海外FXブローカーのAXIORY とTITAN FXの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に低スプレッドで人気のある海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
AXIORYとTITAN FXを基本スペックで比較
AXIORYとTITAN FXの基本的なスペックを比べてみます。
AXIORY | TITAN FX | |
運営会社 | Axiory Global Ltd | Titan FX Limited |
設立 | 2007年 | 2014年 |
金融庁ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会 | バヌアツ金融サービス委員会 |
資金管理 |
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National Australia Bankで分別管理 |
口座の方式 | NDD(STP・ECN) | NDD(STP・ECN) |
口座の種類 |
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最小ロット数 |
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最大ロット数 |
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最大レバレッジ | 400倍(アルファ口座は1倍) | 500倍(Zeroマイクロ口座は1,000倍) |
ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
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ボーナス | なし | なし |
スキャルピング | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし | なし |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
マージンコール水準 | 50% | 90% |
プラットフォーム |
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最低入金額 | 5,000円 | 200ドル |
FX通貨ペア | 61種類 | 60種類 |
他の金融商品 | 株式指数:10種類、貴金属:4種類、エネルギー:5種類、株式:157種類、ETF:69種類 | 株式指数:20種類、貴金属:4種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:35種類、株式:100種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、VLoad、STICPAY、NETELLER、Skrill | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、仮想通貨 |
出金方法 | 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、STICPAY、VLoad、NETELLER、Skrill | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、仮想通貨 |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 10口座 | 15口座 |
AXIORYは、海外FX業者内でトップクラスに狭いスプレッドのため、スキャルピングや自動売買をする上級者に人気のブローカーです。一方のTITAN FXもボーナスがない分、スプレッドが狭いことからスキャルピング中上級者に注目されています。どちらもハイスペックで勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
AXIORYとTITAN FXをメリット・デメリットで比較
AXIORYとTITAN FXのメリット・デメリットを比較していきます。
AXIORYのメリット・デメリット
★メリット
- 業界トップクラスの低スプレッド
- 大口取引が可能
- ETFが取引できる
- MT4・MT5・cTraderを利用できる
- スキャルピングや自動売買に制限なし
- 約定スピードが速い
- 信託保全により資金は保護される
- トラブル時は2万ユーロまで損害を補償
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- 最大レバレッジが400倍と低い
- ボーナスの開催が少ない(クッション機能なし)
- ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
- 2万円未満の入出金には手数料がかかる
海外FX業界内でもトップクラスに狭いスプレットや、最大1,000ロットの大口取引を求めるならAXIORYをおすすめします。約定力も高く、国内FX業者で主にスキャルピングをしている上級トレーダーに最適です。ただし、最大レバレッジが400倍と低く、レバレッジ制限もあることがデメリットになります。
TITAN FXのメリット・デメリット
★メリット
- 業界トップクラスの低スプレッド
- レバレッジ制限がない
- 仮想通貨が取引できる
- スキャルピングに制限なし
- トラブル時は2万ユーロまで損害を補償
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- 最大レバレッジが500倍と平均クラス(Zeroマイクロ口座のみ1,000倍)
- Zeroブレード口座の取引手数料が1ロットあたり片道3.5ドルかかる
- ボーナスがない
- 初回の最低入金額がやや高い(200ドル)
