海外FXブローカーのHFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
- 1 HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを基本スペックで比較
- 2 HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXをメリット・デメリットで比較
- 3 HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを最大レバレッジで比較
- 4 HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを取扱銘柄で比較
- 5 HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXをスプレッドで比較
- 6 HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXをスワップポイントで比較
- 7 HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを取引ツールで比較
- 8 HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを信頼性やサポート体制で比較
- 9 HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方
- 10 GEMFOREXをおすすめする方
- 11 まとめ
- 12 HFM(旧HOTFOREX)の比較情報一覧
- 13 GEMFOREXの比較情報一覧
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを基本スペックで比較
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの基本的なスペックを比べてみます。
HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX | |
運営会社 | HF Markets(SV)Ltd. | Gemtrade LLC |
設立 | 2010年 | 2010年 |
金融庁ライセンス | セントビンセント及びグレナディーン金融庁 | モーリシャス金融庁 |
資金管理 | 分別管理 | 分別管理 |
口座の方式 | NDD(STP・ECN) | DD(OTC) |
口座の種類 |
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最小ロット数 |
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0.01ロット=1,000通貨 |
最大ロット数 |
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最大レバレッジ |
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ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
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無料 |
ボーナス | あり(入金不要ボーナス口座・入金ボーナス口座のみ対象) |
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スキャルピング | 可能 | 可能
※口座タイプによって異なります。 |
自動売買 | 可能 | 可能
※口座タイプによって異なります。 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし
※90日間取引または入出金がなかった場合、月額5ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
なし
※1月1日、4月1日、7月1日、10月1日の時点で90日間取引または入出金がなかった場合、15ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
マージンコール水準 | 50% | 50% |
プラットフォーム |
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最低入金額 |
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FX通貨ペア | 53種類 | 54種類 |
他の金融商品 | コモディティ(商品):5種類、株式指数:12種類、貴金属:6種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:40種類、株式:95種類、ETF:34種類、債券:3種類 | 株式指数:10種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:28種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay | 国内銀行送金、クレジット・デビット、BTC、ETH、Perfect Money、中国国内銀(ZOTAPAY) |
出金方法 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay | 国内銀行送金、BTC、ETH |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 7口座 | 5口座 |
HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジと幅広い取引銘柄を求めるトレーダーから絶賛されています。一方のGEMFOREXは、高いレバレッジと自動売買ツールの無料使い放題ということで注目されているブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXをメリット・デメリットで比較
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXのメリット・デメリットを比較していきます。
HFM(旧HOTFOREX)のメリット・デメリット
★メリット
- 最大レバレッジ2,000倍で取引できる
- ポイントが貯まるロイヤリティプログラム
- 民事賠償保険制度により最大5,000,000ユーロまで補償
- 最低入金0ドルだから少額資金でもOK(プロ口座は100ドル)
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- スプレッドが広い(プレミアム口座)
- ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
