【2024年最新版】AXIORYとIFOREXを8つの項目で比較

AXIORYとIFOREXを8つの項目で比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのAXIORY とIFOREXの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に有名な海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

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AXIORYとIFOREXを基本スペックで比較

AXIORYとIFOREXの基本的なスペックを比べてみます。

AXIORY IFOREX
運営会社 Axiory Global Ltd Formula Investment House Ltd
設立 2007年 1996年
金融庁ライセンス ベリーズ国際金融サービス委員会 英領バージン諸島金融サービス委員会
資金管理
  • Doha Bankで分別管理
  • 信託保全あり
Mizrahi Tefahot Bankで分別管理
口座の方式 NDD(STP・ECN) DD(OTC)
口座の種類
  • スタンダード口座
  • ナノ口座
  • テラ口座
  • アルファ口座
エリート口座
最小ロット数
  • アルファ口座は1ロット
  • それ以外の口座は0.01ロット=1,000通貨
0.01ロット(1,000通貨)
最大ロット数
  • アルファ口座は10万ロット
  • それ以外の口座は1,000ロット
50ロット(500万通貨)
最大レバレッジ 400倍(アルファ口座は1倍) 400倍
ドル円の平均スプレッド
  • スタンダード口座:1.3pips
  • ナノ口座:0.3pips
  • テラ口座:0.3pips
エリート口座:1.0pips
取引手数料
  • スタンダード口座:無料
  • ナノ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • テラ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • アルファ口座:銘柄ごとに異なる
無料
ボーナス なし
  • 入金ボーナス
  • キャッシュバックボーナス
  • ペンディングボーナス
スキャルピング 可能 不可
自動売買 可能 不可
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし なし

※12ヶ月間取引または入出金がなかった場合、3カ月毎に月額15ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

ゼロカット あり あり
ロスカット水準 20% 0%
マージンコール水準 50% なし
プラットフォーム
  • MT4(スタンダード口座・ナノ口座)
  • MT5(テラ口座・アルファ口座)
  • cTrader(スタンダード口座・ナノ口座)
FXnet View(独自プラットフォーム)
最低入金額 5,000円 1万円
FX通貨ペア 61種類 88種類
他の金融商品 株式指数:10銘柄、貴金属:4銘柄、エネルギー:5銘柄、株式:157銘柄、ETF:69銘柄 コモディティ(商品):7銘柄、株式指数:34銘柄、貴金属:7銘柄、エネルギー:5銘柄、仮想通貨:45銘柄、株式:604銘柄、ETF:65銘柄
入金方法 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、VLoad、STICPAY、NETELLER、Skrill 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet
出金方法 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、STICPAY、VLoad、NETELLER、Skrill 海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet
法人口座 あり あり
最大口座数 10口座 1口座

AXIORYは、海外FX業者の中でトップクラスに狭いスプレッドのため、スキャルピングや自動売買をする上級者に人気のあるブローカーです。一方のIFOREXは、取り扱い銘柄の種類が多いことでトレーダーから絶賛されています。どちらもハイスペックで勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

AXIORYとIFOREXをメリット・デメリットで比較

AXIORYとIFOREXのメリット・デメリットを比較していきます。

AXIORYのメリット・デメリット

★メリット

  • NDD方式を採用している
  • 業界トップクラスの低スプレッド
  • 株式・ETFなどの銘柄が取引できる
  • MT4・MT5・cTraderを利用できる
  • スキャルピングや自動売買に制限なし
  • 約定スピードが速い
  • 信託保全により資金は保護される
  • トラブル時は2万ユーロまで損害を補償
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • 最大レバレッジが400倍と低い
  • ボーナスの開催が少ない(クッション機能なし)
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
  • 2万円未満の入出金には手数料がかかる

海外FXの中でもトップクラスに狭いスプレットを求めるなら、上級者に人気のあるAXIORYをおすすめします。約定力も高く、国内FX業者でスキャルピングをメインにしているトレーダーに最適です。ただし、最大レバレッジが400倍と低く、キャンペーンはほぼ開催しないため自己資金でトレードすることになるので注意しましょう。

