【2024年最新版】TRADEVIEWとEXNESSを8つの項目で比較!

TRADEVIEWとEXNESSの比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのTRADEVIEWとEXNESSの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

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TRADEVIEWとEXNESSを基本スペックで比較

TRADEVIEWとEXNESSの基本的なスペックを比べてみます。

TRADEVIEW EXNESS
運営会社 Tradeview Ltd E​xness (SC) Ltd
設立 2004年 2008年
金融庁ライセンス ケイマン諸島金融庁 セーシェル金融庁
資金管理 Banco Santander S.A.で分別管理 分別管理
口座の方式 NDD(STP・ECN) NDD(STP・ECN)
口座の種類
  • X leverage口座
  • ILC口座(MT4・MT5)
  • ILC口座(cTrader)
  • ILC口座(Currenex)
  • スタンダード口座
  • ロースプレッド口座
  • ゼロ口座
  • プロ口座
最小ロット数
  • X leverage口座:0.01ロット=1,000通貨
  • それ以外の口座:0.1ロット=10,000通貨
0.01ロット=1,000通貨
最大ロット数 無制限
  • 200ロット:午後4:00~午前5:59(冬時間は午後5:00~午前6:59)
  • 20ロット:午前6:00~午前3:59(冬時間は午後7:00~午前4:59)
最大レバレッジ 200倍(X leverage口座は500倍)
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
ドル円の平均スプレッド
  • X leverage口座:1.8pips
  • ILC口座:0.6pips
  • スタンダード口座:1.1pips
  • ロースプレッド口座:0.1pips
  • ゼロ口座:0.1pips
  • プロ口座:0.7pips
取引手数料
  • X leverage口座:無料
  • ILC口座:1ロット取引毎に片道2.5ドル
  • ロースプレッド口座:1ロット取引毎に片道3.5ドル
  • ゼロ口座:1ロット取引毎に片道0.1ドル〜
  • それ以外の口座:無料
ボーナス なし なし
スキャルピング 可能 可能
自動売買 可能 可能
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし

※3カ月間取引がなかった場合、月額50ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

なし
ゼロカット あり あり
ロスカット水準 100% 0%
マージンコール水準 なし
  • スタンダード口座:60%
  • それ以外の口座:30%
プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
  • cTrader
  • Currenex
  • MT4
  • MT5
最低入金額
  • X leverage口座:100ドル
  • ILC口座:1,000ドル
  • スタンダード口座:1ドル
  • それ以外の口座:1,000ドル
FX通貨ペア 61種類 98種類
他の金融商品 株式指数:10種類、貴金属:5種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:5種類 株式指数:10種類、貴金属:10種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:35種類、株式:88種類
入金方法 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、uphold 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、WebMoney、PerfectMoney、仮想通貨
出金方法 海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、uphold 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、WebMoney、PerfectMoney、仮想通貨
法人口座 あり あり
最大口座数 5口座 128口座

TRADEVIEWは、低いスプレッドと豊富な取引ツールが利用できることで注目を集めています。一方のEXNESSは、高いレバレッジで狭いスプレッドを求めるトレーダーから絶賛されています。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

TRADEVIEWとEXNESSをメリット・デメリットで比較

TRADEVIEWとEXNESSのメリット・デメリットを比較していきます。

TRADEVIEWのメリット・デメリット

★メリット

  • とても狭いスプレッド
  • MT4・MT5・cTrader・Currenexを利用できる
  • 信託保全により最大35,000ドルまで保証
  • サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • 最大レバレッジが500倍と低い(ILC口座は200倍)
  • ILC口座の最低入金額が1,000ドルと高い
  • ILC口座の取引手数料が1ロットあたり片道2.5ドルかかる
  • ロスカット水準が100%と高い
  • ボーナスがない
  • 日本語公式サイトの情報量が少ない

海外FX業界内でも狭いスプレットや取引ツールの多さなどの取引環境を求めるなら、経験豊富な中上級者に人気のあるTRADEVIEWをおすすめします。ただし、ILC口座の最低入金額が1,000ドルとハードルが高く、ボーナスやキャンペーンも一切ないことから自己資金で取引することになります。