- ロスカット率が20%と平均クラス
海外FX業界内でも高いレバレッジでトレードするならHFM(旧HOTFOREX)をおすすめします。信託保全なしというデメリットはありますが、上限5,000,000ユーロまで補償されているので安心して利用できそうですね。
GEMFOREXのメリット・デメリット
★メリット
- 6種類ある口座タイプから選べる(限定口座・招待制を含む)
- 最大レバレッジ5,000倍で取引できる
- レバレッジ制限が緩い
- 最小スプレッド0pipsのガチゼロ口座
- 全口座の取引手数料が無料
- 海外FX業界トップクラスのボーナス(クッション機能付き)
- 自動売買(EA・ミラートレード)が無料
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- DD方式を採用している
- 最大50ロットと大口取引に向いていない
- スプレッドは平均クラス
- 最低入金額が5,000円〜30万円と高い
- 取扱銘柄の種類が少ない
- 7日間以内に2回以上の出金には出金額の2%の手数料がかかる
- 出金遅延トラブル・サービスの停止
ハイレバレッジや取引手数料無料、無料で使える自動売買ツールを求めるならGEMFOREXをおすすめします。ただし、オールインワン口座以外は豪華なボーナス対象外だったり、自動売買ツールが禁止されていたり、というデメリットがあります。
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを最大レバレッジで比較
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの最大レバレッジを比較していきます。
HFM(旧HOTFOREX) | ||||
セント口座 | プレミアム口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | |
最大レバレッジ | 2,000倍 | 2,000倍 | 2,000倍 | 2,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=10通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 0.55円 | 55円 | 55円 | 55円 |
最低入金額 | 0ドル | 0ドル | 100ドル | 0ドル |
GEMFOREX | ||||||
オールインワン口座 | ミラートレード専用口座 | ロースプレッド口座 | スキャルピングフリー口座 | レバレッジ5,000倍口座 | ガチゼロ口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 30倍 | 5,000倍 | 1,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 110円 | 110円 | 110円 | 3,666円 | 22円 | 110円 |
最低入金額 | 5,000円 | 5万円 | 30万円 | 10万円 | 入金上限10万円 | 5,000円 |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べるとHFM(旧HOTFOREX)は2,000倍、GEMFOREXは5,000倍となり、GEMFOREXの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはHFM(旧HOTFOREX)のセント口座の0.55円ですが、最も大きな資金が必要になるのはGEMFOREXのスキャルピングフリー口座の3,666円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差がありますね。レバレッジだけを見るとGEMFOREXが有利ですが、最低入金額が高いため少ない資金でトレードするならHFM(旧HOTFOREX)をおすすめします。
★レバレッジ5,000倍口座の注意点
レバレッジ5,000倍口座は、小さな資金で大きく利益を上げるチャンスもありますが、損失する可能性もあります。また、累計利益と含み益が100万円を超えると強制的に決済されます。
※EA・ミラートレードは利用できません。
※ボーナス対象外です。
レバレッジ制限
続いて、HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★HFM(旧HOTFOREX)のレバレッジ制限
口座資金 | セント口座・プレミアム口座・プロ口座・ゼロ口座 |
10,000ドル未満 | 2,000倍 |
10,000ドル〜50,000ドル未満 | 1,000倍 |
50,000ドル〜300,000ドル未満 | 500倍 |
300,000ドル以上 | 75倍 |
★GEMFOREXのレバレッジ制限
口座資金 | オールインワン口座・ミラートレード専用口座・ロースプレッド口座・ガチゼロ口座 |
200万円未満 | 1,000倍 |
200万円以上 | 500倍 |
※スキャルピングフリー口座は、レバレッジ30倍固定です。
※レバレッジ5,000倍口座は、レバレッジ5,000倍固定です。
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。最大2,000倍というハイレバレッジのHFM(旧HOTFOREX)ですが、一定以上の口座残高になるとGEMFOREXの方がレバレッジは高くなります。HFM(旧HOTFOREX)の場合は、有効証拠金300,000ドルを超えると75倍に制限されます。一方のGEMFOREXでは、200万円以上になると500倍でトレードすることになります。
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを取扱銘柄で比較
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX |
FX通貨 | 53銘柄 | 54銘柄 |
貴金属 | 6銘柄 | なし |
エネルギー | 2銘柄 | 2銘柄 |
商品 | 5銘柄 | なし |
株式 | 95銘柄 | なし |
株式指数 | 12銘柄 | 10銘柄 |
債券 | 3銘柄 | なし |
ETF | 34銘柄 | なし |
仮想通貨 | 40銘柄 | 28銘柄
※オールインワン口座のみ |
取引できる銘柄を比べると、GEMFOREXよりもHFM(旧HOTFOREX)の方が圧倒的に多いことがわかります。FX通貨やエネルギー、株式指数などにそれほど大差はありませんが、貴金属と商品、株式、債券、ETF、仮想通貨を見比べるとHFM(旧HOTFOREX)の方が断然有利と言えます。トレードのしやすさを考えると、HFM(旧HOTFOREX)を選んでおいて間違ありませんね。
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXをスプレッドで比較