IFOREXのメリット・デメリット

★メリット

  • 老舗の海外FXブローカー
  • 業界トップクラスの取引銘柄
  • スプレッドがかなり狭い
  • レバレッジ制限がない
  • 豊富なボーナス(クッション機能付き)
  • ロスカット水準は0%
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • DD方式を採用している
  • 口座タイプは1種類のみ
  • 最大レバレッジが400倍と低い
  • スキャルピング・自動売買の禁止
  • 独自ツールFXnet Viewのみ利用可能(MT4・MT5が使えない)
  • 最低入金額が1万円と高い
  • 10万円以下を銀行口座へ出金する場合は手数料2,000円がかかる

スプレッドも低く、業界トップクラスの銘柄数を取り扱う海外FX業者を選ぶならIFOREXをおすすめします。ロスカット水準が0%なのでギリギリまで取引が可能なため、最大レバレッジは400倍と低めながらとても大きなトレードできます。ただし、スキャルピングや自動売買に対応していないため、裁量取引のデイトレードやスイングトレードがメインになります。

AXIORYとIFOREXを最大レバレッジで比較

AXIORYとIFOREXの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

AXIORYとIFOREXの最大レバレッジを比較していきます。

AXIORY IFOREX
スタンダード口座 ナノ口座 テラ口座 アルファ口座 エリート口座
最大レバレッジ 400倍 400倍 400倍 1倍 400倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 1ロット=100,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金 275円 275円 275円 11,000,000円 275円
最低入金額 5,000円 5,000円 5,000円 5,000円 1万円

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

※IFOREXの最大レバレッジは、FX通貨ペアが400倍、株式が20倍、仮想通貨は10倍、土曜・日曜はレバレッジが半分となります。

最大レバレッジを比べると、両社共に400倍とかなり低めです。一番少ない資金で取引できる口座タイプはAXIORYのアルファ口座以外の275円ですが、最も大きな資金が必要になるのはAXIORYのアルファ口座の11,000,000円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差があります。

ただし、株式とETFのみ取り扱うアルファ口座を除けば、AXIORYとIFOREXはどちらも同じ証拠金が必要と言えます。取引したい銘柄に合わせて海外FX業者を選ぶことをおすすめします。

レバレッジ制限

続いて、AXIORYとIFOREXのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★AXIORYのレバレッジ制限

口座資金 スタンダード口座・ナノ口座・テラ口座
100,000ドル以下 400倍
100,001ドル〜200,000ドル 300倍
200,001ドル以上 200倍

★IFOREXのレバレッジ制限

口座資金 エリート口座
100,000ドル以下 400倍
100,001ドル〜200,000ドル 400倍
200,001ドル以上 400倍

AXIORYは口座残高によって最大レバレッジが変わりますが、IFOREXにはレバレッジ制限がありません。レバレッジ制限がないおかげで、一定以上の口座残高になるとIFOREXの方がレバレッジは高くなります。例えば、AXIORYは有効証拠金が100,001ドルを超えると最大300倍に変わりますが、IFOREXは最大400倍のままなので口座残高を気にすることなく取引できます。手軽にハイレバレッジで取引するなら、AXIORYよりもレバレッジ制限が緩いIFOREXが有利と言えますね。

AXIORYとIFOREXを取扱銘柄で比較

AXIORYとIFOREXの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 AXIORY IFOREX
FX通貨 61銘柄 88銘柄
貴金属 4銘柄 7銘柄
エネルギー 5銘柄 5銘柄
商品 なし 7銘柄
株式 157銘柄 604銘柄
株式指数 10銘柄 34銘柄
債券 なし なし
ETF 69銘柄 65銘柄
仮想通貨 なし 45銘柄

