【2024年最新版】IFOREXとBIGBOSSを8つの項目で比較!

IFOREXとBIGBOSSを8つの項目で比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのiFOREXとBIG BOSSの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に知名度のある海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

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iFOREXとBIG BOSSを基本スペックで比較

iFOREXとBIG BOSSの基本的なスペックを比べてみます。

iFOREX BIG BOSS
運営会社 Formula Investment House Ltd Big Boss Holdings Company Limited
設立 1996年 2013年
金融庁ライセンス 英領バージン諸島金融サービス委員会 セントビンセント及びグレナディーン金融庁
資金管理 Mizrahi Tefahot Bankで分別管理 分別管理
口座の方式 DD(OTC) NDD(STP・ECN)CEX
口座の種類 エリート口座
  • スタンダード口座
  • プロスプレッド口座
  • CRYPTOS口座(仮想通貨の専用口座)
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨
  • CRYPTOS口座は銘柄によって異なります。
  • それ以外の口座は0.01ロット=1,000通貨
最大ロット数 50ロット=500万通貨
  • CRYPTOS口座は銘柄によって異なります。
  • それ以外の口座は50ロット=500万通貨
最大レバレッジ 400倍 1,111倍(CRYPTOS口座は1倍)
ドル円の平均スプレッド エリート口座:1.0pips
  • スタンダード口座:1.5pips
  • プロスプレッド口座:1.1pips
取引手数料 無料
  • スタンダード口座:無料(仮想通貨のみ取引金額に対して片道0.2%)
  • プロスプレッド口座:1ロット取引毎に片道4.5ドル
  • CRYPTOS口座は銘柄によって異なります。
ボーナス
  • 入金ボーナス
  • キャッシュバックボーナス
  • ペンディングボーナス
  • 入金ボーナス
  • BigBossポイント
スキャルピング 不可 可能
自動売買 不可 可能
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし

※12ヶ月間取引または入出金がなかった場合、3カ月毎に月額15ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

なし
ゼロカット あり あり
ロスカット水準 0% 20%
マージンコール水準 なし 50%
プラットフォーム FXnet View(独自プラットフォーム)
  • MT4
  • BigBoss QuickOrder(CRYPTOS口座)
最低入金額 1万円 制限なし
FX通貨ペア 88種類 42種類
他の金融商品 コモディティ(商品):7種類、株式指数:34種類、貴金属:7種類、エネルギー:5種類、仮想通貨:45種類、株式:604種類、ETF:65種類 株式指数:7種類、貴金属:2種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:30種類
入金方法 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、BTC
出金方法 海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet 国内銀行送金、bitwallet、BXONE、BTC
法人口座 あり あり
最大口座数 1口座 無制限

iFOREXは、様々な銘柄で取引したい初心者トレーダーから人気がある一方、BIG BOSSはハイレバレッジで取引したいトレーダーから注目されています。どちらもハイスペックで勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

iFOREXとBIG BOSSをメリット・デメリットで比較

iFOREXとBIG BOSSのメリット・デメリットを比較していきます。

iFOREXのメリット・デメリット

★メリット

  • 老舗の海外FXブローカー
  • 業界トップクラスの取引銘柄
  • スプレッドがかなり狭い
  • レバレッジ制限がない
  • 豊富なボーナス(クッション機能付き)
  • ロスカット水準は0%
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • DD方式を採用している
  • 口座タイプは1種類のみ
  • 最大レバレッジが400倍と低い
  • スキャルピング・自動売買の禁止
  • 独自ツールFXnet Viewのみ利用可能(MT4・MT5が使えない)
  • 最低入金額が1万円と高い
  • 10万円以下を銀行口座へ出金する場合は手数料2,000円がかかる

豊富な銘柄数と、低スプレッドを求めるならiFOREXがおすすめです。少ない資金でもロスカット水準0%という強みからギリギリまでトレードできるため、大きな利益を狙うチャンスがあります。ただし、スキャルピングや自動売買に対応していないので、主に裁量取引のデイトレードやスイングトレードになります。

BIG BOSSのメリット・デメリット

★メリット

  • 最大レバレッジ1,111倍で取引できる
  • ポイントが貯まるBigBossポイント
  • 取引ツールはMT4・BigBoss QuickOrderが利用可能
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK
  • 自社の仮想通貨取引所「CRYPTOS」を運営している

