海外FXブローカーのHFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
- 1 HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを基本スペックで比較
- 2 HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXをメリット・デメリットで比較
- 3 HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを最大レバレッジで比較
- 4 HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを取扱銘柄で比較
- 5 HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXをスプレッドで比較
- 6 HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXをスワップポイントで比較
- 7 HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを取引ツールで比較
- 8 HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを信頼性やサポート体制で比較
- 9 HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方
- 10 TITAN FXをおすすめする方
- 11 まとめ
- 12 HFM(旧HOTFOREX)の比較情報一覧
- 13 TITAN FXの比較情報一覧
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを基本スペックで比較
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの基本的なスペックを比べてみます。
HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX | |
運営会社 | HF Markets(SV)Ltd. | Titan FX Limited |
設立 | 2010年 | 2014年 |
金融庁ライセンス | セントビンセント及びグレナディーン金融庁 | バヌアツ金融サービス委員会 |
資金管理 | 分別管理 | National Australia Bankで分別管理 |
口座の方式 | NDD(STP・ECN) | NDD(STP・ECN) |
口座の種類 |
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最小ロット数 |
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最大ロット数 |
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最大レバレッジ | 2,000倍 | 500倍(Zeroマイクロ口座は1,000倍) |
ドル円の平均スプレッド |
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取引手数料 |
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ボーナス | あり(入金不要ボーナス口座・入金ボーナス口座のみ対象) | なし |
スキャルピング | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 |
両建て | 可能 | 可能 |
口座維持手数料 | なし
※90日間取引または入出金がなかった場合、月額5ドルの口座維持手数料が引き落とされます。 |
なし |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
マージンコール水準 | 50% | 90% |
プラットフォーム |
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最低入金額 |
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200ドル |
FX通貨ペア | 53種類 | 60種類 |
他の金融商品 | コモディティ(商品):5種類、株式指数:12種類、貴金属:6種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:40種類、株式:95種類、ETF:34種類、債券:3種類 | 株式指数:20種類、貴金属:4種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:35種類、株式:100種類 |
入金方法 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、仮想通貨 |
出金方法 | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay | 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、仮想通貨 |
法人口座 | あり | あり |
最大口座数 | 7口座 | 15口座 |
HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジと幅広い取引銘柄を求めるトレーダーから絶賛されています。一方のTITAN FXは、ボーナスがない代わりに、スプレッドが狭いことからスキャルピング中上級者に注目を集めているブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXをメリット・デメリットで比較
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXのメリット・デメリットを比較していきます。
HFM(旧HOTFOREX)のメリット・デメリット
★メリット
- 最大レバレッジ2,000倍で取引できる
- ポイントが貯まるロイヤリティプログラム
- 民事賠償保険制度により最大5,000,000ユーロまで補償
- 最低入金0ドルだから少額資金でもOK(プロ口座は100ドル)
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- スプレッドが広い(プレミアム口座)
- ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
- ロスカット率が20%と平均クラス
海外FX業界内でも高いレバレッジでトレードするならHFM(旧HOTFOREX)をおすすめします。信託保全なしというデメリットはありますが、上限5,000,000ユーロまで補償されているので安心して利用できそうですね。
TITAN FXのメリット・デメリット
★メリット
- 業界トップクラスの低スプレッド
- レバレッジ制限がない
- 仮想通貨が取引できる
- スキャルピングに制限なし
- トラブル時は2万ユーロまで損害を補償
- 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
★デメリット
- 最大レバレッジが500倍と平均クラス(Zeroマイクロ口座のみ1,000倍)
- Zeroブレード口座の取引手数料が1ロットあたり片道3.5ドルかかる
- ボーナスがない
- 初回の最低入金額がやや高い(200ドル)
海外FX業界内でも低いスプレッドや、レバレッジ制限なしで取引するならTITAN FXをおすすめします。日本語サポートも質が高く、安心して利用できるでしょう。ただし、キャンペーンを開催していないことから全て自己資金で取引することになります。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを最大レバレッジで比較
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
最大レバレッジ
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの最大レバレッジを比較していきます。
HFM(旧HOTFOREX) | ||||
セント口座 | プレミアム口座 | プロ口座 | ゼロ口座 | |
最大レバレッジ | 2,000倍 | 2,000倍 | 2,000倍 | 2,000倍 |
最小ロット数 | 0.01ロット=10通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 0.55円 | 55円 | 55円 | 55円 |
最低入金額 | 0ドル | 0ドル | 100ドル | 0ドル |
TITAN FX | |||
Zeroマイクロ口座 | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 | |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | 500倍 |
最小ロット数 | 0.1ロット=100通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 | 0.01ロット=1,000通貨 |
最低必要証拠金 | 11円 | 220円 | 220円 |
最低入金額 | 200ドル | 200ドル | 200ドル |
※1ドル110円として計算しています。
※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。
最大レバレッジを比べるとHFM(旧HOTFOREX)は2,000倍、TITAN FXは1,000倍となり、HFM(旧HOTFOREX)の方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはHFM(旧HOTFOREX)のセント口座の0.55円ですが、最も大きな資金が必要になるのはTITAN FXのZeroスタンダード口座・Zeroブレード口座の220円です。2社を比較すると必要証拠金に差があり、レバレッジと最低入金額だけを見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですね。
レバレッジ制限
続いて、HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。
★HFM(旧HOTFOREX)のレバレッジ制限
口座資金 | セント口座・プレミアム口座・プロ口座・ゼロ口座 |
10,000ドル未満 | 2,000倍 |
10,000ドル〜50,000ドル未満 | 1,000倍 |
50,000ドル〜300,000ドル未満 | 500倍 |
300,000ドル以上 | 75倍 |
★TITAN FXのレバレッジ制限
口座資金 | Zeroマイクロ口座 | Zeroスタンダード口座・Zeroブレード口座 |
200ドル以上 | 1,000倍 | 500倍 |
HFM(旧HOTFOREX)は口座残高によって最大レバレッジが変わりますが、TITAN FXは口座残高によるレバレッジ制限はありません。最大2,000倍というハイレバレッジのHFM(旧HOTFOREX)ですが、一定以上の口座残高になるとTITAN FXの方がレバレッジは高くなります。例えば、HFM(旧HOTFOREX)の場合は口座残高50,000ドルを超えると最大500倍に制限されますが、TITAN FXは口座残高がどれだけ増えても最大1,000倍または最大500倍で取引できます。ハイレバレッジを利用して取引するなら、レバレッジ制限が緩いTITAN FXが有利と言えますね。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを取扱銘柄で比較
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの取り扱い銘柄を比べてみましょう。
銘柄 | HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX |
FX通貨 | 53銘柄 | 60銘柄 |
貴金属 | 6銘柄 | 4銘柄 |
エネルギー | 2銘柄 | 3銘柄 |
商品 | 5銘柄 | なし |
株式 | 95銘柄 | 100銘柄 |
株式指数 | 12銘柄 | 20銘柄 |
債券 | 3銘柄 | なし |
ETF | 34銘柄 | なし |
仮想通貨 | 40銘柄 | 35銘柄 |
取引できる銘柄を比べると、TITAN FXよりもHFM(旧HOTFOREX)の方が多いことがわかります。FX通貨や貴金属、エネルギー、株式、株式指数、仮想通貨などにそれほど大差はありませんが、商品と債券、ETFを見比べるとHFM(旧HOTFOREX)でのみ取引することができます。銘柄の種類を考えると、HFM(旧HOTFOREX)を選んでおいて間違ありませんね。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXをスプレッドで比較