取引できる銘柄を比べると、AXIORYよりもIFOREXの方が圧倒的に多いことがわかります。貴金属やエネルギー、ETFなどにそれほど大差はありませんが、FX通貨と商品、株式、株式指数、仮想通貨を見比べるとIFOREXの方が断然有利と言えます。銘柄数を重視するなら750以上の種類を取り揃えるIFOREXを選んでおいて間違ありませんね。

AXIORYとIFOREXをスプレッドで比較

AXIORYとIFOREXの平均スプレッドを比較してみましょう。AXIORYのスタンダード口座とIFOREXのエリート口座は、いずれも取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。AXIORYのナノ口座・テラ口座のみ取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかります。

通貨ペア AXIORY IFOREX
スタンダード口座(STP口座) ナノ口座・テラ口座(ECN口座) ※1 エリート口座
USD/JPY 1.3pips 0.9pips 1.0pips
EUR/JPY 1.5pips 0.8pips 1.2pips
GBP/JPY 2.0pips 1.5pips 2.3pips
AUD/JPY 1.9pips 1.5pips 3.0pips
EUR/USD 1.2pips 0.8pips 0.7pips
GBP/USD 1.6pips 1.0pips 1.1pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア AXIORY IFOREX
スタンダード口座 ナノ口座・テラ口座 エリート口座
USD/JPY 1,300円 960円 1,000円
EUR/JPY 1,500円 860円 1,200円
GBP/JPY 2,000円 1,560円 2,300円
AUD/JPY 1,900円 1,560円 3,000円
EUR/USD 1,320円 880円 770円
GBP/USD 1,760円 1,100円 1,210円

※スタンダード口座の計算方法「スプレッド×1ロット」

  • ドル円の場合:1.3pips×10万通貨=130,000pips=1,300円
  • ユーロドルの場合:1.2pips×10万通貨=120,000pips=12ドル=1,320円

※ナノ口座・テラ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」

  • ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+6ドル=30,000pips+6ドル=300円+660円=960円
  • ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+6ドル=20,000pips+6ドル=2ドル+6ドル=8ドル=880円

※エリート口座の計算方法「スプレッド×1ロット」

  • ドル円の場合:1.0pips×10万通貨=100,000pips=1,000円
  • ユーロドルの場合:0.7pips×10万通貨=70,000pips=7ドル=770円

3つの口座を比較してみると、ナノ口座・テラ口座の平均スプレッドがとても狭いことがわかります。AXIORYは、海外FX業界内でもトップクラスに狭いスプレッドとして、1日に何回も取引を行うスキャルピングトレーダーに人気があります。

海外FX業者の取引方法には、NDD方式とDD方式の2つがあります。AXIORYは、FX業者の仲介を通さないNDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がそのままインターバンク市場に流れるため、トレーダーにとって透明性の高い取引ができます。

一方のIFOREXは、国内FX業者と同じDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がFX業者の仲介を通して市場に注文されるため、リクオートや約定拒否などの不正が行われる可能性がありますが、スプレッドは狭くなる特徴があります。それにも関わらずAXIORYは、DD方式のIFOREXよりもトータルコスト(スプレッド+取引手数料)が安いためAXIORYの方が有利と言えます。

★STP口座とECN口座の違い

STP口座は、取引手数料が無料で、直接かかるコストはスプレッドのみです。一方のECN口座は、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。ECN口座はボーナスをもらえない場合が多いので、はじめはSTP口座を利用するといいでしょう。海外FX業者に慣れてからトータルコストが安いECN口座を利用するというやり方をおすすめします。

★スキャルピングとは?