海外FX業界内でも低いスプレッドや、レバレッジ制限なしで取引するならTITAN FXをおすすめします。日本語サポートも質が高く、安心して利用できるでしょう。ただし、キャンペーンを開催していないことから全て自己資金で取引することになります。
AXIORYとTITAN FXを最大レバレッジで比較
AXIORYとTITAN FXの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
AXIORYとTITAN FXの最大レバレッジを比較していきます。
AXIORY | ||||
スタンダード口座 | ナノ口座 | テラ口座 | アルファ口座 | |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 | 400倍 | 1倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 |
最低必要証拠金 | 275円 | 275円 | 275円 | 11,000,000円 |
最低入金額 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
TITAN FX | |||
Zeroマイクロ口座 | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 500倍 |
最小ロット数 | 0.1ロット=100通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 11円 | 220円 | 220円 |
最低入金額 | 200ドル | 200ドル | 200ドル |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べるとAXIORYは400倍、TITAN FXは1,000倍となり、TITAN FXの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはTITAN FXのZeroマイクロ口座の11円ですが、最も大きな資金が必要になるのはAXIORYのアルファ口座の11,000,000円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差があることがわかりますね。レバレッジだけで見るとTITAN FXが有利ですが、大口取引するならAXIORYをおすすめします。
レバレッジ制限
続いて、AXIORYとTITAN FXのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★AXIORYのレバレッジ制限
口座資金 | スタンダード口座・ナノ口座・テラ口座 |
100,000ドル以下 | 400倍 |
100,001ドル〜200,000ドル | 300倍 |
200,001ドル以上 | 200倍 |
※アルファ口座は、レバレッジ1倍固定です。
★TITAN FXのレバレッジ制限
口座資金 | Zeroマイクロ口座 | Zeroスタンダード口座・Zeroブレード口座 |
100,000ドル以下 | 1,000倍 | 500倍 |
100,001ドル〜200,000ドル | 1,000倍 | 500倍 |
200,001ドル以上 | 1,000倍 | 500倍 |
AXIORYは口座残高によって最大レバレッジが変わりますが、TITAN FXは口座残高によるレバレッジ制限はありません。例えば、AXIORYの場合は口座残高100,001ドルを超えると最大300倍に制限されますが、TITAN FXは口座残高がどれだけ増えても最大1,000倍または最大500倍で取引できます。ハイレバレッジを利用して取引するなら、レバレッジ制限が緩いTITAN FXが有利と言えますね。
AXIORYとTITAN FXを取扱銘柄で比較
AXIORYとTITAN FXの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | AXIORY | TITAN FX |
FX通貨 | 61銘柄 | 60銘柄 |
貴金属 | 4銘柄 | 4銘柄 |
エネルギー | 5銘柄 | 3銘柄 |
商品 | なし | なし |
株式 | 157銘柄 | 100銘柄 |
株式指数 | 10銘柄 | 20銘柄 |
ETF | 69銘柄 | なし |
仮想通貨 | なし | 35銘柄 |
FX通貨ペアを比べるとAXIORYとTITAN FXに大きな差はなく、どちらもメジャー通貨からマイナー通貨まで幅広く対応しています。その他にAXIORYはETFを豊富に取り扱っている一方で、TITAN FXは仮想通貨を取引することができます。どちらに自分が取引をしたい銘柄があるかで海外FX業者を選ぶようにしましょう。
AXIORYとTITAN FXをスプレッドで比較
AXIORYとTITAN FXのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。
STP口座
AXIORYとTITAN FXの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | AXIORY | TITAN FX |
スタンダード口座 | Zeroスタンダード口座 | |
USD/JPY | 1.3pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 1.5pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 2.0pips | 2.4pips |
AUD/JPY | 1.9pips | 2.1pips |
EUR/USD | 1.2pips | 1.2pips |
GBP/USD | 1.6pips | 1.5pips |
AXIORYとTITAN FXの口座を比較すると通貨ペアに応じて多少の違いはあるものの、どちらも業界トップクラスに狭いスプレッドになっています。両社共に変動制のスプレッドを採用しているため、どちらの方がコストを抑えられるのかは断言できません。
★スプレッドとは?