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの一般的な口座タイプと、低スプレッドの口座タイプの違いを見ていきましょう。
スタンダードの口座
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX |
プレミアム口座(STP口座) | オールインワン口座 | |
USD/JPY | 1.6pips | 1.6pips |
EUR/JPY | 2.3pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 3.9pips | 2.2pips |
AUD/JPY | 2.8pips | 1.6pips |
EUR/USD | 1.2pips | 1.7pips |
GBP/USD | 1.9pips | 2.3pips |
2社の口座を比較すると、HFM(旧HOTFOREX)よりGEMFOREXの方が平均スプレッドは低くなっています。海外FX業者の中でも広めと言われるHFM(旧HOTFOREX)のスプレッドは、ポイント制度を利用しても取引コストは割高となります。
スプレッドの狭さのみを重視するならGEMFOREXの方が最適ですが、DD方式であることから注意が必要です。海外FX業者の取引方法には、NDD方式とDD方式の2つがあります。HFM(旧HOTFOREX)は、FX業者の仲介を通さないNDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がそのままインターバンク市場に流れるため、トレーダーにとって透明性の高い取引ができます。
一方のGEMFOREXは、国内FX業者と同じDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がFX業者の仲介を通して市場に注文されるため、リクオートや約定拒否などの不正が行われる可能性がありますが、スプレッドは狭くなる特徴があります。自身の取引スタイルを考えて取引口座を選ぶようにしましょう。
低スプレッドの口座
続いて、HFM(旧HOTFOREX)のゼロ口座と、GEMFOREXのロースプレッド口座を比べてみましょう。HFM(旧HOTFOREX)のゼロ口座のみ取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかります。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX |
ゼロ口座(ECN口座) ※1 | ロースプレッド口座 ※2 | |
USD/JPY | 0.7pips | 0.3pips |
EUR/JPY | 1.0pips | 0.5pips |
GBP/JPY | 1.5pips | 1.0pips |
AUD/JPY | 2.4pips(※1ロットあたり往復手数料0.8pips) | 0.6pips |
EUR/USD | 0.7pips | 0.3pips |
GBP/USD | 0.9pips | 1.3pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips
※2…自動売買の利用はできません。
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX |
ゼロ口座 | ロースプレッド口座 | |
USD/JPY | 760円 | 300円 |
EUR/JPY | 1,060円 | 500円 |
GBP/JPY | 1,560円 | 1,000円 |
AUD/JPY | 2,480円 | 600円 |
EUR/USD | 770円 | 330円 |
GBP/USD | 990円 | 1,430円 |
※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」
- ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=100円+660円=760円
- ユーロドルの場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=1ドル+6ドル=7ドル=770円
※ロースプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット」
- ドル円の場合:0.3pips×10万通貨=30,000pips=300円
- ユーロドルの場合:0.3pips×10万通貨=30,000pips=3ドル=330円
2つの口座を比較してみると、取引手数料ゼロであるGEMFOREXの方が平均スプレッドは狭くなっています。ただし、GEMFOREXのロースプレッド口座は、30万円以上の入金が必要になるためハードルが高めなので注意しましょう。
★STP口座とECN口座の違い
STP口座は、取引手数料が無料で、直接かかるコストはスプレッドのみです。一方のECN口座は、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。ECN口座はボーナスをもらえない場合が多いので、はじめはSTP口座を利用するといいでしょう。海外FX業者に慣れてからトータルコストが安いECN口座を利用するというやり方をおすすめします。
★狭いスプレッドで取引したい方
HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX | ||
ゼロ口座(ECN口座) ※1 | ガチゼロ口座 ※2 | ||
最大レバレッジ | 2,000倍 | 1,000倍 | |
通貨ペア | 53種類 | 13種類 | |
最低入金額 | 0ドル | 5,000円 | |
スプレッド | USD/JPY | 0.7pips | 0.0pips |
EUR/JPY | 1.0pips | 0.0pips | |
GBP/JPY | 1.5pips | 0.0pips | |
AUD/JPY | 2.4pips(※1ロットあたり往復手数料0.8pips) | 0.0pips | |
EUR/USD | 0.7pips | 0.0pips | |
GBP/USD | 0.9pips | 0.0pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips
※2…裁量トレードのみ可能です。MT4・EA・ミラートレード利用不可です。
GEMFOREXのガチゼロ口座は、スプレッドはゼロ、取引手数料もかかりません。ただし、通貨ペアが13種類と少ないため注意が必要です。また、GEMFOREXから招待された場合のみ利用できます。
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXをスワップポイントで比較
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 0円 | -86円 | 2円 | 3円 |
EUR/JPY | 0円 | -25円 | -15円 | -12円 |
CAD/JPY | 0円 | -45円 | -8円 | -51円 |