スキャルピングとは、注文と決済を短時間に何度も繰り返すトレード方法のことです。AXIORYはスキャルピング可能ですが、IFOREXでは禁止されています。

AXIORYとIFOREXをスワップポイントで比較

AXIORYとIFOREXの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 AXIORY IFOREX
USD/JPY -21円 -41円 -11円 -33円
EUR/JPY -36円 -16円 -38円 -15円
CAD/JPY -14円 -23円 -9円 -25円
AUD/JPY -15円 -29円 -9円 -23円
CHF/JPY -41円 -3円 -40円 -9円
GBP/JPY -36円 -58円 -17円 -41円
NZD/JPY -13円 -17円 -4円 -25円
EUR/USD -48円 0円 -91円 -42円
TRY/JPY 22円 -38円 58円 -107円
ZAR/JPY 6円 -11円 2円 -8円

※1ドル106円として計算しています。

一見、IFOREXのTRY/JPY(買)は高額のスワップポイントを受け取れそうですが、反対のTRY/JPY(売)では大きなマイナスとなるので注意しましょう。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、AXIORYとIFOREX共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

AXIORYとIFOREXを取引ツールで比較

AXIORYとIFOREXの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS AXIORY IFOREX
MT4・MT5 ダウンロード:Windows・Mac ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×
cTrader ダウンロード:Windows ×
ブラウザ:Web版 ×
スマホ:Android・iPhone ×
FXnet View ダウンロード:Windows・Mac × ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×

AXIORYは「MT4」「MT5」「cTrader」という3つの取引プラットフォームの利用が可能ですが、一方のIFOREXで利用できる取引プラットフォームは「FXnet View」のみになります。このFXnet Viewは、IFOREXの独自ツールで初心者でも簡単に裁量トレードができると好評です。ただし、自動売買(EA)には対応していないため、自動売買と裁量トレード両方を行うならAXIORYを選びましょう。特に、スキャルピングやデイトレードのような短期売買を繰り返す場合は、スプレッドの狭いcTraderをおすすめします。

MT4・MT5の取引ツール

MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

cTraderの取引ツール

cTraderは、約定スピードが速いためスキャルピングトレーダーに人気があります。インターバンク市場に直接注文するためスプレッドは狭くなりますが、その代わりとして取引手数料が発生します。さらに、cTraderの自動売買は、初心者に難易度が高いことがデメリットです。

★cTraderの特徴

  • 板情報:MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。(板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。)
  • 高い約定力:スピーディーな取引が可能。
  • 狭いスプレッド:0.0pipsからトレード可能。
  • 透明性の高い取引:約定拒否がない取引が可能。
  • 日本語対応:日本語表示と日本時間の設定可能。

FXnet Viewの取引ツール

IFOREXの独自ツールであるFXnet Viewは、MT4と基本的な機能は変わらないと言われています。ただし、カスタムインジケータの追加や自動売買ツールなどの対応はしていません。チャート表示のカスタマイズはMT4やMT5に大きく劣るため、中上級者のトレーダーには不向きと言えます。

★FXnet Traderの特徴

  • Webブラウザで利用可能
  • ワンクリック注文OK
  • 取引チャート(ボリンジャーバンド・EMA・MACD・RSIなど)
  • 取引レポートの取得
  • 裁量トレード向き
  • 日本語対応OK

AXIORYとIFOREXを信頼性やサポート体制で比較

最後に、AXIORYとIFOREXの安全性や信頼性で比較してみましょう。

AXIORY IFOREX
法人名 Axiory Global Ltd. Formula Investment House Ltd
設立 2007年

※FXサービスの開始は2013年から

1996年
所在地 No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A. 15 Nikis st., Syntagma Square,10557 Athens, Greece
金融ライセンス IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)ライセンス番号:100022/163 BVI FSC(英領バージン諸島金融サービス委員会)ライセンス番号:SIBA/1/13/1060

★IFOREXグループの取得済み金融ライセンス

  • キプロス証券取引委員会
  • イギリス金融行動監視機
  • ハンガリー国立銀行
資金管理
  • Doha Bankで分別管理
  • 信託保全
Mizrahi Tefahot Bankで分別管理
資本金 非公開 14,922,898ドル(約16億)
従業員数 非公開 330名(支社含む)
特徴 アジア中心に世界8カ国にサービス提供 運営歴20年以上の老舗FX業者

