0.5pips |
GBP/JPY | 1.2pips | 1.0pips |
AUD/JPY | 0.9pips | 0.6pips |
EUR/USD | 0.7pips | 0.3pips |
GBP/USD | 0.8pips | 1.3pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips
※2…自動売買の利用はできません。
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | EXNESS | GEMFOREX |
ロースプレッド口座 | ロースプレッド口座 | |
USD/JPY | 870円 | 300円 |
EUR/JPY | 1,270円 | 500円 |
GBP/JPY | 1,270円 | 1,000円 |
AUD/JPY | 970円 | 600円 |
EUR/USD | 770円 | 330円 |
GBP/USD | 880円 | 1,430円 |
※EXNESSロースプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料7ドル」
- ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+7ドル=10,000pips+7ドル=100円+770円=870円
- ユーロドルの場合:0.0pips×10万通貨+7ドル=7ドル=770円
※GEMFOREXロースプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット」
- ドル円の場合:0.3pips×10万通貨=30,000pips=300円
- ユーロドルの場合:0.3pips×10万通貨=30,000pips=3ドル=330円
EXNESSのスプレッドはかなり狭いものの取引手数料を加えると、取引手数料が0円のGEMFOREXの方が有利と言えます。取引手数料は、エントリー時と決済時にそれぞれ引かれるため、スプレッドばかりに目を向けていると手数料負けしてしまいます。トータルコストが安い口座を選ぶことで、利益を上げるチャンスが広がりますよ。ただし、GEMFOREXのロースプレッド口座では、30万円以上の入金が必要になるためハードルが高めと言えるでしょう。
★ECN口座とは?
EXNESSのロースプレッド口座は、ECN口座と呼ばれる口座タイプです。トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。
★狭いスプレッドで取引したい方
EXNESS | GEMFOREX | ||
ロースプレッド口座(ECN口座) ※1 | ガチゼロ口座 ※2 | ||
最大レバレッジ | 無制限 | 1,000倍 | |
通貨ペア | 98種類 | 13種類 | |
最低入金額 | 1,000ドル | 5,000円 | |
スプレッド | USD/JPY | 0.8pips | 0.0pips |
EUR/JPY | 1.2pips | 0.0pips | |
GBP/JPY | 1.2pips | 0.0pips | |
AUD/JPY | 0.9pips | 0.0pips | |
EUR/USD | 0.7pips | 0.0pips | |
GBP/USD | 0.8pips | 0.0pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips
※2…裁量トレードのみ可能です。MT4・EA・ミラートレード利用不可です。
GEMFOREXのガチゼロ口座は、スプレッドはゼロ、取引手数料もかかりません。ただし、通貨ペアが13種類と少ないため注意が必要です。また、GEMFOREXから招待された場合のみ利用できます。
EXNESSとGEMFOREXをスワップポイントで比較
EXNESSとGEMFOREXの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | EXNESS | GEMFOREX | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | -4円 | -34円 | 2円 | 3円 |
EUR/JPY | -28円 | -5円 | -15円 | -12円 |
CAD/JPY | -4円 | -16円 | -8円 | -51円 |
AUD/JPY | -4円 | -17円 | 11円 | -77円 |
CHF/JPY | -35円 | 6円 | -89円 | -34円 |
GBP/JPY | -7円 | -25円 | 1円 | -38円 |
NZD/JPY | -19円 | -64円 | 19円 | -74円 |
EUR/USD | -41円 | 12円 | 3円 | 3円 |
TRY/JPY | – | – | – | – |
ZAR/JPY | 3円 | -96円 | – | – |
※1ドル106円として計算しています。
多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多い傾向にありますが、GEMFOREXのUSD/JPYとEUR/USDのスワップポイントは売りでも買いでもプラスとなります。一見、GEMFOREXの方が稼ぎやすそうに見えますが、獲得できるポイントが少ないため長期保有しても大きな利益は見込めません。日々、変動する金利でリスクの心配をするならば、両社共にスワップポイント狙いの長期トレードは避けた方が良いでしょう。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
EXNESSとGEMFOREXを取引ツールで比較
EXNESSとGEMFOREXの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | EXNESS | GEMFOREX |