★デメリット

  • スプレッドは平均クラス
  • 取扱銘柄が少ない
  • プロスプレッド口座の取引手数料が1ロットあたり片道4.5ドルかかる
  • ボーナスが期間限定(クッション機能付き)
  • クレジットカードの最低入金額が5万円と高い

ハイレバレッジでの取引や、BigBossポイントが貯まるポイント制度を求めるならBIG BOSSがおすすめです。特に、スタンダード口座は、ボーナス対象・取引手数料無料だから最も人気があります。ただし、他社と比べて銘柄の種類が少なく、口座タイプによっては「FX通貨のみ取引可能」「仮想通貨のみ取引可能」というデメリットもあります。

iFOREXとBIG BOSSを最大レバレッジで比較

iFOREXとBIG BOSSの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

iFOREXとBIG BOSSの最大レバレッジを比較していきます。

iFOREX
エリート口座
最大レバレッジ 400倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金 275円
最低入金額 1万円

※iFOREXの最大レバレッジは、FX通貨ペアが400倍、株式が20倍、仮想通貨は10倍、土曜・日曜はレバレッジが半分となります。

BIG BOSS
スタンダード口座 プロスプレッド口座 CRYPTOS口座
最大レバレッジ 1,111倍 1,111倍 1倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 銘柄によって異なります。
最低必要証拠金 99円 99円 銘柄によって異なります。
最低入金額 制限なし 制限なし 制限なし

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

最大レバレッジを比べるとiFOREXは400倍、BIG BOSSは1,111倍となり、BIG BOSSの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはBIG BOSSのスタンダード口座とプロスプレッド口座の99円ですが、最も大きな資金が必要になるのはiFOREXのエリート口座の275円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差があり、レバレッジだけを見るとBIG BOSSの方が有利ですね。

レバレッジ制限

続いて、iFOREXとBIG BOSSのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★iFOREXのレバレッジ制限

口座資金 エリート口座
1万円以上 400倍

★BIG BOSSのレバレッジ制限

口座資金 スタンダード口座・プロスプレッド口座
1,999,999円以下 1,111倍
2,000,000円~4,999,999円 555倍
5,000,000円~9,999,999円 200倍
10,000,000円以上 100倍

※CRYPTOS口座は、レバレッジ1倍固定です。

iFOREXにはレバレッジ制限がありませんが、BIG BOSSは口座残高によって最大レバレッジが変わります。最大1,111倍というハイレバレッジのBIG BOSSですが、一定以上の口座残高になるとiFOREXの方がレバレッジは高くなります。例えば、BIG BOSSは口座残高が500万円を超えると最大200倍にレバレッジ制限されますが、iFOREXなら最大400倍のまま取引可能です。大きな資金でハイレバレッジをかけて取引するなら、レバレッジ制限が緩いiFOREXの方が有利と言えますね。

iFOREXとBIG BOSSを取扱銘柄で比較

iFOREXとBIG BOSSの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 iFOREX BIG BOSS
FX通貨 88銘柄 42銘柄
貴金属 7銘柄 2銘柄
エネルギー 5銘柄 2銘柄
商品 7銘柄 なし
株式 604銘柄 なし
株式指数 34銘柄 7銘柄
ETF 65銘柄 なし
仮想通貨 45銘柄 30銘柄

銘柄数を比べると、BIG BOSSよりもiFOREXの方が圧倒的に多いことがわかります。iFOREXでは、BIG BOSSで取引できない商品や株式、ETFなどのトレードが可能になるため、様々な銘柄をトレードしたい人におすすめです。しかも、BIG BOSSのプロスプレッド口座はFX通貨のみ取引可能、CRYPTOS口座は仮想通貨のみ取引可能になるので、750以上の銘柄を取り揃えるiFOREXを選んでおいて間違ありませんね。

iFOREXとBIG BOSSをスプレッドで比較

iFOREXとBIG BOSSの平均スプレッドを比較してみましょう。iFOREXのエリート口座とBIG BOSSのスタンダード口座は、いずれも取引手数料無料なので直接かかるコストはスプレッドのみになります。BIG BOSSのプロスプレッド口座のみ取引手数料が1ロットあたり片道4.5ドルかかります。