スプレッドとは、売値(Ask)と買値(Bid)の価格差のことです。取引コストになるので、スプレッドの低さは利益を獲得する重要なポイントになります。AXIORYやTITAN FXのようにFX業者の仲介を通さないNDD方式を採用している海外FX会社は、スプレッドが広い傾向があります。それにも関わらず、どちらも業界内で低いスプレッドを提供しています。
ECN口座
続いて、AXIORYのナノ口座・テラ口座と、TITAN FXのZeroブレード口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、AXIORYは1ロットあたり片道3ドル、TITAN FXは1ロットあたり片道3.5ドルかかります。
通貨ペア | AXIORY | TITAN FX |
ナノ口座・テラ口座 ※1 | Zeroブレード口座 ※2 | |
USD/JPY | 0.9pips | 1.0pips |
EUR/JPY | 0.8pips | 1.4pips |
GBP/JPY | 1.5pips | 2.1pips |
AUD/JPY | 1.5pips | 1.8pips |
EUR/USD | 0.8pips | 0.9pips |
GBP/USD | 1.0pips | 1.2pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips
※2…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | AXIORY | TITAN FX |
ナノ口座・テラ口座 | Zeroブレード口座 | |
USD/JPY | 960円 | 1,070円 |
EUR/JPY | 860円 | 1,470円 |
GBP/JPY | 1,560円 | 2,170円 |
AUD/JPY | 1,560円 | 1,870円 |
EUR/USD | 880円 | 990円 |
GBP/USD | 1,100円 | 1,320円 |
※ナノ口座・テラ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」
- ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+6ドル=30,000pips+6ドル=300円+660円=960円
- ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+6ドル=20,000pips+6ドル=2ドル+6ドル=8ドル=880円
※Zeroブレード口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料7ドル」
- ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+7ドル=30,000pips+7ドル=300円+770円=1,070円
- ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+7ドル=20,000pips+7ドル=2ドル+7ドル=9ドル=990円
上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。TITAN FXは取引手数料がやや高めなことから、トータルコストではAXIORYの方が安いと言えますね。
AXIORYとTITAN FXをスワップポイントで比較
AXIORYとTITAN FXの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | AXIORY | TITAN FX | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | -21円 | -41円 | -22円 | -40円 |
EUR/JPY | -36円 | -16円 | -40円 | -11円 |
CAD/JPY | -14円 | -23円 | -11円 | -23円 |
AUD/JPY | -15円 | -29円 | -9円 | -24円 |
CHF/JPY | -41円 | -3円 | -44円 | -2円 |
GBP/JPY | -36円 | -58円 | -39円 | -53円 |
NZD/JPY | -13円 | -17円 | -13円 | -17円 |
EUR/USD | -48円 | 0円 | -38円 | -10円 |
TRY/JPY | 22円 | -38円 | – | – |
ZAR/JPY | 6円 | -11円 | 3円 | -11円 |
※1ドル106円として計算しています。
一見、AXIORYのTRY/JPY(買)やZAR/JPY(買)、TITAN FXのZAR/JPY(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントがマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、AXIORYとTITAN FX共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
AXIORYとTITAN FXを取引ツールで比較
AXIORYとTITAN FXの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | AXIORY | TITAN FX |
MT4・MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | ○ | |
タブレット:Android・iPad | ○ | ○ | |
cTrader | ダウンロード:Windows | ○ | × |
ブラウザ:Web版 | ○ | × | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | × |
AXIORYは「MT4」「MT5」「cTrader」という3つの取引プラットフォームの利用が可能ですが、一方のTITAN FXで利用できる取引プラットフォームは「MT4」と「MT5」のみになります。人それぞれ利用しやすい口座タイプが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶようにしましょう。
MT4・MT5の取引ツール
MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できるように準備しておきましょう。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
cTraderの取引ツール
cTraderは、約定スピードが速く、スキャルピングトレーダーから人気があります。インターバンク市場に直接注文するためスプレッドが狭くなりますが、その代わりとして取引手数料がかかります。また、cTraderの自動売買は、初心者にとって難易度が高いことがデメリットになるので注意しましょう。
★cTraderの特徴
- 板情報:MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。(板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。)
- 高い約定力:スピーディーな取引が可能。
- 狭いスプレッド:0.0pipsからトレード可能。
- 透明性の高い取引:約定拒否がない取引が可能。
- 日本語対応:日本語表示と日本時間の設定可能。
AXIORYとTITAN FXを信頼性やサポート体制で比較
最後にAXIORYとTITAN FXの安全性や信頼性を比較してみましょう。
AXIORY | TITAN FX | |
法人名 | Axiory Global Ltd. | Titan FX Limited |
設立 | 2007年
※FXサービスの開始は2013年から |
2014年 |
所在地 | No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A. | 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway Port Vila, Vanuatu |
金融ライセンス | IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)ライセンス番号:100022/163 | VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)ライセンス番号:40313 |
資金管理 |
|
National Australia Bankで分別管理 |
資本金 | 非公開 | 非公開 |
従業員数 | 非公開 | 50名 |
特徴 | アジア中心に世界8カ国にサービス提供 | シンガポール、オーストラリア、アメリカ、イギリス、インドなどでサービス提供 |
運営歴の長さ
海外FX業者として規模・運営歴共に中堅どころのAXIORYは、アジアを中心に世界8カ国でサービス提供しています。一方のTITAN FXは、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、イギリス、インドなどで展開している実績があります。両社共に運営歴での大きな差はなく、総合的に便利な方を利用しましょう。
金融ライセンスの取得
AXIORYはベリーズ国際金融サービス委員会の金融ライセンス、TITAN FXはバヌアツ金融サービス委員会の金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスなので、自身の取引スタイルを考えて取引口座を選ぶようにしましょう。
分別管理と信託保全の有無
AXIORYとTITAN FXでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。AXIORYは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全を導入しているため、第三者の監査法人PwCから顧客に資金全額が返金されます。さらに、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間にトラブルが発生した場合は最大2万ドル(200万円)の補償金が支払われます。
一方のTITAN FXは、信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。ただし、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間とトラブルが発生した場合は最大20,000ユーロの補償金が支払われます。
★信託保全とは?