EXNESSのメリット・デメリット

★メリット

  • 無制限レバレッジで取引できる(MT5は2,000倍)
  • 狭いスプレッド
  • 様々な銘柄が取引できる
  • ロスカット水準は0%
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の最低入金額が1,000ドルと高い
  • ロースプレッド口座の取引手数料が1ロットあたり片道3.5ドルかかる
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道0.1ドル〜かかる
  • ボーナスがない

海外FX業界内で最も高いレバレッジと、低いスプレッドで取引するならEXNESSをおすすめします。日本語サポートも質が高く、安心して利用できるでしょう。ボーナスなしというデメリットはありますが、取引スタイルに合わせて4つの口座タイプが選ぶことができます。

TRADEVIEWとEXNESSを最大レバレッジで比較

TRADEVIEWとEXNESSの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

TRADEVIEWとEXNESSの最大レバレッジを比較していきます。

TRADEVIEW
X Leverage口座 ILC口座
最大レバレッジ 500倍 200倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 0.1ロット=10,000通貨
最低必要証拠金 220円 5,500円
最低入金額 100ドル 1,000ドル
EXNESS
スタンダード口座 ロースプレッド口座 ゼロ口座 プロ口座
最大レバレッジ
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
  • MT4:無制限(実質21億倍)
  • MT5:2,000倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
  • MT4:0円
  • MT5:55円
最低入金額 1ドル 1,000ドル 1,000ドル 1,000ドル

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

★EXNESSの無制限レバレッジで取引する条件

  • 5ロット以上の取引を行う
  • 10回以上の決済を行う
  • 口座残高1,000ドル未満
  • MT4を利用した取引

最大レバレッジを比べるとTRADEVIEWは500倍、EXNESSは無制限(MT5は2,000倍)となり、EXNESSの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはEXNESSのスタンダード口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の0円ですが、最も大きな資金が必要になるのはTRADEVIEWのILC口座の5,500円です。2社の口座を比較すると必要証拠金に大きな差があり、レバレッジだけを見るとEXNESSの方が有利ですね。

レバレッジ制限

続いて、TRADEVIEWとEXNESSのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★TRADEVIEWのレバレッジ制限

口座資金 X Leverage口座 ILC口座
100,000ドル以下 500倍 200倍
100,000ドル以上 具体的な倍率は非公開 具体的な倍率は非公開

★EXNESSのレバレッジ制限

口座資金 最大レバレッジ
999ドル以下 無制限(実質21億倍)
1,000ドル〜4,999ドル 2,000倍
5,000ドル〜29,999ドル 1,000倍
30,000ドル以上 500倍

※土日・祝日は、最大レバレッジが200倍に制限されます。

※経済ニュース・指標発表時前後は最大レバレッジが200倍に制限されます。

※決算報告発表日は、株式の最大レバレッジが5倍に制限されます。

TRADEVIEWとEXNESSは、口座残高によって最大レバレッジが変わります。30,000ドルを超えるとEXNESSは500倍に制限されますが、TRADEVIEWの場合は具体的な倍率は公開されていないため注意が必要です。

TRADEVIEWとEXNESSを取扱銘柄で比較

TRADEVIEWとEXNESSの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 TRADEVIEW EXNESS
FX通貨 61銘柄 98銘柄
貴金属 5銘柄 10銘柄
エネルギー 3銘柄 2銘柄
株式 なし 88銘柄
株式指数 10銘柄 10銘柄
仮想通貨 5銘柄 35銘柄

銘柄を比べると、TRADEVIEWよりもEXNESSの方が圧倒的に幅広い取引に対応していることがわかります。エネルギーや株式指数などにそれほど大差はありませんが、FX通貨や金属、株式、仮想通貨はEXNESSの方が断然有利です。銘柄数を重視するなら様々な種類を取り揃えるEXNESSを選んでおいて間違いありませんね。