AUD/JPY | 0円 | -45円 | 11円 | -77円 |
CHF/JPY | 0円 | -15円 | -89円 | -34円 |
GBP/JPY | 0円 | -60円 | 1円 | -38円 |
NZD/JPY | 0円 | -69円 | 19円 | -74円 |
EUR/USD | -101円 | 0円 | 3円 | 3円 |
TRY/JPY | – | – | – | – |
ZAR/JPY | – | – | – | – |
※1ドル106円として計算しています。
GEMFOREXのUSD/JPYとEUR/USDのスワップポイントは買いでも売りでもプラスになります。一見、GEMFOREXの方がHFM(旧HOTFOREX)より稼ぎやすそうに見えますが、獲得できるポイントが少ないため長期保有しても大きな利益は見込めません。
多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多い傾向にあります。日々、変動する金利でリスクの心配をするならば、HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREX共にスワップポイントを狙った長期トレードは避けた方が良さそうですね。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを取引ツールで比較
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX |
MT4・MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | ○ | |
タブレット:Android・iPad | ○ | ○ |
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXどちらも「MT4」と「MT5」という2つの取引プラットフォームに対応しています。人それぞれで使いやすさが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
MT4・MT5の取引ツール
MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
自動売買ツール
自動売買 | HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX |
EA | ◯ | ◯ |
ミラートレード | ◯ | ◯ |
★GEMFOREXの自動売買が利用できる口座タイプ
オールインワン口座 | ミラートレード専用口座 | ロースプレッド口座 | スキャルピングフリー口座 | レバレッジ5,000倍口座 | ガチゼロ口座 | |
EA | 〇 | × | × | × | × | × |
ミラートレード | × | 〇 | × | × | × | × |
自動売買ソフトを開発しているGEMFOREXは、5万円以上の口座残高があれば無料で300種類以上の自動売買(EA・ミラートレード)を使い放題です。また、GEMFOREXの公式サイトには、成績やダウンロード数などがランキング化されているため、FX初心者でも選びやすいでしょう。
GEMFOREXでは、MT4を利用することができるので、自分の使いたい自動売買(EA)をMT4に設定しておくだけで、24時間、365日稼働させることができるようになります。自動売買取引するならGEMFOREXが有利と言えますね。
★EAとミラートレードの違い
- EA:MT4(FX専用取引ソフト)にインストールして使う自動売買です。
- ミラートレード:Webブラウザ上で行う自動売買です。※MT4やVPSは不要です。
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを信頼性やサポート体制で比較
最後に、HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの安全性や信頼性を比較してみましょう。
HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX | |
法人名 | HF Markets(SV)Ltd. | Gemtrade LLC |
設立 | 2010年
※日本人向けFXサービスの開始は2015年から |
2010年
※FXサービスの開始は2014年から |
所在地 | Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines | Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, Kingstown, St.Vincent and the Grenadines |
金融ライセンス | SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:22747 IBC 2015
★HFM(旧HOTFOREX)グループの取得済み金融ライセンス
|
FSC(モーリシャス金融庁)ライセンス番号:GB 21026537 |
資金管理 | 分別管理 | 分別管理 |
資本金 | 非公開 | 1億ドル(約108億) |
従業員数 | 250名 | 167名 |
特徴 | 世界中で350万口座の開設 | 日本、中国、香港、台湾、韓国、英語圏を中心に約80万口座以上 |
運営歴の長さ
2015年から日本人向けFX取引を始めたHFM(旧HOTFOREX)は、世界中で350万口座を超える実績があります。一方のGEMFOREXは、日本、中国、韓国、英語圏を中心に約80万口座を超える実績があります。両社共に運営歴での大きな違いはなく、総合的に便利な方を利用しましょう。
金融ライセンスの取得
HFM(旧HOTFOREX)はセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンス、GEMFOREXはモーリシャスの金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスではありますが、グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有しているHFM(旧HOTFOREX)の方が安全性は高いと言えそうです。
分別管理と信託保全の有無
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。HFM(旧HOTFOREX)は、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はないものの、上限5,000,000ユーロまで補償する民事賠償保険制度に加入しています。一方のGEMFOREXは信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。HFM(旧HOTFOREX)の方が安心して資金を預けられると言えます。
★民事賠償保険制度とは?