MT4・MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | ○ | |
タブレット:Android・iPad | ○ | ○ |
EXNESSとGEMFOREXどちらも「MT4」と「MT5」という2つの取引プラットフォームに対応しています。人それぞれで利用のしやすさが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
MT4・MT5の取引ツール
MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できるように準備しておきましょう。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
自動売買ツール
自動売買 | EXNESS | GEMFOREX |
EA | ◯ | ◯ |
ミラートレード | ◯ | ◯ |
★GEMFOREXの自動売買が利用できる口座タイプ
オールインワン口座 | ミラートレード専用口座 | ロースプレッド口座 | スキャルピングフリー口座 | レバレッジ5,000倍口座 | ガチゼロ口座 | |
EA | 〇 | × | × | × | × | × |
ミラートレード | × | 〇 | × | × | × | × |
AXIORYとGEMFOREXでは、EAとミラートレードという2種類の自動売買が利用できます。EXNESSで自動売買をする場合は、自分でEAを用意する必要があります。
一方、自動売買ソフトを開発しているGEMFOREXは、5万円以上の口座残高があれば無料で300種類以上の自動売買(EA・ミラートレード)を使い放題です。また、GEMFOREXの公式サイトには、成績やダウンロード数などがランキング化されているため、FX初心者でも選びやすいでしょう。自分の使いたい自動売買(EA)をMT4に設定しておくだけで、24時間、365日稼働させることができるようになります。自動売買取引するならGEMFOREXが有利と言えますね。
★EAとミラートレードの違い
- EA:MT4(FX専用取引ソフト)にインストールして使う自動売買です。
- ミラートレード:Webブラウザ上で行う自動売買です。※MT4やVPSは不要です。
EXNESSとGEMFOREXを信頼性やサポート体制で比較
最後に、EXNESSとGEMFOREXの安全性や信頼性を比較してみましょう。
EXNESS | GEMFOREX | |
法人名 | Exness (SC) Ltd | Gemtrade LLC |
設立 | 2008年 | 2010年
※FXサービスの開始は2014年から |
所在地 | 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles | Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, Kingstown, St.Vincent and the Grenadines |
金融ライセンス | Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD025
★EXNESSグループの取得済み金融ライセンス
|
FSC(モーリシャス金融庁)ライセンス番号:GB 21026537 |
資金管理 | 分別管理 | 分別管理 |
資本金 | 非公開 | 1億ドル(約108億) |
従業員数 | − | 167名 |
特徴 | 海外FX中級者・上級者向き | 日本、中国、香港、台湾、韓国、英語圏を中心に約80万口座以上 |
運営歴の長さ
ロシアで設立されたEXNESSは、日本だけでなく世界でも多くのトレーダーに利用されている業界最大手の海外FX業者です。一方のGEMFOREXは、日本、中国、韓国、英語圏を中心に約80万口座を超える実績があります。運営歴で選ぶならEXNESSの方が有利と言えます。
金融ライセンスの取得
EXNESSはセーシェルの金融ライセンス、GEMFOREXはモーリシャスの金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスではありますが、EXNESSグループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることからEXNESSの方が信頼性や安全性は高いと言えそうですね。
分別管理と信託保全の有無
EXNESSとGEMFOREXでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。どちらも信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はないため、それを理解した上で利用するようにしましょう。
約定力の差
EXNESS | GEMFOREX | |
約定率 | 非公開 | 99.79% |
約定スピード | 非公開 | 0.78秒 |
GEMFOREXの約定率は0.78秒以内に99.79%が成立する一方で、EXNESSの約定率は公開されていません。約定率が低いと、注文したかったレートと異なるレートで約定してしまう可能性があるため、スピーディーに約定するAXIORYの方が有利と言えます。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも大切ですが、そのスプレッドを活かすには、約定率が重要になるということを覚えておきましょう。
ロスカット水準の違い
GEMFOREXでは、証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のEXNESSは、証拠金維持率が0%になるまでロスカットされず、資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。
★ロスカット水準とは?
ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。
ゼロカットの有無
EXNESSとGEMFOREXの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、EXNESSとGEMFOREXがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。
便利機能や学習機能の種類
EXNESS | GEMFOREX |
|
なし |
EXNESSでは、Trading Centralからの市場解説やトレーディング情報をチェックすることができます。一方のGEMFOREXでは、便利ツールはないので注意しましょう。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | EXNESS | GEMFOREX |
公式サイト | ○ | ○ |
電話 | +120409740
平日午前8:00〜午前0:00 |
× |
ライブチャット | 平日午後12:00〜午後8:00 | 平日午前10:00〜午後5:00 |
メールサポート | 平日24時間 | 平日午前10:00〜午後5:00 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
EXNESSとGEMFOREXでは、日本語でのお問い合わせが可能です。GEMFOREXの電話サポートはありませんが、EXNESSは困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意しましょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
EXNESS | 国内銀行送金 | 無料 | 10ドル | 1営業日 |
VISAカード | 無料 | 10ドル | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 10ドル | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 10ドル | 即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 10ドル | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 10ドル | 即時 | |
WebMoney | 無料(※1) | 10ドル | 即時 | |
PerfectMoney | 無料(※1) | 50ドル | 即時 | |
BTC | 無料 | 10ドル | 3営業日 | |
USDT | 無料 | 10ドル | 3営業日 | |
GEMFOREX | 国内銀行送金 | 無料 | 1,000円 | 即時 |
VISAカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
BTC | 無料 | 0.00183BTC | 90分以内 | |
ETH | 無料 | 不明 | 即時 | |
Perfect Money | 無料 | 100ドル | 即時 | |
中国国内銀(ZOTAPAY) | 無料 | 2000 CNY | 即時 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
EXNESS | 国内銀行送金 | 無料 | 10ドル | 1営業日 |
VISAカード | 無料 | 3ドル | 3営業日 | |
Masterカード | 無料 | 3ドル | 3営業日 | |
JCBカード | 無料 | 3ドル | 3営業日 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1ドル | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 1ドル | 即時 | |
WebMoney | 無料(※1) | 1ドル | 即時 | |
PerfectMoney | 無料(※1) | 2ドル | 即時 | |
BTC | 無料 | 10ドル | 3営業日 | |
USDT | 無料 | 100ドル | 3営業日 | |
GEMFOREX | 国内銀行送金 | 無料(※2) | 1円 | 3~15営業日 |
BTC | 無料 | 0.1BTC | 3営業日以上 | |
ETH | 無料 | 0.1ETH | 3営業日以上 |
(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。
(※2)7日間で2回以上出金する場合、出金額の2%(20万円以下は一律4,500円)がかかります。
入金方法としてEXNESSは10種類、GEMFOREXなら7種類、出金方法の場合はEXNESSなら10種類、GEMFOREXは3種類の中から選ぶことができます。
注意点としてEXNESSの最低入金は1,000ドル(EXNESSのスタンダード口座は1ドル)という海外FX業界内で高めの設定になります。GEMFOREXの国内銀行送金では、7日間で2回以上の出金には出金額2%(20万円以下なら一律4,500円)の出金手数料がかかります。入出金の方法、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。
EXNESSをおすすめする方
★EXNESSがおすすめの人
- 海外FX経験のある中上級者
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- 狭いスプレッドで取引したい
- ロスカット水準0%で取引したい
EXNESSは狭いスプレッドとハイレバレッジを活用したいトレーダーにおすすめします。ギリギリまで取引可能なロスカット水準0%ということもあり、とても大きな利益を狙えるチャンスがあります。
GEMFOREXをおすすめする方
★GEMFOREXがおすすめの人
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- 取引手数料をかけたくない
- 豪華なボーナスを利用したい
- 自動売買ツールを無料で使いたい
GEMFOREXは、豪華ボーナスが受け取れる他にも、自動売買ツールを無料で使いたいトレーダーにおすすめです。取引スタイルに合わせて6種類ある口座タイプから選べるので、自身に合ったトレードも可能になります。
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まとめ
海外FX業者のEXNESSとGEMFOREXについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
EXNESS | GEMFOREX | |
安全性・信頼性 | △ | △(DD方式) |
最大レバレッジ | ◎(無制限) | ◎(5,000倍) |
取扱銘柄 | ◎ | × |
スプレッド重視 | ◎ | △(海外FX業界内の平均クラス) |
スワップポイント重視 | × | △ |
取引ツール | 初心者〜中上級者 | 初心者〜中上級者 |
ボーナス重視 | × | ◎ |
少額投資 | × | × |
日本語サポート重視 | ◎ | ◎ |
総合的に見て勝者はEXNESSと言えます。豪華ボーナスを見るとGEMFOREXの方が有利ですが、安全面、最大レバレッジ、取引銘柄の種類などを比較するとEXNESSの方が優秀です。EXNESSには狭いスプレッドで資金力に余裕がある中上級者、GEMFOREXは無料で自動売買ツールを利用したいトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。
EXNESSの比較情報一覧
EXNESSのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
GEMFOREXの比較情報一覧
GEMFOREXのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
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