TRADEVIEWとEXNESSをスプレッドで比較

TRADEVIEWとEXNESSのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。

STP口座

TRADEVIEWとEXNESSの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。

通貨ペア TRADEVIEW EXNESS
X leverage口座 スタンダード口座
USD/JPY 1.8pips 1.1pips
EUR/JPY 1.9pips 1.9pips
GBP/JPY 2.3pips 2.0pips
AUD/JPY 2.6pips 1.3pips
EUR/USD 1.7pips 1.0pips
GBP/USD 2.0pips 1.5pips

2社の口座を比較すると、TRADEVIEWよりEXNESSの方が平均スプレッドは狭くなっています。EXNESSのスタンダード口座は海外FX業者の中でも狭いスプレッドとして評判ですが、TRADEVIEWのX leverage口座はやや広いと言われています。

ECN口座

続いて、TRADEVIEWのILC口座と、EXNESSのロースプレッド口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、TRADEVIEWは1ロットあたり片道2.5ドル、EXNESSは1ロットあたり片道3.5ドルかかります。

通貨ペア TRADEVIEW EXNESS
ILC口座 ※1 ロースプレッド口座 ※2
USD/JPY 0.6pips 0.8pips
EUR/JPY 0.8pips 1.2pips
GBP/JPY 1.0pips 1.2pips
AUD/JPY 0.8pips 0.9pips
EUR/USD 0.5pips 0.7pips
GBP/USD 0.7pips 0.8pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.5pipsを合算したpips

※2…1ロットあたり往復手数料0.7pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア TRADEVIEW EXNESS
ILC口座 ロースプレッド口座
USD/JPY 650円 870円
EUR/JPY 850円 1,270円
GBP/JPY 1,050円 1,270円
AUD/JPY 850円 970円
EUR/USD 550円 770円
GBP/USD 770円 880円

※ILC口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料5ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+5ドル=10,000pips+5ドル=100円+550円=650円
  • ユーロドルの場合:0.0pips×10万通貨+5ドル=5ドル=550円

※ロースプレッド口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料7ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+7ドル=10,000pips+7ドル=100円+770円=870円
  • ユーロドルの場合:0.0pips×10万通貨+7ドル=7ドル=770円

上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。EXNESSの取引手数料が高めなことから、トータルコストが安いTRADEVIEWの方が優秀と言えますね。

TRADEVIEWとEXNESSをスワップポイントで比較

TRADEVIEWとEXNESSの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 TRADEVIEW EXNESS
USD/JPY -19円 -42円 -4円 -34円
EUR/JPY -37円 -14円 -28円 -5円
CAD/JPY -9円 -25円 -4円 -16円
AUD/JPY -9円 -23円 -4円 -17円
CHF/JPY -41円 -4円 -35円 6円
GBP/JPY -36円 -56円 -7円 -25円
NZD/JPY -4円 -26円 -19円 -64円
EUR/USD -49円 -12円 -41円 12円
TRY/JPY
ZAR/JPY 3円 -96円

※1ドル106円として計算しています。

一見、EXNESSのZAR/JPY(買)とCHF/JPY(売)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のスワップポイントがマイナスになるので注意が必要です。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、TRADEVIEWとEXNESS共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

TRADEVIEWとEXNESSを取引ツールで比較

TRADEVIEWとEXNESSの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS TRADEVIEW EXNESS
MT4・MT5 ダウンロード:Windows・Mac
ブラウザ:Webトレーダー
スマホ:Android・iPhone
タブレット:Android・iPad
cTrader ダウンロード:Windows・Mac ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×
Currenex ダウンロード:Windows・Mac ×
ブラウザ:Webトレーダー × ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×

TRADEVIEWは「MT4」「MT5」「cTrader」「Currenex」という4つの取引プラットフォームが利用可能ですが、一方のEXNESSでは「MT4」「MT5」のみとなります。人それぞれ利用しやすい口座タイプが異なるので、自分が使いやすい海外FX業者を選ぶようにしましょう。

MT4・MT5の取引ツール

MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

cTraderの取引ツール

cTraderは、約定スピードが速く、スキャルピングトレーダーから人気があります。インターバンク市場に直接注文するためスプレッドは狭くなるものの、その代わりとして取引手数料がかかります。cTraderの自動売買は、初心者にとって難易度が高いことがデメリットになるので注意しましょう。