運営歴の長さ

2013年からFXサービスの始めたAXIORYは、規模・運営歴共に中堅どころの海外FX業者として悪い噂はほとんどありません。一方、運営歴20年以上のIFOREXは、2010年のギリシャ危機にも耐えた実績を考えると、IFOREXの方が信頼性はあると言えるでしょう。

金融ライセンスの取得

AXIORYはベリーズ国際金融サービス委員会の金融ライセンス、IFOREXは英領バージン諸島金融サービス委員会の金融ライセンスを保有しています。どちらもマイナーライセンスなので、自身の取引スタイルを考えて取引口座を選ぶようにしましょう。

分別管理と信託保全の有無

AXIORYとIFOREXでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。AXIORYは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全を導入しているので、第三者の監査法人PwCから顧客に資金の全額が返金されます。また、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間とトラブルが発生した場合は最大2万ドル(200万円)の補償金が支払われます。

一方のIFOREXは、信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。海外FX業者の中でもAXIORYのように手厚い保障をしているブローカーは珍しく、AXIORYの方が安心して資金を預けられると言えます。

約定力の差

AXIORY IFOREX
約定率 99.98% 非公開
約定スピード 0.326秒 非公開

AXIORYは約定率99.98%、約定スピードは0.338秒と高い約定力を持つ海外FX業者です。一方、IFOREXの約定力は公開されていません。約定率が低いと、注文したかったレートと異なるレートで約定してしまうケースがあるため、スピーディーに約定するAXIORYの方が有利と言えます。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも大切ですが、そのスプレッドを活かすには、約定力が重要になることを覚えておきましょう。

ロスカット水準の違い

AXIORYでは、証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のIFOREXは、証拠金維持率が0%になるまでロスカットされないので、資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。

★ロスカット水準とは?

ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。

ゼロカットの有無

AXIORYとIFOREXの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、AXIORY やIFOREXがマイナス分を負担してくれるので、国内FXのように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

便利機能や学習機能の種類

AXIORY IFOREX
  • ヒストリカルデータ
  • FXシミュレーター
  • 日本時間表示インジケータ
  • ストライクインジケータ
  • 通貨インデックス
  • 最新の市場動向
  • 世界市場の分析
  • 経済指標カレンダー
  • チュートリアル・ガイド

AXIORYでは、過去の値動きが記録されているチャートデータの確認ができるため、上級者にとって便利なツールが揃っています。一方のIFOREXでは、初心者に向けにマンツーマンレッスンを受けられる学習コンテンツが充実しています。

日本語サポートの対応力

日本語サポート AXIORY IFOREX
公式サイト
電話 × +30-210-374-2583

平日午後1:00〜午後9:00

ライブチャット 平日午前10:30〜午後11:30 平日午後2:30〜深夜4:00
メールサポート 平日午前9:00〜深夜00:00 平日24時間
日本人スタッフ

AXIORYとIFOREXでは、日本語でのお問い合わせが可能です。特にIFOREXは、他の海外FX業者よりクオリティーの高いサポートを受けられると評判です。トラブルが発生したときに電話で相談できるので、IFOREXの方が利用しやすいでしょう。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意が必要です。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
AXIORY 国内銀行送金 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1営業日
海外銀行送金 無料(2万円未満1,500円) 1万円 3〜20営業日
VISAカード 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
JCBカード 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
UnionPay 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
VLoad 無料(2万円未満1,000円)(※1) 5,000円 即時
STICPAY 無料(2万円未満1,000円)(※1) 5,000円 即時
NETELLER 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
Skrill 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
IFOREX 国内銀行送金 無料 1万円 2営業日以内
海外銀行送金 無料 1万円 3~4営業日
VISAカード 無料 1万円 即時
Masterカード 無料 1万円 即時
Dinersカード 無料 1万円 即時
bitwallet 無料(※1) 1万円 即時