通貨ペア iFOREX BIG BOSS BIG BOSS
エリート口座 スタンダード口座(STP口座) プロスプレッド口座(ECN口座) ※1
USD/JPY 1.0pips 1.5pips 1.1pips
EUR/JPY 1.2pips 1.9pips 1.5pips
GBP/JPY 2.3pips 2.5pips 1.8pips
AUD/JPY 3.0pips 2.0pips 2.1pips
EUR/USD 0.7pips 1.7pips 1.4pips
GBP/USD 1.1pips 2.2pips 1.8pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.9pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア iFOREX BIG BOSS BIG BOSS
エリート口座 スタンダード口座 プロスプレッド口座
USD/JPY 1,000円 1,500円 1,190円
EUR/JPY 1,200円 1,900円 1,590円
GBP/JPY 2,300円 2,500円 1,890円
AUD/JPY 3,000円 2,000円 2,190円
EUR/USD 770円 1,870円 1,540円
GBP/USD 1,210円 2,420円 1,980円

※エリート口座の計算方法「スプレッド×1ロット」

  • ドル円の場合:1.0pips×10万通貨=100,000pips=1,000円
  • ユーロドルの場合:0.7pips×10万通貨=70,000pips=7ドル=770円

※スタンダード口座の計算方法「スプレッド×1ロット」

  • ドル円の場合:1.5pips×10万通貨=150,000pips=1,500円
  • ユーロドルの場合:1.7pips×10万通貨=170,000pips=17ドル=1,870円

※プロスプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料9ドル」

  • ドル円の場合:0.2pips×10万通貨+9ドル=20,000pips+9ドル=200円+990円=1,190円
  • ユーロドルの場合:0.5pips×10万通貨+9ドル=50,000pips+9ドル=5ドル+9ドル=14ドル=1,540円

2社の口座を比較すると、BIG BOSSよりiFOREXの方がほとんどの場合でスプレッドが狭くなっています。BIG BOSSのスタンダード口座は全体的に高めに見えますが、海外FX業者の中では平均的なレベルです。また、「BigBossポイント」というポイント制度を利用することで、取引コストを抑えることも可能になります。ただし、スタンダード口座とプロスプレッド口座では付与率が異なるので注意しましょう。

海外FX業者の取引方法には、NDD方式とDD方式の2つがあります。BIG BOSSは、FX業者の仲介を通さないNDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がそのままインターバンク市場に流れるため、トレーダーにとって透明性の高い取引ができます。

一方のiFOREXは、国内FX業者と同じDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がFX業者の仲介を通して市場に注文されるため、リクオートや約定拒否などの不正が行われる可能性がありますが、スプレッドは狭くなる特徴があります。iFOREXは、NDD方式のBIG BOSSよりもトータルコスト(スプレッド+取引手数料)が安いため有利と言えます。

★STP口座とECN口座の違い

STP口座は、取引手数料が無料で、直接かかるコストはスプレッドのみです。一方のECN口座は、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。ECN口座はボーナスをもらえない場合が多いので、はじめはSTP口座を利用するといいでしょう。海外FX業者に慣れてからトータルコストが安いECN口座を利用するというやり方をおすすめします。

iFOREXとBIG BOSSをスワップポイントで比較

iFOREXとBIG BOSSの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 iFOREX BIG BOSS
USD/JPY -11円 -33円 -40円 3円
EUR/JPY -38円 -15円 -22円 -36円
CAD/JPY -9円 -25円 10円 -79円
AUD/JPY -9円 -23円 11円 -77円
CHF/JPY -40円 -9円 -63円 -28円
GBP/JPY -17円 -41円 -11円 -96円
NZD/JPY -4円 -25円 10円 -72円
EUR/USD -91円 -42円 19円 -110円
TRY/JPY 58円 -107円
ZAR/JPY 2円 -8円

※1ドル106円として計算しています。

一見、iFOREXのTRY/JPY(買)やZAR/JPY(買)、BIG BOSSのCAD/JPY(買)、AUD/JPY(買)、NZD/JPY(買)、EUR/USD(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントでは大きなマイナスになるので注意しましょう。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、iFOREXとBIG BOSS共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

iFOREXとBIG BOSSを取引ツールで比較

iFOREXとBIG BOSSの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS iFOREX BIG BOSS
MT4 ダウンロード:Windows・Mac ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×
FXnet View ダウンロード:Windows・Mac × ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×
BigBoss QuickOrder ダウンロード:Windows・Mac × ×
ブラウザ:Webトレーダー × ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×

iFOREXは「FXnet View」という取引プラットフォームのみ利用可能ですが、BIG BOSSで利用できる取引プラットフォームは「MT4」と「BigBoss QuickOrder」になります。FXnet ViewとBigBoss QuickOrderは、初心者でも使いやすい独自ツールとして評判です。ただし、自動売買(EA)に対応していないことがデメリットになるため、自分が使いやすい海外FX業者を選びましょう。