★cTraderの特徴

  • 板情報:MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。(板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。)
  • 高い約定力:スピーディーな取引が可能。
  • 狭いスプレッド:0.0pipsからトレード可能。
  • 透明性の高い取引:約定拒否がない取引が可能。
  • 日本語対応:日本語表示と日本時間の設定可能。

Currenex

Currenexは、機関投資家や大口トレーダー向けの取引プラットフォームです。利用する投資家の数も少ないため、情報入手がとても難しいことがデメリットです。

TRADEVIEWとEXNESSを信頼性やサポート体制で比較

最後に、TRADEVIEWとEXNESSの安全性や信頼性を比較してみましょう。

TRADEVIEW EXNESS
法人名 Tradeview Ltd E​xness (SC) Ltd
設立 2004年

※日本人向けFXサービスの開始は2010年から

2008年
所在地 103 S Church Street. Harbou Place, 4th floor, Cayman Islands 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles
金融ライセンス CIMA(ケイマン諸島金融庁)ライセンス番号:585163 Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD025

★EXNESSグループの取得済み金融ライセンス

  • キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行
  • キプロス証券取引委員会
  • イギリス金融行動監視機
  • 英領バージン諸島金融サービス委員会
  • 南アフリカ金融業界行為監督機構
  • モーリシャス金融サービス委員会
資金管理
  • Banco Santander S.A.で分別管理
  • 信託保全
分別管理
資本金 非公開 非公開
従業員数 36名
特徴 海外FX中級者・上級者向き 海外FX中級者・上級者向き

運営歴の長さ

海外FX中級者・上級者向きのTRADEVIEWは、2010年から日本人向けFXサービスを開始しています。一方、ロシアで設立されたEXNESSは、日本だけでなく世界でも多くのトレーダーに利用されている業界最大手の海外FX業者です。両社共に運営歴での大きな差はなく、総合的に便利な方を利用しましょう。

金融ライセンスの取得

TRADEVIEWは、審査基準が厳しく、信頼性の高いケイマン諸島の金融ライセンスを取得しています。一方のEXNESSは、取得が簡単なセーシェルの金融ライセンスを保有しています。ただし、グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることからEXNESSも安心して取引できると言えそうです。

分別管理と信託保全の有無

TRADEVIEWとEXNESSでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。TRADEVIEWは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全を導入しているため、最大35,000ドルまで保証されています。

一方のEXNESSは、信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。ただし、世界四大会計事務所のDeloitte Touche Tohmatsu(デロイト・トウシュ・トーマツ)がEXNESSの財務状況を確認し、一般公開していることから企業の透明性は高いと言えます。

ロスカット水準の違い

TRADEVIEWでは、証拠金維持率が100%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のEXNESSは、証拠金維持率が0%になるまでロスカットされず、資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。

★ロスカット水準とは?

ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。

ゼロカットの有無

TRADEVIEWとEXNESSの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、TRADEVIEWとEXNESSがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

便利機能や学習機能の種類

TRADEVIEW EXNESS
なし
  • 分析ツール
  • 経済指標カレンダー
  • Web TV

EXNESSでは、Trading Centralからの市場解説やトレーディング情報をチェックすることができます。一方のTRADEVIEWは、便利なツールが一切ないので注意しましょう。