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

※NETELLERとSkrillは、日本国内からは利用することはできません。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
AXIORY 国内銀行送金 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1〜2営業日
海外銀行送金 無料(2万円未満1,500円)(※1) 1万円 3〜20営業日
VISAカード 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
JCBカード 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
UnionPay 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
STICPAY 無料(2万円未満1,000円)(※2) 1,100円 1営業日
VLoad 無料(2万円未満1,000円)(※2) 2,000円 1営業日
NETELLER 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1営業日
Skrill 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1営業日
IFOREX 海外銀行送金 無料(※3) 指定なし 2~7営業日
VISAカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
Masterカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
Dinersカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
bitwallet 無料(※2) 指定なし 2~5営業日

(※1)銀行や決済サービス会社で振込手数料(4,000円〜8,000円)が発生した場合、自己負担となります。

(※2)オンラインウォレットから出金手数料がかかります。

(※3)10万円以上の出金の場合、月3回まで出金手数料が無料です。10万円以下の場合は、出金手数料2,000円+別途手数料2,500円以上のリフティングチャージが発生します。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

入金方法として、AXIORYは9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)、IFOREXは6種類あります。出金方法の場合は、AXIORYなら9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)、IFOREXなら5種類の中から選ぶことができます。AXIORYは、クレジットカード以外で利益分の出金ができます。一見、AXIORYの方が手法は多そうに見えますが、STICPAYやVLoadの出金手数料は割高で、主に国内銀行送金を利用することになります。

両社の注意点として、AXIORYは入出金額が2万円未満だと別途手数料がかかり、IFOREXは10万円以下を銀行口座へ出金すると手数料2,000円+別途手数料2,500円以上のリフティングチャージが発生します。全体的なバランスから判断すると、IFOREXの方がやや有利です。

AXIORYをおすすめする方

★AXIORYがおすすめの人

  • 狭いスプレッドで取引したい
  • スキャルピングやデイトレードをしたい
  • MT4・MT5・cTraderを使いたい
  • 約定力の高いFX業者を選びたい
  • 信託保全を導入しているFX業者を利用したい

AXIORYは、業界トップクラスを誇る低スプレッドと、約定力の高さからスキャルピングトレーダーにおすすめします。取引スタイルに合わせて3つの取引プラットフォームを使えるので、自身に合ったトレードもしやすいはずですよ。

IFOREXをおすすめする方

★IFOREXがおすすめの人

  • 様々な銘柄でトレードしたい
  • 低スプレッドを重視している
  • スキャルピングやデイトレードをしたい
  • 裁量取引のデイトレードやスイングトレードをしたい
  • ギリギリまで取引したい(ロスカット水準0%)
  • 独自ツールのFXnet Viewを使いたい
  • 裁量トレードをしたい
  • 質の高い日本語サポートを受けたい

低スプレッドで750種類以上の銘柄を取り揃えるIFOREXは、裁量取引のデイトレーダーやスイングトレーダーにおすすめします。ロスカット水準が0%で追証もないことから、ギリギリまで取引することができます。

まとめ

海外FX業者のAXIORYとIFOREXについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

AXIORY IFOREX
安全性・信頼性 ◎(NDD方式) △(DD方式)
最大レバレッジ × ×
取扱銘柄 株式・ETFあり(アルファ口座のみ) ◎(業界トップクラス)
スプレッド重視 ◎(業界トップクラス)
スワップポイント重視 × ×
取引ツール ×(独自ツールのみ)
ボーナス重視 ×
少額投資 △(最低入金額が高い・入出金手数料がかかる) △(最低入金額が高い)
日本語サポート重視 ◎(電話対応あり)

総合的に見て勝者はIFOREXと言えます。スプレッドを見るとAXIORYの方が安定していますが、取引銘柄の種類やボーナス、日本語サポートを比較するとIFOREXの方が優秀です。AXIORYには上級者のスキャルピングトレーダー、IFOREXには裁量取引のデイトレーダーやスイングトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく全体的なスペックを見てから判断することが大切ですよ。

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AXIORYの比較情報一覧

AXIORYのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。

HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを8つの項目で比較!

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