MT4の取引ツール

MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

FXnet Viewの取引ツール

iFOREXの独自ツールであるFXnet Viewは、MT4と基本的な機能は変わらないと言われています。ただし、カスタムインジケータの追加や自動売買ツールなどの対応はしていません。チャート表示のカスタマイズはMT4やMT5に大きく劣るため、中上級者のトレーダーには不向きと言えます。

★FXnet Traderの特徴

  • Webブラウザで利用可能
  • ワンクリック注文OK
  • 取引チャート(ボリンジャーバンド・EMA・MACD・RSIなど)
  • 取引レポートの取得
  • 裁量トレード向き
  • 日本語対応OK

iFOREXとBIG BOSSを信頼性やサポート体制で比較

最後に、iFOREXとBIG BOSSの安全性や信頼性で比較してみましょう。

iFOREX BIG BOSS
法人名 Formula Investment House Ltd Big Boss Holdings Company Limited
設立 1996年 2013年
所在地 15 Nikis st., Syntagma Square,10557 Athens, Greece Vistra Corporate Services Centre, Suite 23, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Mahe, Seychelles
金融ライセンス BVI FSC(英領バージン諸島金融サービス委員会)ライセンス番号:SIBA/1/13/1060

★iFOREXグループの取得済み金融ライセンス

  • キプロス証券取引委員会
  • イギリス金融行動監視機
  • ハンガリー国立銀行
SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:380 LLC 2020
資金管理 Mizrahi Tefahot Bankで分別管理 分別管理
資本金 14,922,898ドル(約16億) 非公開
従業員数 330名(支社含む) 200名以上
特徴 運営歴20年以上の老舗FX業者 自社の仮想通貨取引所「CRYPTOS」を運営

運営歴の長さ

運営歴20年以上のiFOREXは、2010年のギリシャ危機に耐えた実績があります。一方のBIG BOSSは、自社の仮想通貨取引所「CRYPTOS」を運営していることからも仮想通貨に力を入れています。運営歴で選ぶならiFOREXの方が圧倒的に有利と言えます。

金融ライセンスの取得

iFOREXは英領バージン諸島金融サービス委員会の金融ライセンス、BIG BOSSはセントビンセント及びグレナディーンの金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスなので、自身の取引スタイルを考えて取引口座を選ぶようにしましょう。

分別管理と信託保全の有無

iFOREXとBIG BOSSでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。両者共に会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はないため、それを理解した上で利用するようにしましょう。

ロスカット水準の違い

iFOREXでは、証拠金維持率が0%になるまでロスカットされないので、資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。一方のBIG BOSSは、証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。

★ロスカット水準とは?

ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。

ゼロカットの有無

iFOREXとBIG BOSSの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、iFOREXとBIG BOSSがマイナス分を負担してくれるので、国内FXのように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

ただし、BIG BOSSの場合、以下条件ではゼロカットが適用されないケースもあるので注意が必要です。

★ゼロカットが適用されない3つの条件

  • 2つの口座で両建取引を行った場合
  • 指標発表時や市場の変動が激しい時間帯を狙った取引
  • BIG BOSSが不正な取引として判断した場合

※CRYPTOS口座はゼロカットが適用されません。

BIG BOSSは、FX業者の仲介を通さないNDD方式を採用していますが、指標発表時帯を狙った取引を禁止しているため、DD方式(トレーダーの売買注文がFX業者の仲介を通して市場に注文される方法)という噂もあります。

便利機能や学習機能の種類

iFOREX BIG BOSS
  • 最新の市場動向
  • 世界市場の分析
  • 経済指標カレンダー
  • チュートリアル・ガイド
なし

iFOREXでは、初心者に合わせたマンツーマンレッスンの学習コンテンツが充実しています。一方のBIG BOSSは、便利ツールは一切ないので注意しましょう。

日本語サポートの対応力

日本語サポート iFOREX BIG BOSS
公式サイト
電話 +30-210-374-2583

平日午後1:00〜午後9:00

×
ライブチャット 平日午後2:30〜深夜4:00 平日午前10:00〜深夜00:00
メールサポート 平日24時間 平日午前10:00〜深夜00:00
日本人スタッフ