日本語サポートの対応力

日本語サポート TRADEVIEW EXNESS
公式サイト
電話 × +120409740

平日午前8:00〜午前0:00

ライブチャット 平日午前8:30~午後4:00(英語のみ) 平日午後12:00〜午後8:00
メールサポート 平日24時間 平日24時間
日本人スタッフ

TRADEVIEWとEXNESSでは、日本語でのお問い合わせが可能です。TRADEVIEW公式サイトは日本語での説明が少なく、さらにライブチャットは英語のみ対応しています。EXNESSの方が優秀な日本語対応を行なっているだけでなく、困ったときに電話相談できるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので注意しましょう。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
TRADEVIEW 国内銀行送金 無料 下限なし 1営業日
海外銀行送金 無料 下限なし 1~3営業日
VISAカード 無料 下限なし 1営業日
Masterカード 無料 下限なし 1営業日
bitwallet 無料(※1) 下限なし 1営業日
STICPAY 無料(※1) 下限なし 1営業日
uphold 無料(※1) 下限なし 1営業日
EXNESS 国内銀行送金 無料 10ドル 1営業日
VISAカード 無料 10ドル 即時
Masterカード 無料 10ドル 即時
JCBカード 無料 10ドル 即時
bitwallet 無料(※1) 10ドル 即時
STICPAY 無料(※1) 10ドル 即時
WebMoney 無料(※1) 10ドル 即時
PerfectMoney 無料(※1) 50ドル 即時
BTC 無料 10ドル 3営業日
USDT 無料 10ドル 3営業日

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
TRADEVIEW 海外銀行送金 35ドル 下限なし 1~3営業日
VISAカード 無料 下限なし 数日〜2カ月程
Masterカード 無料 下限なし 数日〜2カ月程
bitwallet 1ドル(※1) 下限なし 1営業日
STICPAY 無料(※1) 下限なし 1営業日
uphold 無料(※1) 下限なし 1営業日
EXNESS 国内銀行送金 無料 10ドル 1営業日
VISAカード 無料 3ドル 3営業日
Masterカード 無料 3ドル 3営業日
JCBカード 無料 3ドル 3営業日
bitwallet 無料(※1) 1ドル 即時
STICPAY 無料(※1) 1ドル 即時
WebMoney 無料(※1) 1ドル 即時
PerfectMoney 無料(※1) 2ドル 即時
BTC 無料 10ドル 3営業日
USDT 無料 100ドル 3営業日

(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。

入金方法としてTRADEVIEWは7種類、EXNESSなら10種類、出金方法の場合はTRADEVIEWなら6種類、EXNESSは10種類の中から選ぶことができます。

両社共に最低入金は1,000ドル(TRADEVIEWのX leverage口座は100ドル・EXNESSのスタンダード口座は1ドル)という海外FX業界内で高めの設定になるので注意が必要です。入出金の方法、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。

TRADEVIEWをおすすめする方

★TRADEVIEWがおすすめの人

  • 海外FX経験のある中上級者
  • 狭いスプレッドで取引したい
  • スキャルピングやデイトレードをしたい
  • MT4・MT5・cTrader・Currenexを使いたい
  • 信託保全があるFX業者を利用したい

TRADEVIEWの最低入金額は高額ですが、ILC口座の狭いスプレッドで取引できるというメリットから中上級者におすすめします。取引スタイルに合わせて4つの取引プラットフォームから選べるので、自分自身のトレードスタイルに合わせて利益を獲得できるはずです。

EXNESSをおすすめする方

★EXNESSがおすすめの人

  • 海外FX経験のある中上級者
  • ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
  • 狭いスプレッドで取引したい
  • 様々な銘柄を取引したい
  • ロスカット水準0%で取引したい
  • 質の高い日本語サポートを受けたい

EXNESSは狭いスプレッドとハイレバレッジを活用したいトレーダーにおすすめします。ギリギリまで取引可能なロスカット水準0%ということもあり、とても大きな利益を狙えるチャンスがあります。

まとめ

海外FX業者のTRADEVIEWとEXNESSについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

TRADEVIEW EXNESS
安全性・信頼性
最大レバレッジ ×
取扱銘柄
スプレッド重視
スワップポイント重視 × ×
取引ツール 初心者〜中上級者 初心者〜中上級者
ボーナス重視 × ×
少額投資 × ×
日本語サポート重視

総合的に見て勝者はEXNESSと言えます。安全性を見るとTRADEVIEWの方が有利ですが、最大レバレッジ、銘柄の種類、日本語サポートなどを比較するとEXNESSの方が優秀です。TRADEVIEWのILC口座には狭いスプレッドで資金力に余裕がある中上級者、EXNESSは海外FX業界の中でもトップクラスを誇る無制限レバレッジと、低レバレッジで取引したいトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。

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