民事賠償保険制度とは、エラー、脱落、過失、詐欺など金銭的損失につながるリスクをカバーする補償です。
約定力の差
HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX | |
約定率 | 非公開 | 99.79% |
約定スピード | 非公開 | 0.78秒 |
HFM(旧HOTFOREX)の約定率は公開されていませんが、GEMFOREXは0.78秒以内に99.79%の約定力があります。約定率が低いと注文したかったレートと異なるレートで約定してしまう可能性があるため、明確な情報を公開しているGEMFOREXの方が安心感はあります。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも大切ですが、そのスプレッドを活かすには、約定率が重要になるということを覚えておきましょう。
ゼロカットの有無
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。
便利機能や学習機能の種類
HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX |
|
なし |
HFM(旧HOTFOREX)では、取引スキルを向上させるトレーディング情報をチェックできます。一方のGEMFOREXには、便利なツールがないので注意しましょう。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX |
公式サイト | ○ | ○ |
電話 | +44-2030978571
※平日午前8:00~深夜0:00 |
× |
ライブチャット | 平日午前8:00~深夜0:00 | 平日午前10:00〜午後5:00 |
メールサポート | 平日24時間 | 平日午前10:00〜午後5:00 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXでは、日本語でのお問い合わせが可能です。GEMFOREXの電話サポートはありませんが、HFM(旧HOTFOREX)は困ったときに電話相談ができるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意しましょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
HFM(旧HOTFOREX) | 国内銀行送金 | 無料 | 1,000円 | 10分以内 |
VISAカード | 無料 | 1万円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 5ドル | 10分以内 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1,000円 | 10分以内 | |
BXONE | 無料(※1) | 1,000円 | 10分以内 | |
crypto | 無料 | 30ドル | 即時 | |
bitpay | 無料 | 5ドル | 10分以内 | |
GEMFOREX | 国内銀行送金 | 無料 | 1,000円 | 即時 |
VISAカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 5,000円 | 即時 | |
BTC | 無料 | 0.00183BTC | 90分以内 | |
ETH | 無料 | 不明 | 即時 | |
Perfect Money | 無料 | 100ドル | 即時 | |
中国国内銀(ZOTAPAY) | 無料 | 2000 CNY | 即時 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
HFM(旧HOTFOREX) | 国内銀行送金 | 無料 | 1,000円 | 2営業日 |
JCBカード | 無料 | 5ドル | 2〜10営業日 | |
bitwallet | 無料(※1) | 20ドル | 即時 | |
BXONE | 無料(※1) | 2,000円 | 即時 | |
crypto | 無料 | 10ドル | 1営業日 | |
bitpay | 1% | 5ドル | 2営業日 | |
GEMFOREX | 国内銀行送金 | 無料(※2) | 1円 | 3~15営業日 |
BTC | 無料 | 0.1BTC | 3営業日以上 | |
ETH | 無料 | 0.1ETH | 3営業日以上 |
(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。
(※2)2回目以降に出金する場合、出金額の2%(20万円以下は一律4,500円)がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
入金方法としてHFM(旧HOTFOREX)は7種類、GEMFOREXなら7種類、出金方法の場合はHFM(旧HOTFOREX)なら6種類、GEMFOREXは3種類の中から選ぶことができます。
注意点としてGEMFOREXの国内銀行送金では、7日間で1回目までは出金手数料無料、7日以内に2回目以降の出金には出金額の2%(20万円以下なら一律4,500円)かかります。さらに、中継銀行手数料や着金手数料は自己負担になるので、HFM(旧HOTFOREX)より割高になるでしょう。入出金の種類、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。
※HFM(旧HOTFOREX)の注意点
2023年5月、HFM(旧HOTFOREX)のボーナスを利用した取引では出金拒否が多発しています。ボーナスの取引条件を確認し、信頼性や安全性が高いブローカーを選びましょう。
HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方
★HFM(旧HOTFOREX)がおすすめの人
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- MT4・MT5を使いたい
- 民事賠償保険制度があるFX業者を利用したい
HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジで自動売買したいトレーダーにおすすめします。最低入金額0ドルということから、小さな資金で大きな利益を狙えるチャンスがありますよ。
GEMFOREXをおすすめする方
★GEMFOREXがおすすめの人
- 豪華なボーナスがほしい
- ハイレバレッジで取引したい
- 取引手数料をかけたくない
- 自動売買を無料で使いたい
GEMFOREXは、豪華ボーナスが受け取れるだけでなく、自動売買ツールを無料で使いたいトレーダーにおすすめです。最大5,000倍のレバレッジをかけてトレードすることができるため、かなり大きな利益を獲得できる可能性がありますね。
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まとめ
海外FX業者のHFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
HFM(旧HOTFOREX) | GEMFOREX | |
安全性・信頼性 | △ | △(DD方式) |
最大レバレッジ | ◎ | ◎(5,000倍) |
取扱銘柄 | ◎ | × |
スプレッド重視 | △ | △(海外FX業界内の平均クラス) |
スワップポイント重視 | × | △ |
取引ツール | 初心者〜中上級者 | 初心者〜中上級者 |
ボーナス重視 | △ | ◎ |
少額投資 | ◎ | ×(最低入金額が高い) |
日本語サポート重視 | ◎ | △ |
総合的に見て勝者はHFM(旧HOTFOREX)と言えます。最大レバレッジを見るとGEMFOREXの方が有利ですが、取引銘柄の種類や最低入金額などを比較するとHFM(旧HOTFOREX)の方が優秀です。HFM(旧HOTFOREX)にはハイレバレッジで中長期トレードをメインにするトレーダー、GEMFOREXは無料で自動売買ツールを利用したいトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、あなたの取引スタイルに合わせて選ぶことが大切ですよ。
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