信託保全とは、顧客から預かった資金を銀行で管理してもらうことです。これにより、万が一、FX業者が破綻したとしても顧客の資金は守られます。
約定力の差
AXIORY | TITAN FX | |
約定率 | 99.98% | 非公開 |
約定スピード | 0.326秒 | 非公開 |
AXIORYの約定率は、0.326秒以内に99.98%の約定が成立し、海外FX業界でもトップクラスです。一方、TITAN FXの約定力は公開されていませんが、とても優秀と言われています。約定率が低いと、注文したかったレートと異なるレートで約定してしまう可能性があるため、約定率が公開されているAXIORYの方が有利と言えます。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも大切ですが、そのスプレッドを活かすには約定率が大切になります。
ロスカット
AXIORY | TITAN FX | |
マージンコール | 90% | 50% |
ロスカット | 20% | 20% |
両社共に証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のマージンコールは、AXIORYが証拠金維持率50%という海外FX業者の平均値なのに対して、TITAN FXは90%と早めに発動します。早めにマージンコールが発動されると、ロスカットされないように証拠金維持率を増やすことも可能です。
★ロスカット水準とは?
ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。
ゼロカットの有無
AXIORYとTITAN FXの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、AXIORY やTITAN FXがマイナス分を負担してくれるので国内FXのように追証がなく、借金を抱えるリスクがありません。
便利機能や学習機能の種類
AXIORY | TITAN FX |
|
|
AXIORYは、過去の値動きが記録されているチャートデータの確認ができるため、上級者にとって便利なツールが揃っています。一方のTITAN FXは、FXの基礎知識をメインとしたコンテンツが充実しています。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | AXIORY | TITAN FX |
公式サイト | ○ | ○ |
電話 | × | +67827503
+64800461269 平日午前7:00〜午後3:00 |
ライブチャット | 平日午前10:30〜午後11:30 | 平日24時間 |
メールサポート | 平日午前9:00〜深夜0:00 | 平日24時間 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
AXIORYとTITAN FXでは、日本語でのお問い合わせが可能です。AXIORYは電話でのカスタマーサポートを行っていませんが、TITAN FXはトラブルが発生したときに電話で相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意が必要です。どちらも優秀な日本語対応を行なっているので利用しやすい方を選びましょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
AXIORY | 国内銀行送金 | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 1営業日 |
海外銀行送金 | 無料(2万円未満1,500円) | 1万円 | 3〜20営業日 | |
VISAカード | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
JCBカード | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
UnionPay | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
VLoad | 無料(2万円未満1,000円)(※1) | 5,000円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(2万円未満1,000円)(※1) | 5,000円 | 即時 | |
NETELLER | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
Skrill | 無料(2万円未満1,000円) | 5,000円 | 即時 | |
TITAN FX | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 1時間~1営業日 |
VISAカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
AMEXカード | 無料 | 1円
※米ドルのみ入金可能 |
即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 110円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 30ドル | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 7,000円 | 即時 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
※NETELLERとSkrillは、日本国内からは利用することはできません。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
AXIORY | 国内銀行送金 | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 1〜2営業日 |