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。
STP口座
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX |
プレミアム口座 | Zeroスタンダード口座 | |
USD/JPY | 1.6pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 2.3pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 3.9pips | 2.4pips |
AUD/JPY | 2.8pips | 2.1pips |
EUR/USD | 1.2pips | 1.2pips |
GBP/USD | 1.9pips | 1.5pips |
2社の口座を比較すると、HFM(旧HOTFOREX)よりTITAN FXの方が平均スプレッドは狭くなっています。海外FX業者の中でも広めと言われるHFM(旧HOTFOREX)のスプレッドは、ポイント制度を利用しても取引コストは割高となります。一方、TITAN FXは業界トップクラスに狭いスプレッドを提供しています。
ECN口座
続いて、HFM(旧HOTFOREX)のゼロ口座と、TITAN FXのZeroブレード口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、HFM(旧HOTFOREX)は1ロットあたり片道3ドル、TITAN FXは1ロットあたり片道3.5ドルかかります。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX |
ゼロ口座 ※1 | Zeroブレード口座 ※2 | |
USD/JPY | 0.7pips | 1.0pips |
EUR/JPY | 1.0pips | 1.4pips |
GBP/JPY | 1.5pips | 2.1pips |
AUD/JPY | 2.4pips(※1ロットあたり往復手数料0.8pips) | 1.8pips |
EUR/USD | 0.7pips | 0.9pips |
GBP/USD | 0.9pips | 1.2pips |
※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips
※2…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips
以下、日本円に換算したトータルコストの表です。
通貨ペア | HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX |
ゼロ口座 | Zeroブレード口座 | |
USD/JPY | 760円 | 1,070円 |
EUR/JPY | 1,060円 | 1,470円 |
GBP/JPY | 1,560円 | 2,170円 |
AUD/JPY | 2,480円 | 1,870円 |
EUR/USD | 770円 | 990円 |
GBP/USD | 990円 | 1,320円 |
※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」
- ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=100円+660円=760円
- ユーロドルの場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=1ドル+6ドル=7ドル=770円
※Zeroブレード口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料7ドル」
- ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+7ドル=30,000pips+7ドル=300円+770円=1,070円
- ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+7ドル=20,000pips+7ドル=2ドル+7ドル=9ドル=990円
上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。TITAN FXはスプレッドも広く、さらに取引手数料もプラスされることから、トータルコストが安いHFM(旧HOTFOREX)の方が優秀と言えますね。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXをスワップポイントで比較
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。
FX通貨 | HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX | ||
買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 0円 | -86円 | -22円 | -40円 |
EUR/JPY | 0円 | -25円 | -40円 | -11円 |
CAD/JPY | 0円 | -45円 | -11円 | -23円 |
AUD/JPY | 0円 | -45円 | -9円 | -24円 |
CHF/JPY | 0円 | -15円 | -44円 | -2円 |
GBP/JPY | 0円 | -60円 | -39円 | -53円 |
NZD/JPY | 0円 | -69円 | -13円 | -17円 |
EUR/USD | -101円 | 0円 | -38円 | -10円 |
TRY/JPY | – | – | – | – |
ZAR/JPY | – | – | 3円 | -11円 |
※1ドル106円として計算しています。
一見、TITAN FXのZAR/JPY(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントが大きなマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FX共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイントを狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。
★スワップポイントとは?
スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを取引ツールで比較
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの取引ツールを比べてみましょう。
取引プラットフォーム | 対応機種・OS | HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX |
MT4・MT5 | ダウンロード:Windows・Mac | ○ | ○ |
ブラウザ:Webトレーダー | ○ | ○ | |
スマホ:Android・iPhone | ○ | ○ | |
タブレット:Android・iPad | ○ | ○ |
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXどちらも「MT4」と「MT5」という2つの取引プラットフォームに対応しています。MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。人それぞれで使いやすさが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
★MT4からMT5への改善点
- 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
- 時間足:9種類から21種類に増加。
- 気配値表示:2種類から4種類に増加。
- 描画ツール:31種類から44種類に増加。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを信頼性やサポート体制で比較
最後に、HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの安全性や信頼性を比較してみましょう。
HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX | |
法人名 | HF Markets(SV)Ltd. | Titan FX Limited |
設立 | 2010年
※日本人向けFXサービスの開始は2015年から |
2014年 |
所在地 | Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines | 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway Port Vila, Vanuatu |
金融ライセンス | SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:22747 IBC 2015
★HFM(旧HOTFOREX)グループの取得済み金融ライセンス
|
VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)ライセンス番号:40313 |
資金管理 | 分別管理 | National Australia Bankで分別管理 |
資本金 | 非公開 | 非公開 |
従業員数 | 250名 | 50名 |
特徴 | 世界中で350万口座の開設 | シンガポール、オーストラリア、アメリカ、イギリス、インドなどでサービス提供 |
運営歴の長さ
2015年から日本人向けFX取引を始めたHFM(旧HOTFOREX)は、世界中で350万口座を超える実績があります。一方のTITAN FXは、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、イギリス、インドなどで展開している実績があります。両社共に運営歴での大きな違いはなく、総合的に便利な方を利用しましょう。
金融ライセンスの取得
HFM(旧HOTFOREX)はセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンス、TITAN FXはバヌアツ金融サービス委員会の金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスではありますが、グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有しているHFM(旧HOTFOREX)の方が信頼性や安全性は高いと言えそうです。
分別管理と信託保全の有無
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。
HFM(旧HOTFOREX)は、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はないものの、上限5,000,000ユーロまで補償する民事賠償保険制度に加入しています。一方のTITAN FXは信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。ただし、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間とトラブルが発生した場合は最大20,000ユーロの補償金が支払われます。
★民事賠償保険制度とは?
民事賠償保険制度とは、エラー、脱落、過失、詐欺など金銭的損失につながるリスクをカバーする補償です。
ロスカット
HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX | |
マージンコール | 50% | 90% |
ロスカット | 20% | 20% |
両社共に証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のマージンコールは、HFM(旧HOTFOREX)が証拠金維持率50%という海外FX業者の平均値なのに対して、TITAN FXは90%と早めに発動します。早めにマージンコールが発動されると、ロスカットされないように証拠金維持率を増やすことも可能です。
★ロスカット水準とは?
ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。
ゼロカットの有無
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。
便利機能や学習機能の種類
HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX |
|
|
HFM(旧HOTFOREX)では、取引スキルを向上させるトレーディング情報をチェックできます。一方のTITAN FXは、FXの基礎知識をメインとしたコンテンツが充実しています。
日本語サポートの対応力
日本語サポート | HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX |
公式サイト | ○ | ○ |
電話 | +44-2030978571
※平日午前8:00~深夜0:00 |
+67827503
+64800461269 平日午前7:00〜午後3:00 |
ライブチャット | 平日午前8:00~深夜0:00 | 平日24時間 |
メールサポート | 平日24時間 | 平日24時間 |
日本人スタッフ | ○ | ○ |
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXでは、日本語でのお問い合わせが可能です。両社共に困ったときに電話相談ができるので安心して利用できますが、国際電話料金がかかるので高額請求に注意しましょう。