iFOREXとBIG BOSSでは、日本語でのお問い合わせが可能です。どちらも優秀な日本語対応を行なっていますが、iFOREXは困ったときも電話相談ができるので便利かもしれませんね。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求には注意が必要です。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
iFOREX 国内銀行送金 無料 1万円 2営業日以内
海外銀行送金 無料 1万円 3~4営業日
VISAカード 無料 1万円 即時
Masterカード 無料 1万円 即時
Dinersカード 無料 1万円 即時
bitwallet 無料(※1) 1万円 即時
BIG BOSS 国内銀行送金 無料(※2) 下限なし 1営業日
海外銀行送金 無料 下限なし 2~5営業日
VISAカード 無料 5万円 即時
JCBカード 無料 5万円 即時
Masterカード 無料 5万円 即時
bitwallet 無料(※1) 1万円 即時
BXONE 無料(※1) 5,000円 即時
BTC 無料 下限なし 2営業日

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

(※2)入金額5万円未満の場合、入金手数料1,000円がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
iFOREX 海外銀行送金 無料(※1) 指定なし 2~7営業日
VISAカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
Masterカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
Dinersカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
bitwallet 無料(※2) 指定なし 2~5営業日
BIG BOSS 国内銀行送金 2,000円 制限なし 2~5営業日
bitwallet 無料(※2) 制限なし 1~5営業日
BXONE 無料(※2) 制限なし 1~5営業日
BTC(CRYPTOS口座のみ) BTC口座:0.002BTC

※仮想通貨によって手数料は異なります。

制限なし 1~2営業日

(※1)10万円以上の出金の場合、月3回まで出金手数料が無料です。10万円以下の場合は、出金手数料2,000円+別途手数料2,500円以上のリフティングチャージが発生します。

(※2)オンラインウォレットから出金手数料がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

入金方法として、iFOREXは6種類、BIG BOSSは8種類あります。出金方法の場合は、iFOREXなら5種類、BIG BOSSは4種類の中から選ぶことができます。

注意点としてiFOREXから10万円以下を銀行口座へ出金する場合は、手数料2,000円+別途手数料2,500円以上のリフティングチャージが発生します。一方、BIG BOSSの国内銀行送金では、5万円以下の入金手数料として1,000円、出金手数料には2,000円がかかります。あなたにとって取引しやすい海外FX業者を選びましょう。

iFOREXをおすすめする方

★iFOREXがおすすめの人

  • 様々な銘柄でトレードしたい
  • 低スプレッドを重視している
  • 裁量取引のデイトレードやスイングトレードをしたい
  • ギリギリまで取引したい(ロスカット水準0%)
  • 独自ツールのFXnet Viewを使いたい
  • 質の高い日本語サポートを受けたい

750種類以上の銘柄を取り揃えるiFOREXは、裁量取引したいデイトレーダーやスイングトレーダーにおすすめします。ボーナスを使ってトレードできるメリットに加えて、ロスカット水準0%ということから資金ギリギリまで一発逆転するチャンスがあります。

BIG BOSSをおすすめする方

★BIG BOSSがおすすめの人

  • ハイレバレッジで取引したい
  • BigBoss QuickOrderを使いたい
  • BigBossポイントを貯めたい

BIG BOSSは、最大1,111倍という高いレバレッジで取引したいトレーダーにおすすめします。特に、スタンダード口座なら「ボーナス対象」「取引手数料無料」という好条件で取引できるので、大きな利益を獲得する可能性があります。

まとめ

海外FX業者のiFOREXとBIG BOSSについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

iFOREX BIG BOSS
安全性・信頼性 △(DD方式)
最大レバレッジ ×
取扱銘柄 ◎(業界トップクラス)
スプレッド重視 △(海外FX業界内の平均クラス)
スワップポイント重視 × ×
取引ツール ×(独自ツールのみ)
ボーナス重視
少額投資 △(最低入金額がやや高い) △(カードの最低入金額が高い)
日本語サポート重視 ◎(電話対応あり)

総合的に見て勝者はiFOREXと言えます。最大レバレッジだけを見るとBIG BOSSの方が有利ですが、銘柄の種類や取引コスト、ボーナスを比較するとiFOREXの方が優秀です。iFOREXは口座残高ギリギリまで取引したい初級者向き、BIG BOSSはレバレッジを最大限に活かしたいトレーダーに適しています。どちらも注目を集めている海外FX業社なので、あなたの取引スタイルに合わせて選ぶことが大切ですよ。

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