海外銀行送金 | 無料(2万円未満1,500円)(※1) | 1万円 | 3〜20営業日 | |
VISAカード | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 3〜20営業日 | |
JCBカード | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 3〜20営業日 | |
UnionPay | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 3〜20営業日 | |
STICPAY | 無料(2万円未満1,000円)(※2) | 1,100円 | 1営業日 | |
VLoad | 無料(2万円未満1,000円)(※2) | 2,000円 | 1営業日 | |
NETELLER | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 1営業日 | |
Skrill | 無料(2万円未満1,000円) | 1,100円 | 1営業日 | |
TITAN FX | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 2~3営業日 |
VISAカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
JCBカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
Masterカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
bitwallet | 無料(※2) | 制限なし | 即時 | |
STICPAY | 無料(※2) | 200円 | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 9,000円 | 1営業日以上 |
(※1)銀行や決済サービス会社で振込手数料(4,000円〜8,000円)が発生した場合、自己負担となります。
(※2)オンラインウォレットから出金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
入金方法として、AXIORYは9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)、TITAN FXは8種類あります。出金方法の場合は、AXIORYなら9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)、TITAN FXなら7種類の中から選ぶことができます。
注意点としてAXIORYでは、入出金額が2万円未満だと1,000円の別途手数料がかかります。一方、TITAN FXの場合、入出金手数料は無料ですが、初回の最低入金額は200ドルからとやや高めです。両業者共に国内銀行送金やクレジットカード、オンラインウォレットなどに対応しているので、使いやすい海外FX会社を選びましょう。
AXIORYをおすすめする方
★AXIORYがおすすめの人
- 狭いスプレッドで取引したい
- スキャルピングやデイトレードをしたい
- ETFの取引がしたい
- MT4・MT5・cTraderを使いたい
- 約定力の高いFX業者を選びたい
- 信託保全を導入しているFX業者を利用したい
AXIORYは、業界トップクラスの狭さを誇るスプレッドと、約定力の高さからスキャルピングトレーダーに適しています。取引スタイルに合わせて3つの取引プラットフォームを使えるので、自身に合ったトレードもしやすいはずです。
TITAN FXをおすすめする方
★TITAN FXがおすすめの人
- 狭いスプレッドで取引したい
- スキャルピングやデイトレードをしたい
- 仮想通貨の取引がしたい
- レバレッジ制限なしでトレードがしたい
TITAN FXは、海外FX業界内でも狭いスプレッドで取引したいスキャルピングトレーダーにおすすめします。口座残高が増えてもレバレッジ制限されることがないため、レバレッジを最大限に活かしたトレードが可能です。ボーナスのある海外FX業者でスキルを磨いてから、ステップアップとしてTITAN FXに移行するトレーダーもいるようです。
まとめ
海外FX業者のAXIORYとTITAN FXについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
AXIORY | TITAN FX | |
安全性・信頼性 | ◎ | △ |
最大レバレッジ | × | △(Zeroマイクロ口座のみ最大1,000倍) |
取扱銘柄 | ETFあり(アルファ口座のみ) | 仮想通貨あり |
スプレッド重視 | ◎ | ◎ |
スワップポイント重視 | × | × |
取引ツール | ◎ | 初心者〜中上級者 |
ボーナス重視 | × | × |
少額投資 | △(入出金手数料がかかる) | △(初回の最低入金額が高い) |
日本語サポート重視 | ◎ | ◎ |
総合的に見て勝者はAXIORYと言えます。最大レバレッジだけを見るとTITAN FXの方が有利ですが、安全面やECN口座のトータルコスト、取引ツールの種類を比較するとAXIORYの方が優秀です。どうしても取引したい仮想通貨がある場合はTITAN FXをおすすめしますが、信頼性を重視したり、取引コストを抑えたいトレーダーにはAXIORYが適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、あなたの取引スタイルに合わせて選ぶことが大切ですよ。
AXIORYの比較情報一覧
AXIORYのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
HFM(旧HOTFOREX)とAXIORYを8つの項目で比較!
TITAN FXの比較情報一覧
TITAN FXのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを8つの項目で比較!