入出金の利便性
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
HFM(旧HOTFOREX) | 国内銀行送金 | 無料 | 1,000円 | 10分以内 |
VISAカード | 無料 | 1万円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 5ドル | 10分以内 | |
bitwallet | 無料(※1) | 1,000円 | 10分以内 | |
BXONE | 無料(※1) | 1,000円 | 10分以内 | |
crypto | 無料 | 30ドル | 即時 | |
bitpay | 無料 | 5ドル | 10分以内 | |
TITAN FX | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 1時間~1営業日 |
VISAカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
JCBカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
Masterカード | 無料 | 1円 | 即時 | |
AMEXカード | 無料 | 1円
※米ドルのみ入金可能 |
即時 | |
bitwallet | 無料(※1) | 110円 | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 30ドル | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 7,000円 | 即時 |
(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
HFM(旧HOTFOREX) | 国内銀行送金 | 無料 | 1,000円 | 2営業日 |
JCBカード | 無料 | 5ドル | 2〜10営業日 | |
bitwallet | 無料(※1) | 20ドル | 即時 | |
BXONE | 無料(※1) | 2,000円 | 即時 | |
crypto | 無料 | 10ドル | 1営業日 | |
bitpay | 1% | 5ドル | 2営業日 | |
TITAN FX | 国内銀行送金 | 無料 | 1万円 | 2~3営業日 |
VISAカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
JCBカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
Masterカード | 無料 | 制限なし | 1営業日以上 | |
bitwallet | 無料(※1) | 制限なし | 即時 | |
STICPAY | 無料(※1) | 200円 | 即時 | |
仮想通貨 | 無料 | 9,000円 | 1営業日以上 |
(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。
※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。
入金方法としてHFM(旧HOTFOREX)は7種類、TITAN FXなら8種類、出金方法の場合はHFM(旧HOTFOREX)なら6種類、TITAN FXは7種類の中から選ぶことができます。
TITAN FXの注意点として入出金手数料は無料ですが、初回の最低入金額は200ドルからとやや高めです。入出金の種類、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。
※HFM(旧HOTFOREX)の注意点
2023年5月、HFM(旧HOTFOREX)のボーナスを利用した取引では出金拒否が多発しています。ボーナスの取引条件を確認し、信頼性や安全性が高いブローカーを選びましょう。
HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方
★HFM(旧HOTFOREX)がおすすめの人
- ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
- MT4・MT5を使いたい
- 民事賠償保険制度があるFX業者を利用したい
HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジで自動売買したいトレーダーにおすすめします。最低入金額0ドルということから、小さな資金で大きな利益を狙えるチャンスがありますよ。
TITAN FXをおすすめする方
★TITAN FXがおすすめの人
- 狭いスプレッドで取引したい
- スキャルピングやデイトレードをしたい
- 仮想通貨の取引がしたい
- レバレッジ制限なしでトレードがしたい
TITAN FXは、海外FX業界内でも狭いスプレッドで取引したいスキャルピングトレーダーにおすすめします。口座残高が増えてもレバレッジ制限されることがないため、レバレッジを最大限に活かしたトレードが可能です。ボーナスのある海外FX業者でスキルを磨いてから、ステップアップとしてTITAN FXに移行するトレーダーもいるようです。
まとめ
海外FX業者のHFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。
HFM(旧HOTFOREX) | TITAN FX | |
安全性・信頼性 | △ | △ |
最大レバレッジ | ◎ | △ |
取扱銘柄 | ◎ | ◎ |
スプレッド重視 | △ | ◎ |
スワップポイント重視 | × | × |
取引ツール | 初心者〜中上級者 | 初心者〜中上級者 |
ボーナス重視 | △ | × |
少額投資 | ◎ | △(初回の最低入金額が高い) |
日本語サポート重視 | ◎ | ◎ |
総合的に見て勝者はHFM(旧HOTFOREX)と言えます。レバレッジ制限だけを見るとTITAN FXの方が有利ですが、最大レバレッジや取引銘柄の種類などを比較するとHFM(旧HOTFOREX)の方が優秀です。HFM(旧HOTFOREX)にはハイレバレッジで中長期トレードをメインにするトレーダー、TITAN FXにはレバレッジ制限なしで利用したいスキャルピングトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、あなたの取引スタイルに合わせて選ぶことが大切ですよ。
HFM(旧HOTFOREX)の比較情報一覧
HFMのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
HFM(旧HOTFOREX)とTITAN FXを8つの項目で比較!
HFM(旧HOTFOREX)とBIGBOSS FXを8つの項目で比較!
HFM(旧HOTFOREX)とGEMFOREXを8つの項目で比較!
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TITAN FXの比較情報一覧
TITAN FXのすべての海外FX業者比較情報は以下のページでご覧いただけます。
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